PharmaXエンジニアチームで複数回コラボイベントを行っての学びをシェアします
こんにちは!
PharmaXエンジニアリング責任者の上野(@ueeeeniki)です!
PharmaXでは、過去何度かにわたり他社さんとエンジニア向けのコラボイベントを開催してきました。
毎回3社で集まってコラボイベントを開催したものをフォーマット化しています。
4月は、日経新聞西馬さん(@beppu01)とグロービスVPoEの末永さん(@sue738)と技術広報についての勉強会をします!
まだまだくり返しできているとまで言えませんが、学びもかなり蓄積できてきたので、シェアしたいと思います。
実は広報の取り組みとしてコラボイベントを毎月連続でできているスタートアップはあまり見かけないのと、なかなか続かないためアンチパターンだと界隈では言われていたりもします(笑)
ですが、少なくともPharmaXでは継続できており、毎度やっていて私自身もかなり勉強になり、参加者の方の評判も非常にいいので、少なくとも私たちはやってよかったと思っています。
何よりもすごく楽しいので、この先も続けていきたいです。
コラボイベントをやってみての学び
イベントをしていて何が楽しいのか
まず何よりも他社さんのお話を聞くことができて、私たちが一番勉強になっています(笑)
もちろん参加していただいた方にとって得るものがあるようなイベントにするのは当たり前ですが、その時々のエンジニアチーム内で一番ホットなテーマを扱っているため、自分たちにとってもかなり興味がある内容です。
そうしないと、自分たちもコンテンツを作るのが大変ですし、熱意を持ってやれないので、そのようなテーマの選定を行っています。
それに、登壇いただける方はCTOやマネージャーのような方々なので、プレゼンもお上手ですし、かなり深く考えて発表していただいています。
そのレベルの方々が日頃考えていることをご本人の口から聞けるのは非常に勉強になります。
どういうテーマであれば参加者の方が集まりやすいか
やはり参加者の集まりやすさにはある程度の傾向があるようです。
端的に言えば、分かりやすいタイトルで、何についてのイベントなのか分かりやすければ分かりやすいほど、参加者の方に集まっていただきやすいように感じます。
4月の『企業フェーズごとの事例で学ぶ技術広報』は、分かりやすく技術広報というテーマを扱った会ですし、公開してからの応募数の増え方が非常にスムーズです。
イベントのタイムラインについて
今のところ、1.5時間の勉強会がちょうどいいなと考えています。
18:50~19:20 リハーサル
19:20~ 会場へ移動
19:30~ オープニング
19:35~ アイスブレイク
19:40~ 各社LT(10分×3枠 + 質問5分=35分)
時間に余裕が、視聴者からQAでいただいたものから1~2つ選んで質問する
20:15~パネルディスカッション(15分×2テーマ)
20:45 全体QA
視聴者からQAでいただいたものからいくつか抜粋して質問する
20:55 まとめ(採用告知も含む)
1〜2分程度で本日の感想と告知したいことがあれば告知いただく
このようなタイムラインで進めています。
LTは15分でやっていた時もありましたが、パネルディスカッションでいろいろ話した方が面白いので、LTは短めの構成に落ち着きました。
これならば多少LTでオーバーしてしまっても、後ろで調整可能なので問題ありません。
conpass集客のためのコツ
偉そうなことを言える立場ではありませんが、個人の仲間内でもconnpassで勉強会を運営しており、ある程度ノウハウ・Tips的なことも分かってきたので簡単にシェアします。
グループメンバー数の目標目安
結論から言うと、connpassのメンバー数は1000人を超えたあたりから、毎回のイベントの参加者数が50人〜100人ぐらい集まるようになってきます。
メンバーになってくださった方には、イベントをオープンにするたびに通知が飛び、オープンしてすぐにご参加いただける方も増えてきます。
私個人でやっている勉強会では、メンバー数が1000人を超えたあたりから、オープンして数日で50人以上にお集まりいただき、毎回必ず100人を超えるようになりました。
PharmaXはまだ400人程度(2023年3月)ですが、1000人を超えるまではコツコツと良いコンテンツを発表していこうと考えています。
