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紙手帳とデジタルプランナー


どうも。原稿そっちのけでiPadとデジタルプランナーに夢中の西野のめです。来週締切の原稿が1本ありますうふふふふ。

前回、iPad Airをお迎えしましたぜひゃっほーい!という浮かれた記事をアップしましたが、

現在も相変わらず、いろいろと浮かれております。

デジプラのウィークリーブロックに絵日記を描いてみたり。

まだ慣れなくてよれよれしてる

創作ノートのテンプレートを作ってみたり。

積極的に己を誉めていくスタイル

でも紙の手帳やノートも好きなので、どっちを使うか悩む。
そこで一度、デジタルと紙手帳の良いところを整理してみることにしました。

デジタルプランナーを使ってみて良かったところ

好きな用紙を好きな位置に入れられる

これね、地味にいいんです。方眼の次に無地を使いたい時だってあるんです。何なら方眼に書いてから無地に変えることだってできます。ミラクル。
ページの入れ替えも何回だってできます。

リングや左右を気にしなくてよい

紙の入れ替えならシステム手帳やルーズリーフだってできるでしょ、とお思いかもしれません。しかしこれらの最大の敵は、左ページを書くときに妨害してくる中央のリング。(私は右ききです。)外して書いてまた留めるのも面倒。そして一覧性は見開きが良いのにページ管理としては表裏でまとめた方が良いというジレンマ(伝わるでしょうか?)。その辺のモヤモヤも一切気にしなくていい。て言うかデジプラ触って、上記が思っていた以上にストレスだったことに気づきました。

裏抜け・裏移りを気にしなくてよい

当方、裏抜け絶対許さないマン。新しいノート手帳は必ず試し書き。そこで許容できない時の絶望たるや。これぐらいはいいか……と妥協しても、やはり書くたびにストレスになってしまいます。じゃあ万年筆でも裏抜けしないお高いノートならいいのかと言えば、これはこれで書くのに躊躇するという……ほんと面倒くさい人間ですね。人間は面倒くさい生き物だから仕方ない。
話が逸れました。この許すまじ裏抜けが、デジプラなら一切発生しないのです!裏の筆記に干渉しない常に新品のページ。なんというユートピア。

濃いペンで書いてもやり直せる

黒はとことん黒。なのに消せる。取り消しできる。なんなら囲って移動できる。バランスとか余白とか知るかとりあえず書いてから考えればいい。

手帳何冊、ペン何色持ち歩いても、重さは同じ

そもそも手帳を1年に何冊も使うというのが一般ピープルからすれば上記を逸しているでしょうが、手帳民なら複数使いもあるあるだと思います。外に持ち出すわけではないのですが、私は作業スペースがその時によってリビングだったり別室だったり自分の机だったり、あちこち移動します。別室で手帳を書いていると「あの手帳まだあっちに置いてた」「今使いたいペンが手元にない」と部屋と部屋をしょっちゅう移動することになりがちです。ですがiPadとApple pencilで完結していれば、その煩わしさから解放され作業に集中できるというものです。

逆に紙の方が優れていると思うところ

パラパラめくる一覧性は圧倒的に紙が良い

1ページずつめくるならまだしも、バラララっと高速でめくるのは圧倒的に紙の方が楽です。そしてそれでも意外とページの中身は見えているし、ノートの厚みの中でだいたいどこらへんに書いてあるか、なんとなく覚えているもんです。目視による人力検索は、紙の方に軍配が上がるでしょう。

ノートアプリのペン数は意外と絞られる

何色でも持ち歩けると先に書きましたが、画面上で素早く切り替えられる種類と色数には意外と限度があります。せいぜいペン数種、各3色くらいでしょうか。ページによって色も太さもいろいろ変えたいテチョラーにとっては、ペンを変えるたびに数タップしてカラーサークルから指定して……とするのは少々煩雑かもしれません。アナログなら、机上のカオスを代償にすればササっとペンを持ち替えるだけです。

紙とペンのエモみがすげえ

いきなりIQ3になったような語彙ですが、紙とインクによる情緒が好きな人間にとっては、やっぱり足りないんですよねぇ、エモさが。紙の手触り、匂い、徐々に使い込まれていく紙の端、万年筆のインクがまだ濡れている時の艶やかさ、ゆっくりと乾いていく色味の変化、乾いた後のフチ色や濃淡。まさにエモ。いとおかしなのです。

デジプラで身軽になればこそ、紙手帳が生きる

現在、今までほぼ紙で管理していた手帳の一部をデジプラに移行するべく、手帳会議を進めています。
デジタルの方が続きやすい分野はどれか。紙の方が捗るものは?残すときはデジタルか紙か。今までにない選択肢が現れたことで、かつてないほど難航し頭を悩ませています。ですがだからこそ、自分が何を目的にして、何が好きで手帳を書いているのか、今まで以上に向き合っているように思います。
折しも最近は紙手帳が増えすぎて、使い分けが難しいと感じるようになっていました。デジタルにある程度集約できれば、書きたいときに書きたい手帳が既にあり、紙手帳もより楽しめるようになればいいなーと思っています。

とりとめのない話になってしまいました。具体的に何をデジタルで、何を紙手帳で管理していくのか、固まったらまた改めて記事にしようと思います。

それじゃあ、またね。

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