今回の男女共同参画計画における表現規制反対スタンス・・・山田太郎氏と福島みずほ氏は同志?
今回、山田太郎氏は男女共同参画の提言で表現規制につながりかねない問題があり、その部分の削除を求め、成功させた事を報告した。
それに対して、津田大介氏などが批判を展開した。
津田氏はこうは言っているが、これを社民党の福島みずほ氏にも言えるのだろうか?
実は民主党政権の時にも男女共同参画会議にも同じ問題があった。個人ブログで恐縮だが、民主党政権当時の男女共同参画会議の問題をわかりやすく簡潔にまとまっているのでご覧頂きたい。http://constitutionalism.jp/blog-entry-828.html
このブログでは福島みずほ氏にお願いしたいと結んでいるが、福島氏も問題に気付き、山田太郎氏と同様に表現規制につながりかねない項目は削除した。
つまり、山田太郎氏の今回の行動は、表現規制問題に一定以上の識見があれば理解出きることであり、山田太郎氏は表現規制反対派として、当然の行動を取ったというだけの話である。
もっと言えば、民主党政権当時の男女共同参画のこの提言は当時、表現規制推進が主流だった自民党政権当時に作られた物である。
山田太郎氏ら表現規制反対派の非主流派の勢力が強くなったとは言え、今の自民党も主流派は日本会議系の表現規制派で今回の男女共同参画の提言も彼らの意向が反映していたのは想像に難くはない。
つまり、山田太郎氏の今回の行動は、当時の福島みずほ氏と全く同じ図式の行動=「自民党規制派による、男女共同参画に名を借りた表現規制推進を阻止」である。
つまり、野党支持、リベラルの本来の立ち位置から考えれば同意出来る内容だったのである。
表現の自由護持の立場であれば、今回の件はひとまずは党派性から離れて、男女共同参画の内容、福島みずほ氏、山田太郎氏の各々の主張内容を検証し直すべきだろう。
(関連記事)
表現規制反対の概略1(麻生政権時の表現規制の攻防戦の記録)|鳳 明日香 #note https://note.com/phenixsaber/n/nad37b511b7dc