感度と特異度
PCR検査関連で、感度と特異度の話しがでてくるのですが、わかりにくいのでまとめました。
教科書では真陽性、真陰性という言葉がでてくるのですが、これがわかりにくいですね。
ある検査方法Aを評価するときに、「真陽性」は、より信頼できる評価方法で判定した真の陽性のうちの、その検査方法Aで陽性となったものを指すので、真の陽性とは異なるものです。
つまり、「真陽性」≠「真の陽性」です。
ここを改良して4分割表を作りました。
また、母集団の数、本当の状態の陽性率、感度、特異度を入れると、実数が計算できるようにしています。入力は黄色いセルです。
本当の状態の陽性率、感度、特異度は、今回の新コロナウィルスのおおむねの数を入れてみています。
オレンジのセルの数が問題になるところです。
黄色のセルの数字を色々変えてみるとイメージがつかめると思います。