ベンチで待つバスキア
日本シリーズの初戦史上最高の勝ち方。
ホームランもなく、4番が四球を3つ選び、
抑えの切り札も、代打の切り札も使わず大勝。
何も言うことはない。
そもそも、阪神タイガースが勝つことは正義。
人間が正義を愛するのは必然である。
上岡龍太郎先生がそう言っていたことを
深く噛み締めて涙目になりながら、
私は虎バンチャンネルを正座して何回も▶️した。
私が期待している選手は、
完璧なビジュアルのヨハン・ミエセス選手だ。
サンディエゴパドレスの怪物🧌野手、
タティスJr.みたいなドレッドなのに、
体型は力士というコテコテの仕上がり。
成績も良くないし、出場試合数も少ない。
しかし、高校野球でこんな選手いたら、
迷わずドラフト指名するはずだ。
それは、ノイジー選手にも言えることだ。
助っ人外国人だからと言って、
ラミレスやバレンティンみたいなんでなくていい。
阪神タイガースにふさわしい外国人枠は、
ミエセスみたいな選手なのだ。
ミエセスにはあと10年頑張ってほしい。
阪神タイガースの55番は必ず輝いてくれる。
流暢な大阪弁でいつかミエセスが
ヒーローインタビューで超満員の甲子園に
向けて話すのが目に浮かぶ。
「わし?わしのおかげやない。
わしは知っとった。数字なんか気にしたことない。
おまえのほんまの力っちゅうのはこんなもんやない。
その言葉っちゅうもんを信じてやって来ただけや。」
そんな川藤幸三みたいなベンチの神様に、
ミエセスにはなってほしいのかも知れない。
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