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【FC東京】2022年プレビュー

2022年の東京が始動します。
今年も国頭村と糸満のキャンプですね。
監督が変わってもここは変わらないんやなー。


あけましておめでとうございます。ふぁいです。
今年も、もとい今シーズンもよろしくお願い致します。

去年の全選手レビュー
たくさんの反応ありがとうございました!
味を占めていこうと思います。
読んでない方はお暇だったら是非。


今季からmixiに経営権が移り、新監督を迎え、変革の時を迎えています。
フォーメーションは変わらないと思いますが、戦術はまるっと変わります。
というわけで今回は、新監督と新加入選手の特徴と展望、各ポジションの序列を予想していこうと思います。

まずは新監督から。

1. 新監督

アルベル・プッチ・オルトネダ(Albert Puig Ortoneda)

from: アルビレックス新潟

まさに新体制の目玉
バルセロナの育成組織において、久保アンス・ファティ発掘したことでも有名です。
アルベルト、ではなくアルベル。

目先の勝利や一瞬の栄光が目的の監督ではなく、東京を長期的に真の優勝争いが出来るチームにすることが目標です。
なんか監督ってよりGMとか社長っぽい。


戦術はポジショナルプレー。かつ、ポゼッション
ポジショナルプレーについて、ジョゼップ・グアルディオラはこう見解を述べています。

ピッチ上のどこにボールがあるかを踏まえて、選手たちが正しいポジショニングをしていこうとする考え方。
これを実践してシステムを機能させるためには、ディシプリン(規律)と思考能力の速さが必要になる
https://number.bunshun.jp/articles/amp/829947

つまり、今あるボールの位置によって決められたポジショニングをすることで優位を取る戦術です。
攻撃においてはもちろん守備においてもこれは適用されます。
ただ、難しいので本当にこれであってるのかわからん。。。

また、ボールを持つことで相手に攻撃をさせません。
実際、データでも被攻撃回数はリーグ最少のようです。


今までの成績ですが、初年度は11位
終盤7試合は1分6敗と失速。

2年目は6位開幕13戦無敗と超スタートダッシュを決めています。なんか親近感ありますね。
しかし、またしても終盤9試合は1勝5分3敗と大失速。
こちらは本間至恩の欠場時期と重なります
得点も複数得点は愛媛戦の2点のみ。

直接的な原因かはわかりませんが、要因の一つではありそうです。
選手層とかの問題もあるのかな?


詳しくはこちら↓

インタビューも要チェック↓



2. 移籍加入選手

センターライン、かつ即戦力を獲得。
足りない部分を的確に補強していると感じています。
また若手も多く(高卒4人、大卒3人)獲得しました。
ところで、ベンゲルはどこに行ったんでしょうか?

No.24 ヤクブ・スウォビィク(Jakub Slowik)

from: ベガルタ仙台

GK王国ベガルタ仙台から来た、これまたGK王国ポーランド出身の守護神。
愛称はクバ。「クバ神」は恐れ多くて嫌らしい
特徴はセービング能力の高さ。直前でコースが変わっても物理的に届けばどんな体勢でも弾き出します。
弱点は仙台サポ曰く足元。ただ、ゴールキックが即タッチライン割るのが日常茶飯事の東京サポ的には、耐性が出来ている気がします。
本当に足元が苦手なのであれば、周りがそれをいかに助けられるかが大事になりそうです。

競争相手:なし



No.30 木本 恭生(Yasuki Kimoto)

from: 名古屋グランパス

2年前に来てくれよ(´・ω・`)
そしてごめん、キョウセイだと思ってました。
3年目のオファーが実り、ついに東京へ。
CBとボランチが出来ます。が、本人はもうボランチは嫌らしい。
特徴としては、空中戦に強く、球際も強く、ビルドアップにも長けるらしい。完璧やん。なんか欠点あんのか?

しかし、丸が負傷した名古屋において、キムミンテを補強され、そのままCBとしてのポジションは奪えませんでした。マッシモには、CBとしては信頼されていなかったようです。
まぁ普通にCBの層が薄いので、CBに入ると思います。

競争相手:エンリケ



No.50 エンリケ・トレヴィザン(Henrique Trevisan)

from: GDエストリル・プライア(ポルトガル)

昨季は大分トリニータにレンタル移籍。
天皇杯で劇的同点弾を二度演出したのは記憶に新しい。

対人空中戦に強く最後に何とかするタイプのトレビアンなCB。左利き
25歳なので割と若く、しかもJ経験者ということで期待値は割と高め。東京は直輸入苦手ですからね。
パスやフィードのイメージはあまりなし。大分サポ的にも、データ的にもそこに関してはあまり評価はされていないようです。

合流に遅れてしまうも、出場し始めてからは定着。
早くからフィットしていれば降格しなかったのでは、とも言われています。
初出場した試合で7連敗を止めています
データ的にも守備はかなり高評価なようです。

