表現規制反対運動の図式
直近の表現規制事件からの傾向
小金井市のおちフルの件で、表現排除を要求した連中がどうもフェミ系とは別口の規制派の可能性が出てきました。
おちフルの件はこちらを参照してください。
おちフルの方は、上記記事で書いたように妙に内容が詳しい、それなりに組織立って動いているような感じでゼロ年代のPTA系や右派系の方の可能性が出てきました。(炬燵どらごんさんのツィートからの推察)
行き当たりばったりで計画性のない、ツイッター上の自称フェミとは動きが違います。
表現規制推進の図式
どういう事か?これは、90年代の特撮番組「特捜ロボ・ジャンパーソン」に当てはめると分かりやすいです。
ジャンパーソンは、90年代当時のイメージされた近未来の超科学犯罪組織と戦うというヒーローアクション作品ですが、他の作品との違いは「悪の組織が複数存在し、同時進行で戦う」という図式です。
帯刀コンツェルン
上記の画像は帯刀コンツェルンという財閥組織の総裁・帯刀龍三郎。作品内の現実世界の政財界のドン・帯刀龍三郎総裁が首領です。現実世界でいえば、経団連と竹中平蔵が悪魔合体したような組織です。
表世界の権力+首領自身がサイボーグ化の、三組織の中では最強組織です。
ネオギルド
ジャンパーソンの作品世界ではロボットが一般社会に普通に存在する世界観です。ネオギルドはそのロボットを使って、裏社会からの世界征服を企む悪の組織。
SSN(スーパーサイエンスネットワーク)
バイオテクノロジーをメインとした戦力で裏社会からの世界征服を企む組織。
表現規制における規制派の図式
ジャンパーソンは、各々の思惑で動く三組織と戦うわけですが、表現規制推進の図式も似たような構造というわけです。
表現規制の世界も、自民党内主流派の極右系が、自分の望む日本にする為、国民への人権抑圧に基づいた国家形成の一環として、表現規制推進。
PTA系も、上記と似たような理由。
伊藤和子弁護士のいるHRNは、外国のキリスト教系の思想による「性嫌悪思想」に基づいて、性的なものを排除の一環として表現規制を推進
ツイッター上の自称フェミ系は、自分の気に入らない作品を排除をフェミ思想を牽強付会的に正当化理由で利用です。
フェミニズム系規制派勢力も存在しますが、上記の自称フェミとある程度の人脈的な繋がりは伺えるものの、彼らなりの理屈に基づいて動いており、上記のTwitter上の自称フェミとは別物です。
その他、色々な表現規制推進を望む規制派勢力が複数存在します。彼らは過去から極右系と極左系が組んで、時の政権(自民党政権が多い)に働きかける等、思想の違う勢力が連衝合従も普通にしています。
表現規制反対の方針
表現規制の図式が上記である以上、「表現規制の本丸が権力であって、フェミニズムではない」と言う言い分は詭弁でしかありません。
上記のジャンパーソンでいえば、最強が帯刀コンツェルンであろうと、現在進行形で動いているのがネオギルドやスーパーサイエンスネットワークであれば、そちらに対処するしかなく、帯刀コンツェルンとの戦いに集中して、ネオギルド等の狼藉を放置して被害が拡大したら本末転倒と同じです。
現在の表現規制反対運動がTwitter上の自称フェミ中心が相手なのも上記理由です。とはいえ、Twitter上の自称フェミ以外の規制派勢力の動きが見えた以上は、そちらも警戒するしかない。それだけの話です。
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