フォロワー2000人記念note
φです
1000人記念noteを書いて1か月弱
とうとうフォロワーが2000人に到達しました
ありがとうございます!
今回の内容はSMC亜種と組み合わせができるような
内容にしていきたいと思っています
FVAの基準、OB、BB、MBなど慣れるまでは難しい概念になってしまうため
なかなかうまく使えないという話を聞いていたので
FVAがあった時にどのあたりから入っていくのがいいのか
自分の場合ラインがたくさんあるチャートは好まないのと
だいたいどのくらいにどの数値があるのかわかるため引きませんが
今回はこちらの内容で書いていきたいと思います
はじめに
今回も特に何もすることなく
すべての人が最初から最後まで無料で読むことができます
つまり、前回同様そのくらいの内容です
これを読んだからと言って
利益が急激にとれるようになるということはありません
そして、読むだけでは意味はありません
知ったうえで検証が必要です
完璧で究極の手法があったとします
それでも検証しないときっと利益につながらず
損失で終わってしまうと思います
前置きが長くなりましたが以下本題に入っていきたいと思います
フィボナッチの数値算出
数値に関して
※フィボナッチの説明は必要ないのと思うので割愛します
普段何気なく使っている
フィボナッチ・リトレースメント
フィボナッチ・エクスパンション
これに出てくる数値は実際どこから算出されているのか
一応これは以前にポストしたことがあるのですが
今回詳しくやっていきたいと思います
なぜ、この数値の算出をするのか
何気なく使っているよりも関係性をわかったうえで使うほうが
理論的なトレードができると思いませんか?
あくまで個人的には
どのように算出され
“数値ごとのにどんな関係があるのか”
そういったものを理解して使うほうが
より正確に使っていける気がしているから
知らなくてもいいけど何気なく使うより
関係性を知ってロジカルなトレードをしていきたくないですか?
“感情に左右されない数学的、幾何学的トレード”
自分の原点はここにあります
幾何学トレードはハーモニックパターンが有名です
その基礎になるAB=CDには何種類かの比率パターンがあります
自分はそれをブームと呼んでいます
一般的に知られているのは黄金比なので
黄金比ブームです
ここから数値の算出をしていきたいと思います
算出作業はすべて同じことをするため黄金比で行っていきます
数値の算出
![](https://assets.st-note.com/img/1725603372-n53Te8Li9cPlKWFafr6wIYO4.png)
初期設定は画像のような感じだと思います
ここから黄金比だけにすると
![](https://assets.st-note.com/img/1725603812-fTiwW60hqkU2BMxHcPgvD1n4.png)
これがGolden Ratioつまり黄金比グループです
基本となるのは0.618と1.618
まずこの組み合わせが兄弟とでも考えてください
0.618/0.618/0.618=1.618
このように2回割ってあげると算出可能です
これを逆数と言います
この対になるものはのちのち必要になるので覚えておいてください
ここからすべての数値を算出していきます
基本は0.618なのでここから算出します
まずは0.382
これは0.618の2乗なので
0.618*0.618≒0.382
このように算出します
次に0.236
これは先ほど算出した0.382を0.618に掛けます
0.618*0.382≒0.236
これにより0.618より下の数値が算出できます
次に上の数値を出していきます
0.786は0.618の平方根
つまり√0.618≒0.786
0.886は√(√0.618)なので
√0.786≒0.886
これにより1以下の数値が0.618に関係してくるものから算出できます
勘のいいひとはすでにわかるかと思いますが
1よりも上の数値は
0.618/0.618/0.618=1.618からわかるように
すべて逆数です
1.618から算出可能ですが逆数として覚えておく方が使いやすいのと
算出方法は同じなので割愛します
つまり
0.236⇔4.236≒(2.618*1.618)
0.382⇔2.618≒(1.618*1.618)
0.618⇔1.618
0.786⇔1.272≒(√1.618)
0.886⇔1.128≒(√1.272)
この対になる数値は後程説明を入れますが
ターゲットを算出するときの基準値で
超えた場合、超えない場合に必要なものになります
Golden Ratio, Silver Ratio, Platinum Ratio
Golden Ratio
フィボナッチで使われているのはすべて近似値で
1:1.618の1ではない方を使っている形です
本来は61.8:100みたいな感じですね
![](https://assets.st-note.com/img/1725604928-duAlwCTVHDLcabP7K6Xz5YeN.png)
Silver Ratio
ここからがグループ分けで出てくるものです
Silver Ratioつまり白銀比です
これは0.707グループで半値である0.5もここに属します
![](https://assets.st-note.com/img/1725605104-N8iJmhERaU9b01Zg6swCOIHA.png)
0.707の逆数は1.414
この1.414を使っている人も多くいると思います
他の数値は以下の通りです
0.707*0.707≒0.5
0.5*0.707≒0.354
0.354*0.707≒0.25
0.707⇔1.414
0.5⇔2
0.354⇔2.824
0.25⇔4
基本的に使う数値としては0.5,0.707,1.414,2,4くらいだと思います
Platinum Ratio
白金比の比率は1:1.732
おそらくあまり聞かない数値だと思いますが
今までに1.618を若干超えてるけどなんでだろうと思ったことないですか?
