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【ハイドランダー学会】ハイドスコッタイト(水晶機巧 × ハイドランダー)【デッキ紹介#2】

前語り

ハイドーモ (新挨拶)、ハイドランダー学会自称会長 フェヰでございます。
早くもデッキ紹介記事第2弾です。まさかこんな早くに書きたくなるとは自分でも驚いています。
新弾(SPDN)がかつてないほどのハイドランダー強化パックだったため新しく考えた3つのデッキから吟味して次に紹介するものを選定しようと思ってました。が、その中の一つが叩き台ながら公認で好成績を残し、学会に革命をもたらす展開ルートが生まれたためいち早く共有したいと思い筆を執りました。(なお最近忙しく投稿が月末まで遅くなってしまった模様)
今回は一番自信をもってご紹介できるデッキですのでこれを機にハイドランダーが広まってくれたら嬉しいです。それでは本編どうぞ。

デッキレシピ

まずは兎にも角にもデッキレシピをどうぞ

ハイド(ランダー)+好こった+ite(石)

見慣れないカードがありますね。空いた枠があったら汎用じゃなくてロマンを詰め込むんです。願いが叶う珠を7つ集める某アニメのOPでもそう言ってます。って誰が頭カラッポじゃい
今回はメインギミックの紹介もしながらいきます。勉強不足な部分もあるかもしれませんがご容赦を。

ハイドランダーから見た新規カード

・「水晶機巧―トリスタロス」

つかもうぜ!

令和のハリファイバーと云われるハイドランダー界の革命児たる最強新規。
機械族テーマで”モンスターを2体同時に特殊召喚できる”の一文を見たときは全ハイドランダー使いが一斉に歓喜しました。そう、「クリフォート・ゲニウス」でハイドランダーがサーチできるとね。
しかもテーマの動きを損なわずにサーチができるんです。まさにAmazingな革命児です。

・「水晶機巧―サルファドール」

守備力の数字好き

水晶機巧はハイドランダーにて最強”を実現させた最強新規。
墓地からでも効果を発動できるので1枚の採用で十分であり、ハイドランダーデッキとしても嬉しすぎる1枚。
しかも効果使用時の縛りが”EXから機械族しか特殊召喚できない”なのでゲニウスを出す邪魔にならないのが偉すぎます。
冷静に考えて2枚墓地肥やしって強すぎなのでこの効果を止められることが非常に多いです。なので星2チューナーを多めに用意するといいかもしれません。

・「水晶機巧―エレスケレタス」

の〇太、カ〇ジに続く謎ポーズ

その効果で夢を叶えてくれる最強新規。
テーマカードの回収と展開補助を担う何とも都合が良すぎる効果しか書いていないです。一番重要なのはこのカードが破壊されたとき”自分も蘇生できる”の一点。墓地のトリスタロスでエレスケレタスを破壊しながら星7シンクロの素材を用意 → エレスケレタスが復活 → 星7が2体揃う → 「No.62 ギャラクシースターシップトマホーク」が出る → ハイドランダー2枚目をサーチできる!!!と夢のような展開が現実になりました。
これはもう開発陣の中にハイドランダー学会員がいるのでは?

・「クリストロン インクルージョン」

デッキに7枚入れたい

最狂の最強新規
サーチ、耐性付与、蘇生。一枚に詰め込んでいい効果じゃないです。
この一枚が3枚以上になる爆アド能力のおかげで展開途中にゲニウスを用意する余裕が出てきます、本当にありがとうございます。
しかし永続魔法なので環境トップの《ライゼオル》にはめっぽう弱いのには注意しなければなりません。

・「クリストロン クラスター」

1番多く破壊するのは自分のカード

新たに追加された罠の妨害。
カードの破壊とリソースの回収を同時にするというちょっと何言ってるかわからないことが書いてあります。地味に偉いのが"「クリストロン」カードが相手の効果で除外されない"という耐性付与です。現在汎用除去として最も使われているのが「S:P リトルナイト」、このカード自体もしれっとクリストロンと書いてあるので除去されない恩恵を受けています。かつて自分も守る永続罠カードなんてあったでしょうか?
展開デッキの天敵、増Gやフワロスを貰った時の最低限の妨害になります。


