Daily Bias(ローソク足2本の環境認識)

φです

Xでポストした
Daily Biasに関して書いていきます

Dailyとは書いていますが
基本的にどの時間軸でも同じことがいえるため
トレードスタイルに合わせてTFを変えてやってみるといいかもしれません

注意事項として
おおよそこの法則に当てはまりますが
他の要因⇒ローソク足3本分析などの影響で
当てはまらないこともあります

TFを落とせばその分HTFの影響も受けやすくなるため
確率的には下がってきます

あくまでトレードは確率論なので
できるだけ可能性が高いものを想定して
エントリー,イグジットを行っていくことで
損小利大になっていくと思います

それではどのように分析をしていくのか
見ていきたいと思います



Daily Bias(ローソク足2本の環境認識)


まずDaily Biasとは何かというところですが
その日の目線を決定していくくらいの感じで考えておけばいいと思います

どのように読み取っていくのか
まずは任意の1本を決めていきます

矢印を付けたローソク足からやっていきたいと思います
この場合まず
前のローソク足との関係を考えていきます

ここで一度読むのをストップして
自分なりに前のローソク足と
矢印のあるローソク足の関係を考えてみてください

3…

2…

1…






考えられましたか?

矢印のついたローソク足は
前のローソク足の高値も安値も超えることなく
内部で終了しています
この場合翌日はどのように考えていく必要があるのか
なぜ,最初にこのローソク足を選んだのかは理由があります

多くは法則に当てはまるということを書いたのですが
これが当てはまっていないローソク足です
この環境認識に関して重要になるのは

  • 前のローソク足の高値,安値

  • 見ているローソク足の終値

ここを1番重視して考えていきます

パターンがあるのでそれから見ていきます

Bias pattern

Case 1

前のローソク足の高安値を抜けたが終値は高安値を抜けずに終了

このような形を作った時ですが
次のローソク足の動きとしては
左側の形であれば

矢印のローソク足の高値(緑ライン)は少なくとも到達もしくは超えてくる

というのが確率的に高くなります

右側であればその逆で

矢印ローソク足の安値(緑ライン)は少なくとも到達もしくは超えてくる

このように考えられるため
翌日はその押し,戻しをはかり
そこから緑ラインまでは少なくとも行きやすいと
想定できるので
そのポイントまで取っていく
というようなトレードが可能になります

あくまで確率論なので必ずそこ到達するとは限らないというと
可能性が高いのであれば
エントリーして取っていく必要があるかと思います

Case 2

前のローソク足の高安値を実体で抜けて終値を付ける

この場合は次のローソク足は

少なくともとも緑ラインまで到達もしくは抜けてくる可能性が高い

Case1との違いは
実体で抜けているのか
緑ラインがどっちにあるのか

この2点が異なります

つまり実体抜けしているかどうかで
継続なのか
反転もしくは転換なのか
全く逆の判断になってきます

Case 3

最初に考えてもらった
高安値がどちらも抜けられず終了している状態

これに関しては翌日Biasはなし
中立として考えていくことになります
Daily BiasはRangeということになります

そのためHTFのトレンドを把握してどのように
エントリーしていくのが良いかを考えていく必要があります

例えばそれよりも前のローソク足を確認して
PDAに到達していないときに

こうなっていたら
考えるまでもなく
FVGへの戻しからエントリーしていくような形になると思います
Biasがない時は確認作業を増やして
FVGができているのか
そうでないのかなどを見ることで
精度が上がっていくと思います

基本的なパターンとしてはこの3つですが
応用パターンとして

このような形であったり
他にも何パターンかありますが
すべてを書いてしまうと
検証の妨げ等になってしまうため
各自検証してみてください

検証結果などDMでもらえれば
自分の見解など答えられる範囲で答えるようにしていきます

それでは最初に出した画像の続きを見ていきます

前のローソク足の高値を実体で抜けて終了しているので
翌日は上のラインに少なくとも到達するか超えてくると想定できます
どうなったでしょうか

想定通り高値まで来て抜けていきました
基本的にこの繰り返しですが
これに当てはまってこない状態になるときにも
ある程度法則ではないですが
そういったものもあります

こればかりは感覚値なので確実にそうとは言えないですが
確率的に1番法則に当てはまってこないのは

“ReversalやRetracementが発生した時”

この時はほとんどの場合当てはまってきません
結局のところLiquidityをある程度とりつくしているので
再度Liquidityをためる必要が出てくるからという感じで
自分の中では解釈しています

一昨日と昨日のゴールドですが
一昨日がReversalになった翌日
どちらも抜けることなく終わっています

そのほかにも
実体の2倍以上ひげの長さがあったりなど
様々なものがありますが
これは検証をしてみてください

おそらくわかってくると思うのですが
そういう言ったときには
3本ローソク足の形を作っていたり
PDAに到達していたりすることが多くあります

例えばFVGを作ってくるような時に
高安値どちらも到達してこないみたいな感じです

実際Daily Biasである程度目線を作って
トレードしてはいますが
これはあくまで基礎の基礎なので
優先度は低めです
個人的な優先度は

Daily Bias<ローソク足サイクル<FVGなどの概念

  • Daily Biasは1日単位の小さな目線を作るのが目的

  • ローソク足サイクルは次にどういった形を作りやすいのかを考える目的

  • FVGなどの概念はエントリーやイグジットなどの目安を考えるのが目的

HTFの方がどうしても力が強いので
Weeklyが前の安値を下抜けて終値をつけている時
Dailyで前の高値を上抜けて終値をつけた場合
Weeklyの影響もあり次のDailyが高値まで行きやすいかといわれると
そうではないということになります

結局のところちゃんと環境認識しましょうねということにはなります

そして今回書いたDaily Biasのやり方は
簡易的な環境認識です
さらに言えばどういうときに当てはまりやすいのか
当てはまりにくい流れはどういうときかというのがあります
それは検証してもらってデータを各自で取ってもらう方がいいと思います

今回はXでポストする雑談くらいの内容ですが
長くなってしまったのでnoteにしました

すべてを書いているわけではないためnoteとしては文字数も抑えて書くことができたかと思います


最後までお付き合いいただきありがとうございました

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