そういう時はだいたいこの白金比ブームで動いています
![](https://assets.st-note.com/img/1725605520-HpuQMvfAc1CRZiWarT9EOnjL.png?width=1200)
0.577の逆数が1.732
√0.577≒0.333
0.577⇔1.732
0.333⇔3
ほとんどがこの数値のみで
他に関しては近しいものがあるため使わなくてもいいかもしれません
ここまで数字を見てきてわかる人はわかると思いますが
基本平方根なんですすべて
Golden Ratioは1+√5/2
Silver Ratioは√2
Platinum Ratioは√3
Golden Ratioのみ複雑な式になりますが
他のものは普通に中学校などで勉強した平方根です
さて、ここまでは正直数学のお話でトレードとは関係ありませんが
“数学でトレードは可能です”
一時期すべて計算で出してトレードしていました
相場の角度や値幅、時間の計算まですべて数学(計算)でトレードしていました
普通にわかるようになれば利益は取れます
ここまではどのように数値を算出できるのか
どんな関係があるのかというのを書いてきました
他にも第2白銀比や青銅比などまだありますが
すでにマニアックな形になっているため
知りたい人だけDMなりなんなり下さい
白銀比などでも書いたもの以外に重要な数値はありますが
すべて同じ形で算出可能なので興味のある方は算出してみてください
これ以下がトレードに関係していくような内容です
3ST&〇〇比ブーム
3STとは何ぞやと思う方が多いと思います
3種の神器と自分の中で呼んでいるものです
これはフィボナッチを使ったときに一番基本になり
最低限目指していくと想定されるポイントのことを指し
さらに一番形としてきれいなもののことです
例はGolden Ratio,黄金比で出していきたいと思います
まずは基本3波動として考えていきます
![](https://assets.st-note.com/img/1725607469-A8S0vxDZO4MrUkbFCHnIsTJ5.png?width=1200)
よくある波の形です
順番に何が3STなのかを見ていきます
![](https://assets.st-note.com/img/1725607640-18TQUjq5HCipxfRSaOZAub9F.png?width=1200)
まずは赤〇から青〇に向けてFRを引いていきます
FRは引き方が2種あり
順当てと逆当てがあります
順当ては左から右へ
逆当ては右から左へ引いていきます
retraceを見るのは順当てです
トップからボトムまでのextensionは順当てで見ていきます
今回はretraceを見るため順当てで引いていきます
最初の波の0.618戻し
![](https://assets.st-note.com/img/1725607841-yNMLeYA5mgKPi4kVczjsrQBI.png?width=1200)
次に青〇から赤〇にFRを順当てで引いた1.618
ここがなぜ順当てなのかですが
下落した幅を把握するためです
まずこれが黄金比N計算値です
ここにチャネルラインを引きます
![](https://assets.st-note.com/img/1725607939-KgRXSl1po4hUvzybwPGxeHka.png?width=1200)
さらにピッチフォークを引いていきます
![](https://assets.st-note.com/img/1725608062-JzO0tFdpYsqT1X7BIWN83cv6.png?width=1200)
3STとは
黄金比の0.618戻しかつ押しの1.618=FE1
チャネルにきれいに収まる=時間が等しい
ピッチフォークのミドルまで伸びる=平行四辺形
この3つがそろっているパターンのことを指しています
チャネルではなくフィボナッチタイムエクステンションでも同じことです
これが黄金比グループでの3ST
Perfect AB=CDということになります
基本ここまできれいになることはありませんが理想的な形ということになります
ここで最初に書いた数値の組み合わせが出てきます
例えば0.786戻しなら1.272がN計算値で最初のターゲットになります
これが白銀比ブームだった時0.707戻しになると1.414がターゲット
白金比ブームなら0.577戻しから1.732という形で決まっています
しかし、これはすべてFEで簡単に出すことが可能です
それではなぜあんな面倒なことをしたのかというところですが
0.618戻しになった時1.618で止まらなかったとき次はどこか
逆に相場の勢いがなく1.618まで行きそうにない
1.618に行くまでに止まる可能性があるポイントはどこ
そういったときにあの面倒な組み合わせが役立ちます
今の相場で黄金比ブームが来ているのであれば
多くの場合黄金比のポイントまで行きます
白銀比ブームが来ているのであれば
多くの場合白銀比のポイントまで行きます
つまり1.618で止まらなかった⇒次の黄金比グループは2.618
途中で止まったとしても最終的に
そのあたりまで行く可能性が高そうという判断が可能です
のちのち1.618まで行くとしても
それまでに押しを作ってくるような時というのは
他のテクニカルやレジサポなども見る必要はありますが
1.128や1.272で止まっているということが多くというのは
検証結果でわかっています
Case 1
![](https://assets.st-note.com/img/1725609135-O9UFtnL8KlNusJGeVBQYR2gH.png?width=1200)
若干足りていないですが一番近いポイントは0.5
Silver Ratioなので白銀比ブーム到来の予感です
つまり・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1725609270-Me1pSsUCrIwKJyZFvVmliHOX.png?width=1200)
ということになりますよね?
