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暮らしながら創る家

2月から育休に入りました。7月末までの半年間の予定です。

育休期間中はゆっくり、ゆったり、波と赤ちゃんに合わせた穏やかな暮らしを想像していましたが、思ったほど時間が増えた気がしません。

育休期間中といえども、会社の緊急度の高い仕事はする必要があります。2月を振り返ってみると48時間。1週間以上、働いてしまっています。もう少し減らさないといけません。

里帰り出産していたパートナーと赤ちゃんを1月に連れてきましたが、建築中の自宅が完成が間に合わず、約1ヶ月オフグリッド小屋で赤ちゃんを育てました。
オフグリッド小屋は薪ストーブがあったり、刃物がぶら下がっていたり、水場が外にあったり、その水も雨水だったりと、かなりワイルド空間です。
気を揉みながらはじめましたが、意外に楽しく・快適に暮らすことができました。ただし、ひとつひとつの作業に時間がかかるので、何もことが進みません。効率化とは真逆のプリミティブな生活です。毎日となると大変です。

お風呂とトイレはなんとか事前に仕上げておいた自宅部分を使います。

オフグリッド小屋で赤ちゃんを育てながら、なんとか時間を絞り出して建築中の自宅の2階の内装を仕上げ、やっと自宅での生活をはじめました。

暖房はTOYOTOMIのRainbow LANTERNのみ、1月2月の一番寒い時期で不安がありましたが、南房総の気候と羊毛断熱材のおかげか、快適に暮らせています。もうすでに気候は暖かくなりつつあるので、冬は石油ストーブひとつで問題がないことがわかってしまいました。来期に導入したいと思っていたペレットストーブは贅沢品かもしれません。


棚もDIYで少しずつ作っています。棚を作ってはパートナーの引っ越しダンボールを開けて展開していきます。

オフグリッド小屋を造ったときと同じスタイルです。
スケルトン状態の空間からスタートして、暮らしながら必要性を確認しながら家を創るスタイル。空間を立体的に想像しながらアップデートしていく家。
インプロ音楽が好きな僕にはこのスタイルの創り方しか出来ないかもしれません。楽しい。

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