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くるりのドラマーのこと

noteで最初にアップしようとしていたが第二弾になってしまったこのこと。
くるりの繰り出される音楽が好きだ。アルバムによっていろいろ趣向が変わり、いつもいい意味で期待を裏切るようにも思えるが、一貫して思うのは岸田繁氏の創り出す曲達がいつもワクワクする作品であること。
メンバーも岸田さん佐藤さん以外はくるくると変わる。でもバックメンバーはくるりの音の世界をいつも軽やかに、しっかりとサポートしてくれている。

その中で自分が気になっているのはドラマーである。オリジナルメンバーだった森さんが脱退後、正式なドラマーとなったのはクリストファー・マグワイア一人で、その他の作品では様々なサポートドラマーが叩いている。
その中で同じ曲でありながらVer.の異なるものに次の2作品がある。
・HOW TO GO(クリストファー・マグワイア/クリフ・アーモンド)
・その線は水平線(屋敷豪太/クリフ・アーモンド)
いずれもクリフ・アーモンドが叩いているVer.があるが、他のドラマーで別 Ver.を作っている。
クリフ・アーモンドのドラムはテクニックが凄く、同期物もしっかり合わせてくる正確なリズムを刻む印象がある。一方でクリストファーや屋敷豪太のそれはグルーヴ感があり、音にワビサビ、温かみがある気がする。なので同じ曲でもそのサウンドが全然違って聴こえるのだ(ドラム以外のアレンジも違うが)

この二曲がどうしてドラマーの違うVer.を作ったのか、その過程を知りたいものだ。想像ではあるが、Liveで演奏するときの再現を考えて作ったのかなとも思える。クリストファーや屋敷豪太を迎えたLive、願わくば聴いてみたいものである。

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