さてあのビッグウエーブはどこまで伸びたでしょうか
![](https://assets.st-note.com/img/1725609348-4rSyuRLXg3J6YxmtDAaUkBTz.png?width=1200)
トップからボトムまでにFRを当てたときの2のポイントで止まりました
Silver Ratioです
一目均衡表で言えばV計算値です
同じポイントをまた違う視点で見てみます
Case 2
![](https://assets.st-note.com/img/1725609710-8pZ3RbXGLmHjNEVzUATBvF5k.png?width=1200)
この波の1.128付近まで伸びていることがわかります
Golden Ratioです
つまり黄金比ブームです
ではこの1.128まで伸びた下落幅今度どこまで伸びているでしょうか
![](https://assets.st-note.com/img/1725609631-iOL0IkB2Mny4wf7dh359Cqxg.png?width=1200)
赤〇から青〇にFRを引いてみると1.128です
つまり、相場の多くは一定のブームがあると切り替わるまでは
そのブームを継続していく可能性が高いということになります
上昇は黄金比ブーム下降は白銀比ブームみたいな
組み合わせで来ることもあるので
見極めは必要になります
ハーモニックパターンもバットやクラブなど様々なものがあります
これも白銀比バットや白金比クラブなどあるため
どこがどこまで動いているのかを把握してあげると
届かなかったとか行き過ぎているというのは減ってきます
相場は人が動かしているので
本能的にきれいな形を求めて動かしてしまいます
Liquidity Sweepしたり,FVG,FVAまで戻ったり
だいたいがきれいな形になるように作られていると思っています
フィボの機能しやすい引き方などもあったりはしますが
今回はそういった内容のものではないので書きません
SMC亜種との組み合わせ
ここからはSMC亜種との組み合わせを見ていきたいと思います
SMCではフィボのことをOTEと言っていますが
OTEの数値は0.62,0.705,0.79を使っています
さて、どこかで見たことのある数値に似てませんか?
そう、0.618,0.707,0.786をきれいな数字にしただけです
0.705は0.62と0.79の半分と書いてあった気がしますが
個人的にはただの白銀比でしょと思っている次第です
なのでOTEとか言わなくてもフィボでいいと思います
目新しく見せるための罠なので気にしないようにしましょう
トレードの基本は安く買って高く売る
ということは決まった幅があれば
その半値以下で買ったり売ったりするのがいいということなので
FVGなどの根拠とフィボを組み合わせて根拠を増やす
という使い方になりそうです
実例を見ていきたいと思います
今回はフィボがメインなのでフィボから引いていきます
![](https://assets.st-note.com/img/1725611543-lwizdOPQpR8HDJNXCFvfMy40.png?width=1200)
この時買ってもいい場所は0.5
よりも下のゾーン帯
つまりDiscount Zoneです
なぜこのポイントに引くのかはMarket Structureを勉強してください
今回は別分野のため割愛します
次にSMCで考えます
![](https://assets.st-note.com/img/1725621299-Wl9Ezmadwq0fIx6eNys7nkZg.png?width=1200)
ここに4h-FVGがあります
そして
![](https://assets.st-note.com/img/1725611744-1onJI4akKw28uPyc9HVB65hx.png?width=1200)
5m-OBかつFVAの埋めていないポイントUFVGがあります
全部乗せしてみると
![](https://assets.st-note.com/img/1725611830-Q9kdHRAJuL5XbcZvBSIzYPyF.png?width=1200)
このようになります
ここからさらに絞っていきます
0.5以下のポイントですべて重なっているのは
![](https://assets.st-note.com/img/1725611926-z17pxXR0dmb2gYN5WThqGKOP.png?width=1200)
このようになります
そうするとここでの根拠はこれだけで
フィボ0.618
4h-FVG
5mUFVG∧OB
3つ根拠があります
今回の場合ゾーン帯の下にSLを置き
FTは最初のSwing Point
![](https://assets.st-note.com/img/1725612137-cX3vVruDMYnxBL60zZS9qN2i.png?width=1200)
これでRR4超えのトレードが可能になります
ちなみに自分はこの時寝てました
エントリーするときに
フィボだけでも可能です
どんなものを使うとしても
必ず一定のルールを作ってそれに沿った形で
トレードしていかなければなりません
そのルールを作るためのツールが
フィボやSMCなどのテクニカルや概念です
今回の内容は正直すべてがトレードに直結しているかというと
そういうわけではありません
あくまで自分がトレードをするうえで知っていて
エントリーの根拠として使えるものを増やす作業をする際に使う内容です
必ず検証してデータを取り
それをもとにルールを作り
そのルールをもとにトレードしていきましょう