三峯神社のこと
こんにちは。
今日は、近頃、自分的に最もお気に入りの場所、三峯神社について書きたいと思います。
僕がまず、なぜ三峯神社に行くことになったかというと、
あまりテレビを見ていない時期に、たまたまテレビをつけた時にアメトークの再放送をやっていて、
そこでEXITのりんたろーが三峯神社に行って、その後めっちゃ売れた、という話をしていたのをたまたま見たからです。
三峯神社にゆかりのある有名人は、その他に、浅田真央さんが白いお守りを持っていてすごい神社が流行ったとか、バイキングの小峠がとある番組でそこで修行をして、その年のキングオブコントで優勝したとか、特筆すべきは南海キャンディーズの山ちゃんが行っていたとか(素晴らしい奥さんとご結婚されたのは皆さんご存知と思います。。)があります。
りんたろーは前のコンビ時代からテレビで見たことはあって、それがいつのまにかめちゃくちゃ売れたし、
小峠も売れていない時代にテレビで見たことはあって引くような変人のコントをしていた記憶があったのに、キングオブコントで優勝してからは安定のお笑いタレントになっているし、ということで、
これは本当にご利益がありそう、と思いました。
さらに、調べてみると、浅田真央さんの白いお守りに関しては、
昔にどこかの神社の月一回発行されるお守りが大人気すぎて地域の道路が渋滞になりすぎる為配布を止めた、というニュースを見たことがあったのをうっすら覚えていたのですが、それがこの三峯神社のことでした。
ということで、たまたま見てこれは行って見たいと思い、三連休の1日を利用して日帰りで行くことにしました。
GoogleMapで調べると、4〜5時間かかる、ということが分かりましたが、
僕はバイクに乗ることが好きなので、たくさん乗れて嬉しいと思いました。
で、朝6時に家を出て、近所の牛丼屋で朝食を食べて、いざ出発しました。
早朝の都内の道路はとても空いていて、とても気持ちのいいものです。
日が昇りきるまでは、バイクで走っていると肌寒いくらいでした。
で、GoogleMapでざっくり地図を見ていると、
新宿から都道4号線をひたすら西へ行き、途中で都道5号線に乗り換えてまた西へ行き、
多摩湖の南のあたりで北西に右折して飯能に出て、そこから秩父、さらに三峯神社へ、
というルートでした。
ところが、朝の道路が気持ちよすぎて、都道5号線を右折するのをしばらく忘れていて、気がついたときには随分通り過ぎていました。
そこから戻っても良かったのですが、せっかくの小旅行だし、戻るのは勿体無いと思ったので、遠回りでも先に進んで瑞穂のあたりで北上して飯能に行くことにしました。
その瑞穂から飯能に行くには、それほど大きくない道を色々右折したり左折したりしながら進むので、
なんども止まって地図を見て戻って、なども繰り返しつつ、どうにか飯能にたどり着けました。
まあ、旅には想定外のことはよくあるものです。
で、飯能駅でちょっと休憩しようと思っていたのですが、飯能駅の周りにはあまり休憩できそうなところはなかったので、飲み物を買ってちょっと休憩しただけで、先に進むことにしました。
(飯能駅は電車の終点でよく見ていましたが、初めて行って見て、ああいう感じの場所、ということを初めて知りました。)
で、地図で見ると飯能駅から秩父までは、かなりぐにゃぐにゃ曲がりくねった一本道になっています。
これはちょっと気合いを入れていかないといけないな、山道だったらやばいな、と思い、気合いを入れて進みました。
ただ、結果的には、この道は綺麗に舗装されていて(当然かもですが)とても気持ちいい道でした。
ぐにゃぐにゃ曲がりくねってはいましたが、信号が少なく、また大きく左折や右折するのはバイクでの運転は楽しく、また、結構山の方なので、涼しくもあったので、かなり快適にバイクを楽しめました。
で、秩父が近づいてきた頃に道の駅がありました。
結構知らない山あいの道を進んできていたので、そこで休憩することにしました。
が、そこは完全に禁煙らしく、どこもかしこも禁煙の張り紙が貼ってあり、逆になんか趣(興)が削がれて、トイレだけ行ってすぐにそこは立ち去りました。
もう少し先に行くと秩父の近くにも道の駅があり、また、秩父から三峯神社への山道の途中にも道の駅が2個あったので、そこはきっといいところだろうと思って先に進みました。
