格好悪いふられ方
「ぼくは選んでいた」のである。
「君のすべてに泣きたくなる」のである。
私の好きなラジオ番組
ミルクボーイの火曜日やないか!の
名物コーナー「思わせぶりイルミネーション」の
テーマ曲は大江千里さんのこの大名曲だ。
イントロの15秒だけで、
朝昼晩、白ごはん🍚だけでいける。
こんなんなんぼあってもいい、
本当にありがたいイントロだ。
「もしも君に逢わなければ」
「違う生き方ぼくは選んでいた」
もしも妻に逢わなければ、
私はたぶん私みたいに生きていない。
浮気も不倫もそれはそれなりにしたが、
その度に格好悪く妻にふられた。
償いとか、
反省とか、
禊ぎとか、
そう言う歯が浮くような嘘ではなく、
やり直しの人生って清々しい。
ブラッシュアップライフみたいにいかへん。
スーパーマリオみたいに10機増えへん。
だから、
私は私であることを捨てた。
妻がアメリカだとしたら🇺🇸、
私はドナルド・トランプだ。
声高に妻の利益を全米🇺🇸の利益だと
詐欺師のように📣がなる容疑者が私だ。
しかし、
しかしそれが、
まったくもって居心地がいい。
三蔵法師であり、
鶴の恩返しの鶴であり、
走れメロスのセリヌンティウスである、
そんな妻のためだけに100%出す。
そんな生き方ぼくは選んでいる。
こどもを授かることが叶わない夫婦で
唯一のこどもである私は幸せだ。
こどもの日も、
母どもの日も、
父どもの日も、
すべて妻に捧げたい。
ちなみに、
ビートはリンキンパークのFaintに合うから
マッシュアップしたらアガる。