Daily Bias(ローソク足2本の環境認識)
φです
Xでポストした
Daily Biasに関して書いていきます
Dailyとは書いていますが
基本的にどの時間軸でも同じことがいえるため
トレードスタイルに合わせてTFを変えてやってみるといいかもしれません
注意事項として
おおよそこの法則に当てはまりますが
他の要因⇒ローソク足3本分析などの影響で
当てはまらないこともあります
TFを落とせばその分HTFの影響も受けやすくなるため
確率的には下がってきます
あくまでトレードは確率論なので
できるだけ可能性が高いものを想定して
エントリー,イグジットを行っていくことで
損小利大になっていくと思います
それではどのように分析をしていくのか
見ていきたいと思います
Daily Bias(ローソク足2本の環境認識)
まずDaily Biasとは何かというところですが
その日の目線を決定していくくらいの感じで考えておけばいいと思います
どのように読み取っていくのか
まずは任意の1本を決めていきます
![](https://assets.st-note.com/img/1726737014-2wMB8QbrnuFzSisjGU46IlaL.png?width=1200)
矢印を付けたローソク足からやっていきたいと思います
この場合まず
前のローソク足との関係を考えていきます
ここで一度読むのをストップして
自分なりに前のローソク足と
矢印のあるローソク足の関係を考えてみてください
3…
2…
1…
考えられましたか?
矢印のついたローソク足は
前のローソク足の高値も安値も超えることなく
内部で終了しています
この場合翌日はどのように考えていく必要があるのか
なぜ,最初にこのローソク足を選んだのかは理由があります
多くは法則に当てはまるということを書いたのですが
これが当てはまっていないローソク足です
この環境認識に関して重要になるのは
前のローソク足の高値,安値
見ているローソク足の終値
ここを1番重視して考えていきます
パターンがあるのでそれから見ていきます
Bias pattern
Case 1
前のローソク足の高安値を抜けたが終値は高安値を抜けずに終了
![](https://assets.st-note.com/img/1726738174-l26A3phXF71PDUY0CQzycdg5.png?width=1200)
このような形を作った時ですが
次のローソク足の動きとしては
左側の形であれば
矢印のローソク足の高値(緑ライン)は少なくとも到達もしくは超えてくる
というのが確率的に高くなります
右側であればその逆で
矢印ローソク足の安値(緑ライン)は少なくとも到達もしくは超えてくる
このように考えられるため
翌日はその押し,戻しをはかり
そこから緑ラインまでは少なくとも行きやすいと
想定できるので
そのポイントまで取っていく
というようなトレードが可能になります
あくまで確率論なので必ずそこ到達するとは限らないというと
可能性が高いのであれば
エントリーして取っていく必要があるかと思います
Case 2
![](https://assets.st-note.com/img/1726738456-VcKYimM8bhPq1Ej0rgLvlw4I.png?width=1200)
前のローソク足の高安値を実体で抜けて終値を付ける
この場合は次のローソク足は
少なくともとも緑ラインまで到達もしくは抜けてくる可能性が高い
Case1との違いは
実体で抜けているのか
緑ラインがどっちにあるのか
この2点が異なります
つまり実体抜けしているかどうかで
継続なのか
反転もしくは転換なのか
全く逆の判断になってきます
Case 3
![](https://assets.st-note.com/img/1726739021-r7uJ86ptv50dLX4GPAzEmkZD.png?width=1200)
最初に考えてもらった
高安値がどちらも抜けられず終了している状態
これに関しては翌日Biasはなし
中立として考えていくことになります
Daily BiasはRangeということになります
そのためHTFのトレンドを把握してどのように
エントリーしていくのが良いかを考えていく必要があります
例えばそれよりも前のローソク足を確認して
PDAに到達していないときに
![](https://assets.st-note.com/img/1726739330-l2JgSMxsL0R78ArKWvc1dmNy.png?width=1200)
こうなっていたら
考えるまでもなく
FVGへの戻しからエントリーしていくような形になると思います
Biasがない時は確認作業を増やして
FVGができているのか
そうでないのかなどを見ることで
精度が上がっていくと思います
基本的なパターンとしてはこの3つですが
応用パターンとして
![](https://assets.st-note.com/img/1726740477-y402ftLhmFdYiExTVQj9JZDA.png?width=1200)
このような形であったり
他にも何パターンかありますが
すべてを書いてしまうと
検証の妨げ等になってしまうため
各自検証してみてください
検証結果などDMでもらえれば
自分の見解など答えられる範囲で答えるようにしていきます
それでは最初に出した画像の続きを見ていきます
![](https://assets.st-note.com/img/1726740844-acmrLDbtoz9N5C6Fw7O23EqM.png?width=1200)
前のローソク足の高値を実体で抜けて終了しているので
翌日は上のラインに少なくとも到達するか超えてくると想定できます
どうなったでしょうか
![](https://assets.st-note.com/img/1726740936-khpSwimv9daPEGNzMTDOJR5n.png?width=1200)
想定通り高値まで来て抜けていきました
基本的にこの繰り返しですが
これに当てはまってこない状態になるときにも
ある程度法則ではないですが
そういったものもあります
こればかりは感覚値なので確実にそうとは言えないですが
確率的に1番法則に当てはまってこないのは
“ReversalやRetracementが発生した時”
この時はほとんどの場合当てはまってきません
結局のところLiquidityをある程度とりつくしているので
再度Liquidityをためる必要が出てくるからという感じで
自分の中では解釈しています
![](https://assets.st-note.com/img/1726784029-lOFrRo1vt60SMkbm9IENn4D2.png?width=1200)
一昨日と昨日のゴールドですが
一昨日がReversalになった翌日
どちらも抜けることなく終わっています
そのほかにも
実体の2倍以上ひげの長さがあったりなど
様々なものがありますが
これは検証をしてみてください
おそらくわかってくると思うのですが
そういう言ったときには
3本ローソク足の形を作っていたり
PDAに到達していたりすることが多くあります
例えばFVGを作ってくるような時に
高安値どちらも到達してこないみたいな感じです
実際Daily Biasである程度目線を作って
トレードしてはいますが
これはあくまで基礎の基礎なので
優先度は低めです
個人的な優先度は
Daily Bias<ローソク足サイクル<FVGなどの概念
Daily Biasは1日単位の小さな目線を作るのが目的
ローソク足サイクルは次にどういった形を作りやすいのかを考える目的
FVGなどの概念はエントリーやイグジットなどの目安を考えるのが目的
HTFの方がどうしても力が強いので
Weeklyが前の安値を下抜けて終値をつけている時に
Dailyで前の高値を上抜けて終値をつけた場合
Weeklyの影響もあり次のDailyが高値まで行きやすいかといわれると
そうではないということになります
結局のところちゃんと環境認識しましょうねということにはなります
そして今回書いたDaily Biasのやり方は
簡易的な環境認識です
さらに言えばどういうときに当てはまりやすいのか
当てはまりにくい流れはどういうときかというのがあります
それは検証してもらってデータを各自で取ってもらう方がいいと思います
今回はXでポストする雑談くらいの内容ですが
長くなってしまったのでnoteにしました
すべてを書いているわけではないためnoteとしては文字数も抑えて書くことができたかと思います
最後までお付き合いいただきありがとうございました