ここまでの新規の情報でいかにハイドランダーデッキとして革命的な強化がされたか理解していただけたかと思います。
多くのデッキではテーマの動きのなかでハイドランダーをサーチする方法がなく、デッキを薄くしての不確定なドローか外付けの汎用カードギミックによる初手事故覚悟の展開に頼っていました。唯一テーマの動きをしながらハイドランダーをサーチする方法は《オルフェゴール》における「オルフェゴール クリマクス」のみで、それでもサーチまでのラグと重い制約がありました。しかし、新規水晶機巧によってテーマの強さを損なわない展開の中で自然にサーチが出来るようになったのです!
最早ハイドランダーが水晶機巧のテーマカード、否、水晶機巧がハイドランダーのテーマカードと言っても過言ではありません。

ハイドランダーから見た他の採用カード

・既存の水晶機巧たち

六星〇求だけない

水晶機巧とハイドランダーをつなげる立役者が既存のカードというのもある種運命を感じます。
下級の共通効果は①②いずれかターン1回で”①:自身を墓地から除外して固有の能力で展開補助”と”②:場のカードを破壊して水晶機巧チューナーをリクルート”の2つです。新規の展開力によって重い縛りがつく②の効果はほとんど使わなくて良くなりました。新規の罠で使ったリソースがデッキに戻るのでハイドランダーで遠慮なく墓地に落としてあげましょう。
唯一の上級「水晶機巧 サルファフナー」は相変わらず強いです。
サルファドール同様1枚で十分なのもいいですし、縛りのつかないリクルート効果なのでリンク展開の補助としても重宝します。

・「瀑征龍―タイダル」「マルチャミープルリア」

タイダルずっと右翼の部分が頭かと思ってた


最強初動のインクルージョンにつながる「水晶機巧 スモーガー」を墓地に落とすためにタイダルを採用。プルリアの採用はドミナスインパルスの制約に掛からないようにとタイダルのコストになれるのが理由です。
もしクリストロンやプルリアが被ってもタイダルで除外できるのでハイドランダーとしても嬉しい組み合わせ。
また、タイダルの墓地落としは何でも落とせるのでギミックコンボの準備もできるのが好き。(そのギミックは結果的に没になった模様)

・「聖王の波動」

プピリットパロ!!!

このデッキを組んだ理由の一つであり純構築との大きな差別化点。
ハイドランダーが闇属性、水晶機巧が水属性なので制約に掛からずにデッキが動きます。また、後に紹介するトマホークやアウローラドンのギミックは先行でしか使わないのでさほど心配なく使えます。
罠カードなのでハイドランダーの効果を邪魔しないのも好相性です。
他のゲニウス採用のデッキレシピではインパルスを入れず「セリオンズキング レギュラス」での採用がよく見られますが、ハイドランダーとしてはインパルスの方に軍配が上がると肌感覚では感じます。

ギミック用採用カード

・「幻獣機 ウォーブラン」

ハイドランダーとのイラストシナジーが高い

アウローラドンから出すと「なんだこいつぅ!?」と相手に言われるモンスター
採用理由は幻獣機内で唯一の星1チューナーだから
クラスターを活かすためクリストロンSを用意した状態でターンを渡したく、後述する基本展開でハイドランダーサーチ後の状況からクオンダムを出せる方法がこのカードとトークンによるシンクロのみでした。
S素材になった時の効果が強制効果なので強制的に展開が止まります、ハイドランダーの召喚を忘れずにしましょう。ハイドランダーを出すと場が埋まるので行動の選択肢が減るので悩ましいところ。

・「アサルトシンクロン」

インチキ効果も大概にしろ!(クリストロン新規)

特殊召喚出来る星2チューナー&アクセルシンクロンを星7にするために抜擢
トマホークの素材となる星7機械シンクロにしっくりくるやつがいなかったので搦手を探してた時に発見
サルファドールに誘発をよく撃たれるので貫通としての役割があり、スモーガー初動を考えると特殊召喚出来る点が偉いです

エクストラデッキ

本デッキで最も自由度のある部分で、自分もまだ決め切れていません。

・クリストロンSモンスター

“フェニキ”シオン→フェヰ と良く思われるが本当に偶々

やっぱみんな入れたいじゃんってことで全員採用
クラスターで戻せるのでエレスケルタス含め1枚でも意外と足ります。
後に紹介する基本展開ルートでフェニキシオンが出せるので実はアメトリクスが一番出番が少ない。

・「警衛バリケイドベルグ」「幻獣機アウローラドン」

復活のH(ハリラドン)