で、またしばらく進むと秩父に辿り着きました。
秩父の道の駅は右折、しかし三峰神社は左折だったので、ここは遠回りをせず、三峯神社に早く近付こうということで、左折しました。
で、またしばらく進むと道の駅「あらかわ」への看板がいくつか出てきたので、そこに行くことにして、行きました。
ここはさっきの道の駅とは異なり、こじんまりしたところでしたが、
地元の人がゲートボール?とかをやってたりしてのどかな山間の休憩ポイントだったので気に入りまして、
売店で地元のお菓子を購入してしばらく休憩しました。
確かこの時点で、時間は11時過ぎくらい、できれば午前中に辿り着きたいのですが、ぎりぎりかな、という感じでした。
まあ、できれば午前中にたどり着こう、ということを目標に出発し、三峯神社に向かいました。
しばらく行くと「ここから山道、ガソリンに注意せよ」的な看板があり、飯能をでてすぐにガソリンを入れてたので大丈夫、と思いながら引き続き進みました。
僕は昔にバイクで富士山の近くに行ったことがあり、その時に夏でも走っていると震えるほど寒い、という経験をしたことがあったので、風を切る長袖のブルゾンを持っていて、それを着ていたので大丈夫でしたが、山に入って行くほどにどんどん涼しい箇所が増えてきて、都会ではありえない涼しい風を浴びながら、どんどん先に進みました。
この涼しさも、三峯神社が好きなポイントに大きくなっています。
そして、しばらく行くと、ダムがあり、そこを超えるとさらに道が細く、車がすれ違えるかどうかぎりぎりくらいの幅の箇所もあり勾配も急な箇所もある道をさらに進みます。三峯神社という案内も出ててくるようになってきて、いよいよ近づいて来たな、という感じが増えて来ました。
で、そんな道をまたしばらく進むと、ついに三峯神社の駐車場に辿り着きました。
広い駐車場があり、なるほど、こういうところなんだな、とやっと着いたことに嬉しくなりました。
かなり広い駐車場で、周りは完全に山です。
そういえば、りんたろーは駐車場でずっと待ってたので、駐車場がパワースポット、と言っていました。
確かに、ここまで来るだけでかなりのパワーをもらっているとは思います。
でも、ここで止まるなんてもったいないことはせず、少し休憩したのちに、いざ本殿に向かい出発です。
そこからはまず階段で本殿に向かう道に上がり、その後特徴のある鳥居に向かいますが、
ここもずっと上り坂なので、山中にある神社、ということを実感します。
でも、登ってる途中にふと左を見ると、さっきバイクを置いて来た駐車場の向こうに、かなり山の下の方まで見えます。
都会から離れ、ほんとに山奥まで来たことを実感。
きっとマイナスイオンに満ち溢れていることでしょう。
そして、鳥居をくぐり、色々な石碑がある道を進み、順路通りに左折して立派な山門へ。
その山門をくぐってさらに進むと立派な木がいくつも立っている道を進みます。
ここはさらに木が茂った森の中にあるような道。
ここでは山や森を全身で感じながら進みます。
そして、しばらく進んで右手にある階段を上ると、鳥居と立派な本殿がありました。
いやあ、辿り着きました。時間はちょうど12時のちょっと前。午前中にとりあえず近くにまでは辿り着きました。
本当に山奥の山中にある神社。
夏でもそれほど暑いことはありませんでした。
きっと山自体がパワーがありつつ、ここの神社で凝縮されている、という感じでしょうか。
手水所で手を清め、本殿で参拝。
本殿横の下の、石に現れた龍も拝観。
自分は辰年なので何か縁やご利益があるといいな。
そして続いて本殿前にある立派なご神木2本にもお詣り。
本当に真っ直ぐな立派なご神木です。
このご神木にお礼をしたのちに深呼吸をすると気を頂ける、とのこと。
大きく深呼吸をして気をありがたくいただきます。
その後、おみくじを買ったり売店などを散策。
そして、縁結びの木などを巡ったのちに、一旦入口の鳥居のところまで戻り、近くの大島屋で食事。ここでは、わらじカツ丼というものを食べましたが、その量が大量。大きなカツが二枚のっています。でも、軽くて食べやすくて、なんとか完食しました。
また、そこからの景色がまた素晴らしかった。
