野球はツーアウトから
-9回2死から。
「そうやなあ。うーん。まあ、そういうことやな。野球てな。最後まで分からんてもう、本当にな3アウト目まで分からん言うことやろな」
-相手にしては痛い1敗
「いや、そんな、お前、相手のことは知らんがな。関係ない、相手のことなんか(笑い)自分とこの勝ち負けやからな、そんなもん」
岡田監督は昨シーズンの阪神のあかんとこを
本当にたくさん見て、指摘して、見守ってきた。
だからこそ言える、説得力が違う。
野球はツーアウトから。
阪神が逆転勝ちするのは勧善懲悪なのだ。
暴れん坊将軍や水戸黄門もそう。
あぶない刑事や古畑任三郎もツーアウトから
確実に勧善懲悪して来たからいまがある。
矢野監督や森保監督みたいな、
いわゆるダメなマネジメントでも、
チームは優勝争いをしたり、
ワールドカップベスト8を口にしたりできる。
しかし、それはありえない。
ビジネスでも、普段の暮らしでもそうだ。
WBCのダルビッシュや大谷や栗山監督の期待を
ワールドカップの川島や堂安や森保監督が、
背負っていたり、上回ってくれたりしなかった。
野球はツーアウトから。
人生は40代から。
40代は9回ツーアウトなのだ。
毎日毎日、スリーボールツーストライクの
繰り返しだからたまらない。
繰り返しにはなるが人生は60歳までだ。
60歳でスリーアウトチェンジだからだ
勝っても負けても自分の人生なのだ。
相手や他人にとって、なんか知らんやん。
ベンチから仲間が飛び出して来てくれたり、
監督がバンザイして🙌喜んでくれたり、
それを観て泣けるのはサッカーではない。
阪神の選手たちの中には、
古橋恭吾や旗手玲央がたくさんいる。
監督ですべてが変わるのだ。
あなたの会社や家庭も同じことだ。
サッカーはロスタイムからではない。