歌うように仕事する
AIが「Story」を玉置浩二とデュエットする。
この動画は578万回も再生されているが、
私がテレビを録画して観た回数は含まれない。
ひとりじゃないから
私が君を守るから
このフレーズは有名だ。
しかし、この曲はCompassionの歌だ。
コンパッション=「共にある」
マネジメントやリーダーシップが素人には
難しいのは、本質を見抜かれたら廃れるからだ。
どっち側と「共にある」か。
それが何よりも重要なベクトルである。
その方向性へのブレなさ加減の軸が
インテグリティ=「圧倒的な誠実さ」である。
「幸せの分母を増やす」鳥羽周作
「Make Someone’s Day」黒石和宏
「自他共栄」嘉納治五郎
それらが働く意味、戦う意味になる。
だからこそ、
あきらめないで!と歌えるのだ。
コンパッションがあなたを一人にさせない。
しかし、本当は
人間は最初から最後までひとりだ。
いまこのときを共にする人がいる仕事、
働く仲間や、お客さまと「共にある」仕事には
情熱やいわゆる「そこに愛」がある。
愛がいちばん。
喜怒哀楽や感動が生まれるが血も涙も流れる。
そこにはAIやアバターにはない熱量がある。
サービスの最上級はおもてなしではない。
サービスナチュラルだ。
自然と自然体は似て比なるものだ。
人間が自然に勝てないように、
AIは人間に勝てないのだ。
少なくとも私たちが死ぬまではそうだ。
GWに9連勤で働くみなさまと「共にある」
そんな職業で働いて24年目。
まだ最高の瞬間は来ていません。
一人じゃないからね。