バイクのこと
暑い日が続いています。皆さんは体調崩されていたりしませんか?
ところで、もうすっかり暑いですが、少し前、寒さが和らぎ暖かくなってきた頃には、僕はあることをとてもしたくなります。
それは、バイクに乗って出かける、ということです。
今年も春過ぎ頃に今年初めて乗ったのですが、去年の秋以来だったので、ちょっと不安に思いつつ乗っていると、すぐに思い出し、
暖かい日差しの中、加速を感じてとってもいい気持ちでした。
その時は都心の家から、とりあえずよく行くお台場に行きました。
加速してスピードを出しても、のんびりマイペースで走っても、いずれも気持ちよかったです。
ということで、今日は趣味の一つであるバイクについて書きたいと思います。
僕が初めてバイクに乗ったのは、大学1年の時に、高校からの友達で大学でモーターサイクル部に所属した友達の後ろに乗せてもらった時でした。
僕は、昔マンガ『よろしくメカドック』にはまっていて全巻持っていたこともあり、車は好きでしたが、バイクには全く興味はありませんでした。
ただ、そのバイクに初めて乗った時に、怖さは安定した走りだったので微塵もなく、むしろ加速のスムーズさ・気持ちよさに感動して、一発でバイクが好きになりました。
少し違いますが、僕はジェットコースターが好きなので、加速感がそれに近い感じがあったような気がします。
それで、もうすぐに免許を取って、お金を貯めてバイクを買おうと決心して、確かその年の冬休みに免許を取りました。
そして、さらにお金を貯め、大学2回生の時にバイクを買いました。
初めて買ったバイクは『ホーネット』というホンダの250ccの銀色のバイクで、後ろのタイヤがぶっとく、チュイーンという高いエンジン音が特徴のまあオーソドックスと思われるネイキッドのバイクでした。
教習所で乗っていたのがホンダの400ccのSUPER FOREというバイクだったのでホンダが良かったのと、友達に乗せてもらったのがバリオスというカワサキのバイクで、それにはかぶらないようにしつつ、似たようなバイクがやっぱり良かったので、ホーネットにしました。
このバイクでは色々なところに行った思い出があります。
まず、大学は京都の田舎の方にあったので、そこまで1時間程度かけて行きました。
また、3回生からはキャンパスが京都市の北の方になったので、そこまでも確か1時間半程度かけて、行きました。
僕はめっちゃスピードを出すとか、峠を攻めるとかいう方向にはあまり興味は向かず、できるだけ信号のない広〜いところでマイペースで気持ちよく走るのが好きだったので、琵琶湖の南側の湖岸道路が好きで、何回も走りに行って、ぼーっと走るのが好きでした。
それから、六甲山も瀬戸内海を見下ろしたり神戸の夜景を見たりできて好きだったのでよく行きました。
また、生駒山も大阪の夜景を見に何度か行きました。
また、大学のサークルの合宿が四国の五色台であった時には、明石海峡大橋を渡って淡路島を縦断して四国に行きました。また帰りは確か瀬戸大橋を渡って帰りました。
そして、最も遠いところとしては、東京まで行きました。
行きは高速に乗って行きました。高速では、スピードを結構出しっ放しで走れ、気持ちよかったですが、風を受けっぱなしだったので結構疲れ、サービスエリアに行くたびに寝て、1〜2時間程度してからまた次へ行く、ということをしていたので、結局12時間くらいかかった気がします。
また、帰りは高速を使わずに帰ったのですが、それはそれで信号がやはりあって結構時間がかかり、やっぱり12時間くらいかかった気がします。
でも、それもとても良い思い出です。
そのような感じで楽しんでいたのですが、僕のバイク歴は大学4年の夏に突如強制ストップになります。
そうです、事故りました。バイクは廃車になる、なかなか大きな事故でした。
場所は羽田空港で、羽田空港には地下トンネルで風がなく直線が続く箇所があり、そこでスピードを調子に乗って出していたのですが、とある直線は思ったほど距離はなく、スピードを落としきらないまま曲がりました。
ちょっと不安定な状態でカーブを抜けた先に二本の分かれ道がありました。