逆に300人未満の時は、全然イベントに参加いただけずに辛い思いをすることになります。
これはもはや仕方がないので、ひたすらコツコツやるしかないと考えています。
PharmaXでも300人を超えたあたりから、数十人ぐらいの方に継続的にご参加いただけるようになってきました。
最初のうちは資金調達のタイミングなど、認知を獲得することができるタイミングで参加者を一気に集めることでメンバー数を増加させるのがコツかも知れません。
参加者数の増え方と拡散のタイミング
参加者はイベントをオープンしてすぐと、イベント開催日の直前に増えます。
オープンしてちょこちょこつぶやくぐらいでなにもしなければ、下のスクショのようなページビューや申込者の推移を示します。
一方で、PharmaXがコラボする場合には、イベントの2週間前から毎週イベント開催の曜日に各社拡散いただくように呼びかけており、下のスクショのように1週間ごとに参加者数が増えるような推移を示します。
何も拡散しなければ、個人の勉強会のような推移を示すと予測され、真ん中あたりの日には応募いただけないので、各社で拡散していることもかなり意味があると言えるでしょう。
イベント公開日の目安
公開日についても、端的に言えば、できる限り早ければ早い方がいいでしょう。
PharmaXでも、個人の勉強会でも1ヶ月前には公開することにしています。
いまのPharmaXのイベントでも毎日応募がちょこちょこあるので、できる限り早めに公開したほうがシンプルに参加者数が多くなります。
また、connpassではイベントが近づくと「直近開催のイベント」に紹介してもらえますが、これはどうやら開催時間が早く&公開日の早い方が上に来るようです。
その観点からも早め公開するのに越したことはなさそうです。
内部のメンバーにモデレータをやってもらっての学び
直近数回のイベントでは、弊社エンジニアリーダーの尾崎(@fooozaki)がモデレータを勤めています。
前提として、発表者はモデレータも兼任すべきではないと考えています。
自分が発表して、タイムマネジメントまでしてというのは非常に難しいので、なかなかうまく行きません。
(過去にやったこともありますが、かなりテンパってしまいましたw)
そこで、私たちのイベントでは社内からモデレータを選出しています。
細かい学びについては、尾崎が社内のLT会で発表していて非常に良い内容だったので、また別の機会に記事にしてもらえればと思っています。
ここでは私の目線から見てのよかった点を書きます。
まず、当たり前ですが重要なこととして、コミュニケーションが楽です。
モデレータの腕が相当高い方が社外にいてすぐにお願いできる関係性であればいいのですが、実際そんな方は簡単には見つからないことが多いでしょう。
パネルディスカッションではモデレータが質問して深掘るため、当然モデレータには面白くなりそうな切り口の質問を考えるいただく必要があります。
社内であれば、事前にいただいた資料を元に一緒にあれやこれやと考えることができるので、 楽に進めることができます。
そして、モデレータを社内メンバーから出すことで、そのメンバーに取っての非常にいい学習の機会になります。
モデレータをするメンバーが一番各社の資料を読み込み理解して質問を考えるので、一番深く学ぶことができるのはモデレータかもしれません。
ある意味、他社さんのCTOクラスのお時間をいただいて、社内メンバーの学習機会をいただいていることになるので、非常にありがたいなと思っています。
まとめ
直近複数回コラボイベントをやっての学びまとめてみました。
本質ではないかもしれませんが、connpassでイベントを運営していく上での重要なノウハウもまとめました。
結論、自分たちにとって一番勉強になっているので、最初に決めたように2023年は続けたいと思っています!
ガンガンやっていきますので、乞うご期待!!
キックオフミーティングの仕方などの運営面でのノウハウは、また別の記事で出せればと考えています。
もし、直近会社主催のイベントを考えていて、何かお困りの方がいらっしゃれば、是非お声がけください!
いつでもご連絡ください
もっと詳しい話を聞きたいなど興味がある方は、YOUTRUSTまたはTwitter DMからご連絡をお待ちしています。