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流行り神
どうも、やりすぎコージーの都市伝説を見るのが好きだった男、太っちょです。
昔は怖い話が多くて楽しかったのですが、関とかいうガンギマリおじさんのせいで、ほぼ陰謀論しか取り扱わなくなってフェードアウトしました。
さて、そんな怖い話が大好きな太っちょはですね、この度、何かのセールだったので、流行り神の1.2.3のパッケージを購入しました。
いや〜半端ない怖さですねこれ。
恐怖と悲哀のバランスが絶妙で、惹き込まれます。
大まかなストーリーは、主人公の刑事が不可思議な事件に遭遇し、科学で説明できない現象を目の当たりにしながら、事件を解決に導く、というものです。
本編は全4編、スピンオフが全4編の長作です。
どのエピソードも大まかに結論が2パターンあるんですが、どっちの結論でも事件の全てに説明がつかないんですよね。それがまた都市伝説感があって好きでした。
まあ一種のパラレル要素みたいなものです。
ひとつ残念なのは、選択肢のやり直しがめんどくさすぎることですね。
フローチャート機能があるで、物語の分岐地点はわかるのですが、テキストが表示されていないので、「どの選択肢なんだよ…」状態でした。
しかもフローチャートからその分岐地点にジャンプ出来ないので、エピソードの頭からやり直して(高速スキップはありますが)、特定の選択肢まで話を進めなければ行けないのが苦痛でした。
なので、選択肢が出現したらセーブして、後でロードしてやり直す、という小技を使わないとエグいぐらい時間かかります。
幸い、というか、もしこの機能がなかったらクソゲーなんですけど、過去のセーブデータをロードしても、ゲームの進捗度は引き継がれます。
ちょっと意味わからないと思うんですけど、セーブを実行すると、システムファイルにこれまでのデータが保存されるのと同時に、スロットにセーブ地点のショートカットが作成される、というイメージです。余計わかんないですね。
つまり、過去のセーブデータをロードして、誤って最新のセーブスロットに上書きセーブしても、ゲームの進捗度が過去に遡ってしまうことはない、ということです。
正直くそめんどかったです。
選択肢がバカ多いので、スロット50個くらいつくる羽目になったんですけど、どのセーブスロットがどの分岐地点なのか見分けつかないんですよね。
2をこれからプレイするのですが、ジャンプ機能がなかったらしんどすぎる。
さて、操作面はさておき、ストーリーはかなり評価できます。
今どきのゲームのようにすべてを明らかにしてくれるわけではないので、想像の余地があって楽しいですし、事件の犯人や動機(原因)を推理するのも、普通のミステリーと違って超化学的要素があるので難しくて面白いです。
なんか既視感あるな〜と思ってゲーム進めていたんですけど、「シルバー事件」というゲームにちょっと似てるんですよね。調べたら同じメーカーで納得しました。「シルバー事件」も面白いんですが、本当に説明が少なくて内容が難しいです。
あ、そうそう、そういえばこれは友達の友達から聞いた話なんですけど……