畑でとれたての野菜を片っ端からカレーにした日 #カレーだいしゅき手記
京都に行ってきたので旅のことをいくつか書く。大学生ぶりに鈍行列車の旅をしたらしんどかった(鈍行列車で京都まで来た、と話したらこだま?って聞かれた。本当のローカル線の存在が見えない世界線があるようだ)。
さらには、出発してまず小田原駅でハンドパンを網棚に忘れ、すぐ見つかったが駅員に半笑いで対応された。
ハンドパンというのはUFOのような形をした楽器でステンレス素材でできている。叩くと思わず瞑想をしたくなるような透き通った音が鳴る。なんでも3つの音が同時に鳴っているらしく、赤子や幻覚剤をキメた人が聞くとちゃんと3音聴こえるんだって。子供ってやっぱキマってるんだな。
これを亀の甲羅のように背負いながらずっと移動していたのだが、大きすぎて人とすれ違うのが難しい。無意識に遠ざけようとしているのか、旅の始まりに網棚に忘れ、東京に帰り着いて朝食を食べたときにも店に忘れてきた。そんなんでええんか。
京都は一日で行くのは遠いので小泉の祖父母の家に一泊させてもらい、畑で野菜を収穫して片っ端からカレーにした。
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