ボカロ夜話第二話「ふぃぎゅ@たっち」
こんばんは。pheebinと申します。「ボカロ夜話」と称して、ネットの海を漂うボカロ曲の名曲の数々をピックアップしていきたいと思います。
ボカロ夜話の他のエピソードは#ボカロ夜話で検索してください。
今回の紹介は「ふぃぎゅ@たっち」です。
突然ですが、2019年から「令和」の時代になりましたね!そこで是非、最初に観ていただきたい動画があります。
【初音ミク】フルボッキ教授【オリジナル触手】
・・・観ましたか?これを観て怒りを覚えた方はどうぞnoteを閉じてください。爆笑した方は続きをどうぞ。
ふぃぎゅ@たっちのボカロ初投稿は2010年10月8日、『わたし、たわし』
【初音ミク】わたし、たわし【オリジナル】
【初音ミク】嬉しいマッチョ!【オリジナル筋肉】
これらを聴いてわかるように、ふぃぎゅ@たっちの特徴は
『わたし、たわし』のような美麗な曲
『嬉しいマッチョ!』のようなかっこいいロック
つまり「曲はいいのに歌詞は酷い」というボカロ曲によくあるアレです。
ただし、その精度が高い変態と呼ぶことができます。
「曲はいいのに歌詞は酷い」はバンド活動でもぶれることがありません。
anna mirrors「揉みたい世界」
「揉みたい世界」は僕の好きなラブソングベスト3には入ります。そのくらい良い歌詞です。
ボカロ曲でいえば他にも・・・
【初音ミク】ドスコイ!明太子さん ~ズンドコ~【オリジナル食事】
タイトルからは想像できない電子ドラッグを投稿したり・・・
【初音ミク】おちんぽ大好き初音ミク音頭【オリジナル演歌】
もはや何を投稿しても「たっちさんなら仕方ない」の境地に達しています。
当時、大丈夫Pをはじめ、ヒッキーP、やまじ(現LITCHI)、ゆめぐP、アキバヲタPなど数々のボカロPと絡んでボカロで遊んだものです。何でもアリな空気がそこにはありました。
一方、「綺麗なたっちさん」も存在します。普通に良い曲を聴きたいひとはこっちを聴きましょう。でも「たっちさんなら仕方ない」です。
プレアデス
ふぃぎゅ@たっちの主な活動時期は2010~2012年の「ボカロ黄金期」
いまも活動はしてますが、あの「ボカロが熱かった時代」に、ミュージシャンズミュージシャンとして活躍していたので、あの頃の空気で、「たっちさんは次に何をやらかすのだろう」という期待感は忘れられません。
良い音楽は古くならないといいますが、いや確かに『フルボッキ教授』や『おちんぽ大好き初音ミク音頭』は今新しく聴いても良いと思うのですが、その時代にあったからこその面白さって、あると思うんですよね。それはもうリスナーだけでなくクリエイターもテンションが高く、相互に盛り上がった時期だからこそ、生まれる作品もあるということです。
それが「シーン」というものですよね。
読んでいただきありがとうございます!
次回へ続く