で、その後もう一度入口の鳥居をくぐり、山門の方には行かずに日本武尊の像のところを見にいきます。
大きくて立派な像で、一礼したのちに、ここの後ろの回ると、下からの涼しい風が吹き上がって来る場所があり。
この風に吹かれていると、とても心地よく、しばらく佇んでいました。
そうして、一通り三峯神社を回ったので、三峯神社を後にすることにしました(実は、奥宮遥拝所という見晴らしのいい良い場所があったのですが、ここは勘違いしていけませんでした。。)
また、帰りにも数時間のバイク旅。
これも楽しみです。
涼しい空気を通り抜けて、進みます。
行きに寄った道の駅あらかわにまた寄って休憩。三峯神社から降りて来ると、ちょうど急な山道が落ち着き、
街にそろそろ入りそう、というところにあり、時間も1時間程度というところで、僕には休憩にちょうどいいところでした。
そこで休憩し、また進んで曲がりくねった長い道を通って飯能へ。
そして、今度はGoogleMapの指示通り、狭山湖や多摩湖の近くを通る本来の道順へ…。
…ところが、ここでもう一波乱ありました。
道がローカル道で、微妙な角度のカーブが多く、信号も多く、本来の道がよく分からない。。。
地元の車が行っている方向に行くと、どうも違いそうで、もう方向も分からなくなり、やばい。。
バス停を見つけてググっても、どこにでもあるバス停の名前で、自分のいるバス停がどこか分からない。。
しばらく進んで、珍しい名前の交差点(六斎堂前)を見つけて、ググってやっと自分の位置が判明。
そこから、とりあえず分かりやすい道を通って都道5号に出ようとすると、渋滞・・・。
さらにまたしばらくすると自分の場所をロスト・・・。
今度は金山神社というところに出ました。。
で、金山神社をググっても、全国の金山神社が出て自分のいるところは分からず。。。
でも、そこの横の道が真っ直ぐで綺麗な道なので、ここを進めばどこかに行き着くだろう、と進むと、東村山浄水場に辿り着きました。
やっと自分の何所が分かり、都道5号線に出れると思って進んだら、なぜか都道5号線は高架でその下をくぐり、どんどん離れて行く・・・。
でも少し行ったら左折するところがあり、その先に大きな道がありそう、なのでそちらへ進み、
果たして大きな道があり、そこを進んだら都道5号線に出れました。
やっと自分が分かる道に辿り着き、やっと落ち着いて帰路につけました。
この経験からすると、行きしなも瑞穂経由で行ってむしろ良かったかも。。
そんなことがありながら、無事に家に辿り着きました。
ここで、不思議なことが一つ。
朝早くから起きて出発し、長時間バイクに乗って往復し、現地では結構起伏を歩いたのに、全く疲労を感じない。
事前の予想では、もう家に帰ったら、すぐに疲れて寝てしまうだろうな、と思っていたのに。
ここに、僕は三峯神社のパワーを感じました。
それからその日は寝るまでに、部屋の掃除をしたり、メガドンキに行って買い物をしたり、何やかや色々できました。
大きなことではありませんが、不思議だなーと思ったことでした。
そんなことがあったので、僕は三峯神社がとても好きになりました。
また、奥宮遥拝所に行っていなかったこと、帰りがぐだぐだになった、ということもあったからか、
二週間後の日曜日、どうしても行きたくなり、また行ってしまいました。
しかも、その時は奥宮遥拝所のみならず、奥宮まで行ってしまいました。
奥宮は、本殿から200m高いところにあり、片道1時間以上ある山道のガチ登山でした。
奥宮はとてもいいところでしたが、運動不測の不健康な身としては大変厳しく、心地よかったと軽くは言えません。。
でも、運動不足の解消と、綺麗な空気を肺いっぱいに吸って、身体中の血が巡ったと思うので、健康に良かったとは思います。
記念に奥宮参拝の御朱印もゲット。
また、二度目は一度目の経験を踏まえて所沢経由で行ってみると、これが大成功で、ほぼ無駄道を取ることなく行き来することができました。
このような感じで、僕にとってはとても良いところ、三峯神社についてご紹介させて頂きました。
もし気が向かれれば、ぜひ行かれることをお勧めします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。