基本展開でハイドランダーを2枚サーチできるが、トマホークの効果を使った後にできることをいろいろ考えた結果、結局はここに行きつきました。
バリケイドは手札のクリストロンを捨てたり、墓地のインクルージョンを回収できるのでトマホークで埋まった場を開ける以外にも役割を持てます。

・「機械仕掛けの騎士」

クォーツ時計があるから実質クリストロン

めちゃくちゃ優秀な機械族汎用新規。
召喚条件に対応しているスモーガーが完全1枚初動になります。
他にもアウローラドンから出した幻獣機トークンを素材に出して、展開で使ったシトリィなどの水晶機巧下級チューナーを蘇生する仕事もあって必須級です。

・「鬼動武者」

コックピットがあるから実質クリストロン

トマホーク下敷き用の機械族星7S
後攻ではグリオンガンドでの除外除去を狙うため、戦闘による効果発動の機会がほとんどない
ハイドランダーを優先する都合「サイバー・ドラゴン・インフィニティ」が出せずニビル耐性がなくなるため入れておきたい。

・「灼銀の機竜」

碧鋼の機竜と悩む枠

機械族シンクロ枠かつ墓地バラ調整用モンスター。
主にハイドランダー+クオンで召喚して、被ったうららを除外して墓地バラを維持します。意外と少ない除去持ちの機械族シンクロなので結構召喚頻度は高め。

・「アクセル・シンクロン」「アサルトブラックフェザードラゴン」

出てよネ〇龍

トマホークの素材にする星7と相手ターンにクオンダムから出せる星10の候補として「アサルトシンクロン」と併せての採用。
アサルトシンクロンがサルファドールの墓地落とし効果を止められた時の貫通札になるので使用感はかなり良かったです。星10枠はいろいろありますが、アサルトシンクロンの効果を最大限活かすためにアサルトフェザーを試験的に採用。クリストロンSには破壊時に発動する効果があるので全破壊効果を使っても後続を確保できる点で相性がいいかなぁと妄想しています。
相手がM∀LICEならば即召喚して悪い顔しながら腕組みしましょう。

《余談 デッキ名》
宇宙 × 水晶ということで地球外鉱物から名前をとることにしました。調べた中からオーストラリアの隕石より発見された「エドスコッタイト」という鉱石がヒット。宝石の「ペリドット」も候補として最後まで残りましたがいいデッキ名が思いつかず、結果ハイドランダーを絡めた「ハイドスコッタイト」というデッキ名になりました。意外と語感が良くて好きです。

基本展開

展開に関しては既に情報が出回っているので本デッキならではのハイドランダーをサーチしながらの展開を紹介

インクルージョン1枚

最終盤面

アウローラドン、水晶機巧 クオンダム、水晶機巧 シトリィ、ハイドランダー、幻獣機トークン(星3) × 2、クリストロンクラスター
手札
ハイドランダー、インクルージョン

ハイドランダー2枚をサーチしながら次のターンの初動と捲り札を確保できる展開。
相手ターンにとれる選択肢が多く個性が出ると思います。
本構築の場合
・シトリィ + サルファドール(墓地) → ライトニングマスター
・ライトニングマスター(効果使用後) + クオンダム → フェニキシオン
・シトリィ + クオンダム + トークン → グリオンガンド
・クオンダム + トークン×2→ アサルトブラックフェザー
が主な候補です。ただ場が埋まっているのでクオンダムを先に発動しなければなりません。クオンダムがいる間はクラスターの破壊対象が2枚になるので妨害の順番を臨機応変に変えましょう。

スモーガー1枚 + 水晶機巧カード1枚

先ほどと違いクラスターをスモーガーからサーチできないので動きが変わり、エレスケルタスの効果でクラスターを回収します。騎士を先に使う都合最後にシトリィを出せず、ハイドランダーのサーチも1枚しかできない(十分)です。

トマホーク召喚以降からできることの種類がかなり多くEXに何を採用するかは個人の好みになってきます。

入れ替え候補

外付けのギミックでいろいろ面白そうなことができそうだったので軽く紹介
前章のデッキレシピで紹介したEXの入れ替え候補がメインです。

メインデッキ

・「無窮機竜 カルノール」

いつか使いたいカードNo.1

ドミナスインパルスと相性のいい機械族
効果を使わずに毎ターン特殊召喚が出来、ドミナスインパルスを手札から発動した後だとデッキに戻る効果が発動しないため素材としての活用が期待できる
肝心のこのカードを活かすカードが入りきらなかったので今回は不採用