木本との競争が楽しみです。

競争相手:木本



No.39 岡庭 愁人(Shuto Okaniwa)

from: 明治大学

憧れの長友が後からやってきた。よかったね。
安心と信頼の明治産SB。
ルヴァンA湘南戦、リーグ戦H徳島戦でデビュー済。
守備は既にJ1でも何とかなりそう。攻撃に関しては未知数。僕自身トップチームの試合しか見ないので何とも。。。
サイドバックは激戦区。
先輩の帆高を超えていけるか。

競争相手:準弥



No.44 松木 玖生(Kuryu Matsuki)

from: 青森山田高校

高校サッカー界のキング
フランスのリヨンに練習参加し、直で海外の噂もあった超高校級の怪物
中学生から高校で試合出場、2年で10番、先輩にも臆せず集合をかける等、衝撃的なエピソードは数知れず。
というかエピソードが多すぎて書ききれません。。。

1年次、2年次に選手権準優勝。号泣する安斎颯馬(早稲田大)を胸に抱き慰める姿が印象的でした。
3年次にはインターハイ、プレミアEAST、選手権を制し三冠達成
2年間の雪辱を晴らしました。

特徴はキャプテンシー高い得点能力
そして何よりメンタルの強さ
また、攻守に結構動き回ります。自由に動き回っているように見えたので、新戦術で良さが消えないかちょっと心配。

宇野(町田内定)とのコンビしか見たことないので、安部と化学反応しないかなーと期待半分不安半分。

追加招集されたU-22代表カンボジア戦では初出場初得点
持っている男です。

競争相手:三田、品田



No.19 山下 敬大(Keita Yamashita)

From: サガン鳥栖

典型的なボックスストライカー浦和キラー
両足でゴールへぶち込めるワンタッチゴーラー
イケメン
特徴はやはりゴールへの嗅覚
ポストプレーに関しては賛否あるようで、鳥栖のサポーターの中でも意見が分かれているらしい。(参照 Twitter、5ch)
林大地が海外移籍してからは急激に得点ペースが悪化
8/14の浦和戦から13試合得点がありません。(林の移籍は8/8)
横にもう1人ポストプレーが出来る選手を置いてあげるといいかも?
いたっけ?ディエゴくらい?

競争相手:永井



※No.?? 寺山 翼(Tsubasa Terayama)

From: 順天堂大学

23年内定のユース卒ボランチ。
どうしてもタスクって読んでしまう。
木本が30番だったので、今年の番号は今のところ不明。
最終節H福岡戦でJ1デビュー
短い時間ながらそつなくこなしていたと思います。
ボランチらしいですがトップ下に入っていたような?

競争相手:品田

彼のみ公式非公式問わずプレー集やご本人のnoteが見つからず。。。
Twitterのアカウントを一応載せておきます。



※No.36 西堂 久俊(Hisatoshi Nishido)

From: 早稲田大学

23年内定のサイドアタッカー。
両サイドこなせるドリブラー
通称「レフティーモンスター」。
7クラブの争奪戦を制して獲得しました。
「ヒサ」って呼んでもらいたいらしい。
来季の出場機会に期待です。見てみたい。

競争相手:左 内田、安田 右 紺野


3. トップ昇格選手

U-18からの昇格選手。
ユースの試合はあまり見る機会が無いので、軽い印象です。申し訳ない。
全員175cm以下と小柄。大体タマとかと同じくらい。
紺ちゃん(161cm)よりはみんな大きいです。

No.43 梶浦 勇輝(Yuki Kajiura)

視野が広くテクニックがあるボランチ。
プレミアEASTで切磋琢磨した松木と同時入団。
松木とは真逆のプレースタイルかな?と思っています。
前の抜け出しに目ざとく反応しスルーパスを送ります。

新卒入団でソロでプレー集があるのは松木と彼のみ。
個人的にちょっと期待しています。

競争相手:品田、(寺山)



No.45 安田 虎士朗(Kojiro Yasuda)

天皇杯にも出場したドリブラー
天皇杯では左サイドハーフとして出場していました。
相手は大学生でしたが、通用はしていなかったと思います。まあ周りのサポートもあまりありませんでしたが。
手のひらを返させて欲しい。

競争相手:内田、(西堂)



No.42 野澤 零温(Leon Nozawa)

U-18のエースストライカー。
ReonではなくLeon。
拘りがあるのか、普通に綴りが違うのか、2種登録後に変更されています。
青赤通信曰く足に自信あり。シュートセンスも高そうです。

追記 まさかの一年目から相模原へ期限付き移籍が決定。
沢山試合に絡んで欲しい。


4. 前半戦各ポジション展望

新潟では4-2-3-1を採用していたっぽいので、そんな感じで。
林とカシーフは復帰後、寺山と西堂は現時点で入団した場合の想定です。
スタメンとしての想定です。

ゴールキーパー

序列予想
クバ>(林)>波多野>児玉

何か大きな事故が起こらない限りこの序列になると思います。というか、そのための補強です。
林の位置は正直分かりません。一年以上のブランクがある選手が、前年の正GKより上とは正直思えませんが、この位置にいて欲しいという願望が。。。

