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セブ島語学学校の裏。もうさ、裏切りだらけじゃん(笑)。その奥の本当の問題はこれだ!

こんにちは!フィリピン留学情報センターです!

フィリピンでは、4月6日よりホーリーウィークと呼ばれている長期のお休みが始まります。スーパーもクローズしたり、もちろん、銀行などもクローズしたりと、事前に色々な準備が必要です。

私は、どんな予定で過ごすのかと言いますと、7日からマニラへ行きまして1泊、そして、8日より海外へ出る予定でスケジュールを組んでいます。正直、コロナ後初の海外で緊張してるんです。

どこへ行くのかと言いますと秘密なんですが、日本では無いんですよね。本当には日本へ行きたいというのはあるのですが、その前に、営業ツールを作る必要がありましてですね、日本ではない場所へ行く事になります。

さて、今日のトピックは、セブ島の語学学校の裏側ですね。留学生の方は知る由もないですし、知ったところでどう感じるかは人それぞれ。でも、現地に住んでいて、留学エージェントという仕事をしている以上、私はどうしてもこの状況を考えながら色々とお客様へ紹介をするプランを練る必要があるんです。

良くね、語学学校の紹介などで、先生の質が良いとか、言ってる記事を目にしますが、私からすると本当に調べてるのか??本当にフィリピンの現実を知っているのか??と思ったりもします。セールストークとしては必要なんでしょうけどもね。。。

さて本題へ戻ります。

セブ島にある某語学学校の方と話す機会がございましてね、その際にこんなやり取りがありました。

学校スタッフ:〇〇学校へは訪問しますか?

私:そうですね、視察予定スケジュールに入ってます。

学校スタッフ:そうですか。

私:何か問題でも?

学校スタッフ:実は、〇〇学校さんへ某国マネージャーが勤務することになりまして、そして何名かの先生も一緒について行くことになり、今、色々と学校内で考えているんですよ。

という内容。簡潔に書いてます。

つまりは何が言いたいのかと言いますと引き抜きにあっている(引き抜きにあった)という事です。

これね、コロナの前からよくある問題でしたが、業界では良くないとされています。というのも、セブ島には語学学校協会がありまして、色々と加盟校メンバー同士で今後の方針などを話し合い、一丸となって頑張っていこう!という話し合いな訳です。

加盟していなければ、この様な引き抜きはまあ、仕方ないかな、、、なんて思うところもありますが、今回は加盟学校同士の中で起こってるんですよね。

となると、まあ、一丸となって頑張っていこう!と言いつつも、実際には、まあ裏切りと言っていいのか分かりませんが、足の引っ張り合いみたいなことが起こっている訳です。

そんなことしなくてもな~なんて私個人は思います。自分自身(自社)で頑張って探せばいいだけじゃんという感じですよね。そして、もうその双方の学校間では信頼が無くなる訳ですよ。残念ながらね。

で、ここから更に奥深い話になるのですが、先生の引き抜きがなぜ起こるのか、それは簡単に言いますと良い人材が集まらないという事なんです。地方都市では特にそうです。ちなみにセブも地方都市です。

何故、語学学校にはいい人材が集まらないのかと言えば一言で言いますと給料が安いという事。これに尽きるんです。その為、新しく採用をすると英語をしっかりと話せないような方が集まったりし、採用ができないという事なんですよね。

その為、実際に経験がある、既に語学学校で働いている先生を引き抜くのが一番いいという事になる訳です。

ここでの注意は、地方都市の語学学校は既にフィリピンの物価に対応できる給料を支払う事が難しいという事なんです。優秀な人材はもっと給料が高い会社で働いたり、そして、首都マニラで働いたり、海外へ行ったりします。

中々、優秀な先生というのは地方都市では難しいという事を意味するんですよね。

これを改善するには以下の方法しかないと思っています。
・先生の給料を上げる ⇒ 授業料の値上げ
⇒お客様への負担増

・語学学校が留学エージェントへ支払う紹介料を減らす
⇒お客様への負担は無し

どちらかですね。でも、2番目の方は、語学学校も難しいんです。紹介料を下げるとなれば留学エージェントがお客様を紹介しないのでは?となるのです。そう、つまりは留学エージェントは紹介料の高い学校へ送客しているという事も1つの事実としてはあると思います。

ここは学校の悩むところであり、物価上昇のフィリピンで生き残っていくための方針を考える1つの大事な局面になっているのかもしれませんね。

同じ業界同士、そしてメンバー同士での足の引っ張り合いは避けてほしいですよね。

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