・「鋼鉄の大魔人 ゴルゴイル」

好きな幻想魔族No.1

「水晶機巧 シトリィ」とのコンボに使うモンスターで、相手ターンに場にいるシトリィの効果で墓地のゴルゴイルを蘇生してレガーティアをシンクロ召喚。この時素材は除外されるので、レガーティアの召喚時効果にチェーンしてゴルゴイルの帰還効果が発動。モンスターの戦闘をトリガーにゴルゴイルの効果でモンスターを何でも特殊召喚できる
ゴルゴイルはタイダルやハイドランダーで落として準備すればよいので使い機会はそこそこあるとおもってたが、タイダルは誘発チェックと貫通の動きで使い、ハイドランダーは返しのターンで突然の6000打点による奇襲でゲームセットまでいくので墓地に落とす準備のタイミングがないという結果に…好きなギミックでしたがやむなく没となった

・「機械仕掛けの夜 クロックワークナイト」

絶妙にハイドランダーとのシナジーがない

新規の騎士でサーチできるようになった魔法
インクルージョンをコストにすればサーチできる
種族参照するデッキが流行ったらサイドに1枚仕込んでもいいかもしれない

EXデッキ

「相剣大公 承影」

汎用星10S枠
隣にシトリィがいる状態で出るので、任意のタイミングで妨害効果を使える
汎用性は随一でインパルスの制約が気にならない点で優秀

・「騎士皇 レガーティア」

初期案に必ず入るも毎回抜ける悲しき1枚

先述したゴルゴイルギミックからの出し先。
機械族なので水晶機巧展開中からそのまま出せるのも良き。
後攻の時にインパルスの制約で効果が発動できないことを忘れがちなので注意されたし。

・「ドラッグオンネイビー」「赤き竜」「トリシューラ」

出せたらカッコイイコンボ

相手ターンに出すシンクロの候補
ハイドランダーとクオンダムで赤き竜をS召喚し、ネイビーを対象にすることでトリシューラの特殊召喚ができる
すごいお得になれる某YouTubeチャンネルの動画で拝見してめちゃくちゃオサレだと思ったコンボ

弱点

まだまだ実戦での使用回数が少ないので、弱点とその対策を今後都度追記していきたいと思います。

・「ライゼオル・デッドネーター」
最強初動のインクルージョンが永続魔法のため発動時に破壊されたら何もできなくなってしまいます。対策として多少デッキ枚数が増えてもメインから一滴を採用しています。

・「原始生命態ニビル」
展開デッキの天敵です。機械族縛りの都合でバロネスやアポロウーサでの対策もできず、インパルス採用によって抹殺用の採用もしづらいです。
これに関しては気にしないことで対策とします。(某ためになる人リスペクト)

・「アーティファクト ロンギヌス」
M∀LICEの対策のついでで甚大な被害をこうむります。特にスモーガー初動では騎士出た瞬間終わったわとなるので初手で引かれないことと墓穴が来ることを全力で祈りましょう。

・「拮抗勝負」
先行展開でトークンを2体残す都合上拮抗勝負が弱点になってしまいます。
ライトニングマスターで対策はできますが、能動的な妨害を先に使わされてしまいます。万一ライトニングマスターの妨害が止められたら、ハイドランダーとクラスターで2体のトークンとクオンダムを破壊して一連の処理後にクオンダム効果でクリストロンチューナーを用意しましょう。

あとがき

ということで以上水晶機巧ハイドランダーのデッキ紹介でした。
ハイドランダーをサーチしながらテーマとして戦えるため回している間は今までにない満足感に満ち足りていました。「ハイドランダー最強!」の唱和にも熱が入るものです。今回のデッキ完成度は堂々の殿堂入りです、今後このデッキを超えるハイドランダーデッキは早々現れないでしょう。
「白き森 グランドマスター」の称号を取ろうと今まで頑張ってましたが、「水晶機巧 グランドマスター」をとるのが先になるやもしれません。

さて、次回のデッキ紹介は過去に組んだカジュアル寄りのデッキの中から選ぼうと思います。
デッキ完成度から考えると《ヴァルモニカ + スプリガンズ》または《ヌーベルズ + 鉄獣戦線》になりそうです。こういう時にアンケートがとれるくらい読者が増えてくれるよう今後も頑張りたいですね。
ハイドランダー学会員引き続き募集しています、XのDMにてご連絡お待ちしてます。
ではまた次の記事で。

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