帰宅後はすぐに手を洗い、玄関先に消毒剤を

 やくそうです。興味深い記事を読みました。今回は家庭での手洗いに関する研究結果を紹介します。

 

家に帰ってからの行動により、ウイルスをどこに付着させているのか検討し、家庭内感染がどのようなしくみで起こるのか検討したものです。
こちらの研究は、筑波大学と株式会社ライオンの共同研究です。

行ったことは
一般の人が外出から戻ったあとにどんな行動をしているかのシミュレーション(書面にて帰宅後の行動を聴取し、実際に一般家庭の方に参加してもらって帰宅後の行動を再現)
手が触れた場所にいるであろうウイルス量の想定

結果は
帰宅後すぐに手洗いをするという人でもいろいろなものに触れている
よく触れているものに「エントランス」「郵便物・宅配物」「鍵・スマートフォン」があるが、広い範囲のものが対象となった。

ウイルスを広げない効果的な方法としては
玄関先、入ってすぐのところに消毒剤を置く
帰宅後洗面台に直行してを洗う(なるべく物に触れない)
これだけで、家に持ち込まれるウイルスの量が手を洗わない場合の3割にまで減少します。
さすがに今から玄関前に洗面台を置くのは無理なので、消毒液を玄関に置くのがベターと思われます。

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