【YOJOエンジニアチーム勉強会】社内でXAIの勉強会を開催しました!!
株式会社YOJO Technologies」から「PharmaX株式会社」へ社名変更いたしました。この記事は社名変更前にリリースしたものになります。
こんばんは!!YOJO共同創業者・エンジニアチーム責任者の上野(@ueeeeniki)です。
今日は、YOJOエンジニアチームの勉強会文化をご紹介しつつ、5/16(月)に行ったXAI = AIを説明する技術 (eXplainable AI)についての勉強会の振り返りを行いたいと思います。
YOJOの勉強会文化について
YOJOでは、いろいろな社内勉強会を活発におこなっています。
特にエンジニアチームでは、新卒入社した江田くん主導で月2回ほど自主的に勉強会を業務後に行っています。
YOJOのエンジニアチームのバリューの一つに、「エゴから発展させよ」というのがあります。
勉強会は、自分が勉強したこと、面白いと思ったことを他のメンバーに発表することで、自分の善いエゴを伝播させていこうという取り組みです。
(※ 全社バリューとして、① 歴史を拓く、② 智を創発する、③ 九転十起を貫く、④ 仁を尽くす、という4つのバリューがあります。以下関連記事です)
XAIの勉強会について
今回は、私がXAIについて、勉強会を行いました!
月曜の夜にも関わらず、エンジニアチーム以外のみなさんにもご参加いただき、楽しく発表することができました。
私は、個人でも友人との勉強会を外部公開しており、200名弱の方にお集まりいただくことができた内容を社内に向けても発表しようという試みです。
発表資料はSpeaker Deckにも公開しているので、是非ご覧ください!
余談ですが、個人の勉強会グループもついに先日connpassグループメンバーが1000人を超えました🎉🎉🎉
みなさん、XAIという技術をご存知でしょうか?
XAIとは、(特定のツールではなく、)AIの判断を説明する技術ための技術の総称です。
機械学習が社会実装されていく中で、AIが「なぜ、そのような答えを出したのか?」を説明できないことが社会問題になりつつあります。
AIが人の意思決定を代替し、より社会に浸透していくには、AIにも社会的・倫理的な視点が求められていると言えます。
複雑で説明が難しいAIモデルの判断を人が理解するために、後付的・外挿的にAIを説明する技術として開発されたのがXAIと呼ばれる技術群になります。
今回は、私が上記の勉強会で発表したときの動画を見ながら、適宜補足をしたり、質問したりして、参加者の理解が深まるようにしました。
(なので、事前準備はほとんど行っていませんw)
全体の構成は、
XAIとはなにか
なぜ今XAIが必要とされているのか
XAIの使いどころ
XAIの理論の概要
XAIの活用方法・XAIのライブラリの解説
XAIのこれから
という流れで発表しました。
もしよければ、動画をご覧いただければ、XAIという技術の全体像がご理解いただけるんじゃないかと思います!
振り返り
参加してくれたメンバーからは、
「XAIの概要と必要性が理解できてよかった」
「XAIという技術の大枠が知れたのでもっと勉強したくなった」
という感想をもらうことができました!
私は、いずれ社会を変えるような技術的チャレンジも最初は誰か1人の興味関心から始まって、徐々に大きなうねりになっていくものだと思っているので、今後もラフな感じでの勉強会に力を入れていきます!
(ちなみに個人の勉強会でも2ヶ月に一回ぐらい発表しているので、今後もその内容を社内で発表したい
次回はこちら👉『統計学と機械学習の違いと接点とは?〜統計・機械学習・統計的機械学習とは何か?〜』)