左に行きかけてやっぱり右に行こうとして、分かれ道の途中にあるゼブラゾーンに入ったところに銀色の突起物(バードアイ)があり、それに乗り上げました。前輪のウイーンっていう派手な空回り音を聞いた瞬間「ヤバい!」と思いました。
と同時に、その瞬間で僕の記憶は瞬断されていて、次の記憶は地面を転がっている状態の時になっています。
何度も何度も横向けに転がり続け、例えば川の堤防の斜面で横向けで転がっていて止まろうと思っても止まれないんじゃないかな、と思いますが、そのような感じで何かに引っ張られるように何度も何度も転がり、しばらく転がってやっと止まりました。
僕の止まったところから見ると、多分25mほど先にバイクが転がっていて、ゼブラゾーンのところは25mほど後ろでした。そういえば最初に左手をついたような記憶もあり、そのために左手首が折れていました。
また、両肘の下のあたりは広い範囲で擦り傷で皮が剥げていました。
フルフェイスのメットのシールドの正面のところも激しく擦った跡があり、フルフェイスじゃなかったら鼻に激しい怪我を追うところでした。
その時はリュックを背負っていましたが、東京のお土産に人形焼を買っていたのですが、かなりリュックはボロボロになり、人形焼もぺちゃんこになっていましたが、おかげで背中や胴体はあまり怪我はなくてすみ、
人形焼が身代わりになってくれたかな、と思ったりもしました。
後は、ジーパンも膝のところが破れ、膝からも血が出ていました。
靴も所々破れていました。
この事故を起こした時は、かなりの夜だったので、そこの通りに車は通りがからなかったので、後ろから踏まれたりということはありませんでした。
また、事故った時のスピードでどこかの壁にでもぶち当たっていたら、もっとやばかったと思うので、まだ転げてよかったかな、とも思います。
それで、血だらけでどうしようもないので、ひとまず自分のケータイで救急車を呼びました。ケータイは無事でした。
そうしているうちには何台か車が通った気もしますが、特に止まって話しかけてくるような人はいませんでした。
このあたりからまた記憶があまりないのですが、救急車で運ばれている時のベットがとても気持ちよかったことを覚えています。
事故ったバイクについては、確か買ったバイク屋に連絡して、パーツは使えるけど廃車と言われて、そのまま手放すことになりました。
その後は、結局両腕は擦り傷と火傷のため包帯でぐるぐる巻きにされ、足も確か骨折していたのでギブスをして、全治1〜2ヶ月くらいでした。
とまあこんなことがあったのですが、僕のバイクへの想いは消えず、バイクへの恐怖心もなく、あの事故はただ自分の未熟さのせいだったな、と反省するのみでした。
ただ、その後毎年暖かくなってくるとバイクに乗りたいと思いつつも、再度購入することはなかったのですが、数年前にやっぱりどうしてもバイクに乗りたくなり、原付バイクを買いました。
ただ、原付バイクは制限速度30キロという制限があり、かつ、二段階右折をしないといけないということもあり、逆にその制限のせいで危なかったり警察に右折のところで捕まったりしたので、原付二種のバイクを買い換え、現在に至っています。
そんな感じで、今は暖かい週末には、バイクで遠出をすることが大好きな趣味になっています。
今のお気に入りはお台場、さらに少し離れた若洲海浜公園と三峯神社です。
若洲海浜公園は都心から比較的近いけど、海が広く、すぐ近くに工場などもないので、とてもオススメです。
東京にいて、できるだけ近くでできるだけ工業地帯っぽくない海に行きたい、という方には是非行ってもらいたいと思います。
また、つい最近埼玉の山奥の三峯神社にバイクで行き、とても良かったです。長い時間山道を右に曲がったり左に曲がったりを繰り返しながら進むのですが、涼しいし運転も楽しいので一気に気に入り、2週連続で行って、また行こうと思っています。
こちらもオススメです。
今日もお読み頂きありがとうございました。
それでは、また。
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