ちゅんま(中国麻将)入門①ルール
ちゅんまに興味のある方、ようこそ!
国際公式ルールは何か面白そう、でもどうやって勉強すればいいかわからない・・・そんな方向けに基礎を学ぶのがこのシリーズです。
しかし注意点。このシリーズは「リーチ麻雀」のルールを知っていることを前提に話します。麻雀自体が初めてという方向けのノウハウは僕にはありません、初めての麻雀がちゅんまという方は「自分で師匠を探してください」
(面倒は投げるスタイル)
でも、本当はまったくゼロから教えられないと普及とはいえないんですけどね。誰かnoteにしてください(面倒は他人に投げるスタイル)
ちゅんまを覚える方法
①ルールの「概要」をなんとなくのレベルで掴む(1時間ほどで出来ます)
②ネットちゅんまやちゅんまアプリで実践。
③プレイして気付いた疑問点をルールで確認する。
ちゅんまに限らず、なんでも「完璧に覚えてから」と考えるひとはいつまでもプレイを楽しむことはできません。適当でいいんです、適当で。
ちゅんまは面白いので、適当にやってれば勝手にハマります。細かいルールは後で覚えましょう。
①ルールの「概要」をなんとなくのレベルで掴む
ちゅんまの概要を把握するのに一番わかりやすいのはWikipediaです。
要点はたった3つです。
日本ルールでは点数を符と飜で計算するが、中国ルールでは「点」を使う。役にはそれぞれ点数が定まっており、その単純な足し算によって計算される。
日本ルールは1飜縛りだが、中国ルールは8点縛りである。すなわち8点以上の手でなければあがれない。
フリテンはなく、8点以上あるならばいつ何であがっても構わない。食い替えも自由。
これだけ覚えれば、あとは役を覚えるだけです。
日本麻雀の2翻以上の役は和了れます。正確にいえばチャンタと混一色と対々和は8点に満たずチョンボとなるケースもありますが、混一色と対々和がチョンボになるのはかなりのレアケースです。チャンタはちょっと条件が難しいですが、狙うことも少ないので慣れてからでいいでしょう。
ちゅんま独自の役はまず以下を覚えましょう。
三色三歩高
五門斉
花竜
一色三歩高
たった4つです。簡単でしょう?ちゅんまは役が82種類あると聞いてしり込みするひとがいますが、まず覚えるのはこれだけです。あとはプレイしながら少しずつ覚えましょう。役を覚えるのが楽しいひとなら一気に覚えてもいいですが、重要なのはこの4つです。
②ネットちゅんまやちゅんまアプリで実践
Wikipediaに目を通し、ざっくり概要を掴んだらさっそく打ってみましょう。
ネットちゅんまは「闪麻2」がおすすめです。遊び方は下記のnoteにかいてありますが、段位戦が諸事情によりCPU対戦なため、他の人に迷惑がかかるとかいう心配はありません。後述するちゅんまアプリと違い、「チョンボがとられる」ので、ちゅんまの感覚を掴むのに最適です。
いちいち登録するのが面倒くさい方向けには『なんとなく中国麻将』というアプリが良いでしょう。チョンボはとられることはなく、ただ和了れない表示が出るだけです。
アプリのダウンロードすら面倒くさいという方にはブラウザでできる
「しらぎく麻雀」がいいですね。ちなみにちゅんまだけでなく、台湾麻雀やブー麻雀、アルシーアルもプレイできます。
iOSにも「Mahjong 13 tiles」というアプリがあります。
③プレイして気付いた疑問点をルールで確認する
上に書いたことを実践するだけでもちゅんまを楽しむことは出来るのですが、詳しいルールを知らなければ、ちゅんまの本当の面白さには到達できません。アプリでプレイしていて「あれ、この手8点足りてるはずなのに和了れない」というケースもあると思います。この場合、「不得相同原則」や「套算一次原則」に引っかかっている可能性があります。また、ちゅんまの最頻出役(6点以上)は三色三歩高ですが、この役、6点しかないので使いこなすには、1点役、2点役を確実に押さえる必要があります。あと82種類の役全部使って遊びたいですよね。
Wikipediaで把握できない、ちゅんまの基礎知識を押さえるには、
「いしばっしぃさん」作成の『中国麻将(国際公式ルール)の手引き』が
おすすめです。
また、『東方キャラによる中国麻将の紹介ページ(仮)』というサイトも
参考になります。
あとマニアックなルールの隅々まで知りたい場合には、
『国际《麻将竞赛规则》中英日文版』を参照してください。
正式なルールブックです。
国際公式ルールの戦術本としては
『世界チャンピオン初音舞の世界に勝つ―麻雀国際公式ルール戦術本』
があります。絶版なので古書で入手してください。
あとわからないことがあれば僕(pheebin)にTwitterで聞くか、
「Chunma Club」の誰か知り合いに聞いてください。みな親切なので、気持ち悪いくらい丁寧に教えてくれます。
ここまで実践すれば、あなたも立派な「Chunma Club」のメンバーです。Chunma Clubでネットちゅんまに興じるもよし、リアルのちゅんまを楽しむもよし、楽しいちゅんまライフを送ってください。
次回に続く