センターバック

序列予想
森重木本>エンリケ>岡崎>蓮川

剛、オマリ、大森が抜け木本、エンリケが加入。
森重はファーストチョイスとして、相方が木本かエンリケか。
足元の能力的には木本に軍配が上がるかな。
岡崎、蓮川はカップ戦でチャンスをつかめるか。
岡崎の安定性が増したら面白そうですが、かなり高い壁があると感じています。

右サイドバック

序列予想
帆高>準弥>岡庭

中村拓海が横浜FCに完全移籍し、人数やバリエーションは減ったものの、それでもタレント揃い
誰が出ても遜色はないように思えます。
21年は少し不安定だったものの、それでも帆高がファーストチョイスかな、と感じています。

左サイドバック

序列予想
長友>小川>(カシーフ)>帆高

長友vs小川新旧日本代表左サイドバック対決
ここを制したものがカタールW杯の切符を手にする、、、かは分かりませんがそうなったら面白い。
以前太田の牙城を崩してスタメンに定着した小川。
さらに強大な相手を越えられるか

長友が代表でキャンプ不参加、とかなったら普通に逆転しそうです。

ボランチ

序列予想
安部青木>三田>松木>品田>(寺山)>平川>梶浦

激戦区。単純に人数が多い
さらに木本が増える可能性もある。やりたくなさそうだけど。
21シーズンは安部と青木が絶対的に君臨し、3番手に甘んじていた三田。監督が変わったこのタイミングでチャンスを掴めないとなかなかしんどそう。
松木は未知数。開幕スタメンの期待がかかります。
品田、平川、梶浦のユース卒トリオは伸びしろを活かせるか

右サイドハーフ

序列予想
ディエゴ>凌磨>東>紺野>(西堂)

結構激戦区。
日本ではトップを張ることが多かったディエゴ。アルベルサッカー下ではサイドでも面白そうだなと感じています。よく分からんけど。
凌磨は山形での起用法を踏襲。
積極性の面から序列は東より上にしています。
紺野はどうしてもジョーカーの面が拭えない。波に乗ったら覚醒しそうではあります。他クラブを震いあがらせてくれ!

左サイドハーフ

序列予想
アダイウトン>内田>(西堂)>安田

理不尽のアダイウトン。
内田はこの高すぎる壁を越えられるか。
右に比べて層が薄目なので、凌磨とかはこっちに流れてくるかも。
安田は天皇杯での良くないイメージが拭えない。。。

トップ下

序列予想
レアンドロ>高萩>東>品田>(寺山)

レアンドロがかなり優勢か。
20年の加入からだんだん軟化してきたレアンドロ。
牙城を崩せるのは高萩しか居ないかなと思っています。
アベノブが抜け最年長の代になった高萩は寄る年波に打ち勝てるか。てか同い年で日本代表張ってる長友やべーな。
東はこちらが本来のポジション。本領発揮なるか。

1トップ

序列予想
山下>永井

まあ順当にいけばこうなるんじゃないかな、と。
昨季リーグ9ゴールの山下を使わない手はありません
ですが、今まで守備のタスクがかなり多かった永井。
ここで攻撃に専念させれば面白いかもしれません。
しかし、可能性にかけるよりも、より確実な山下がファーストチョイスになると思います。
2トップならディエゴが流れてくるかも。


4-2-3-1
(1/13作成)

CBとボランチの左右は適当です。
なんか長谷川健太っぽさが抜けませんね。


5. 順位予想

予想:9位

本当は1位にしたい。
しかし、上記で述べた通り、アルベル就任1年目の新潟は11位
理由は分かりませんが、恐らくは志向するサッカーの難易度の高さ
求められるのは、思考速度足元の技術個の力
まあどんな戦術でも求められますが、より高い練度で、かつひとつでも抜けると恐らく機能しません
最終ラインで出しどころがなくちんたら回して、ブチギレるおっさんとかがバクスタに出そうです。こわいね。

まあこのメンツ揃えて降格争いは現実的では無いですが、怪我人多発など不測の事態が起きるとよもやよもやかもしれません。

タイトルを目指すならばカップ戦になるでしょう。
就任1年目の100回大会はコロナの影響で出場無し。
2年目の101回大会は初戦で同カテゴリーの金沢を4-1で下し、2戦目は敗れはしたもののC大阪に2-3と肉薄しています。
一発勝負の天皇杯と、総力戦のルヴァン杯。
何が起こるかわからないのがカップ戦の魅力の一つ。

1年目ですし楽しく見守りましょう。


おわり。
これ書いてるの、実はクリスマスです。
6000字も書くならレポートとESを書け。

コーチ人事も発表され、優秀な方々が入閣しています。
トップチームだけじゃなく、アカデミーにもいい影響がありそうな気がします。安間さんおかえり。

これだけ4-2-3-1想定して、4-4-2ならともかく、3-5-2とかになったらどうしよう(´・ω・`)
まあCB足りないんですけどね。去年ならともかく。

戦術には明るくないので、シーズン中は多分なんも書かないです。
アウェイに行ったらまたなんか書きます。たぶん。


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