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次世代型オンライン薬局は薬剤師だけでなく調剤事務も新たな働き方ができる

こんにちは、広報の上島です。

調剤薬局は「薬剤師が働く場所」と思っていませんか?
実は多くの薬局には、薬剤師以外にも調剤事務、管理栄養士の方が働いています。
YOJO薬局の場合だと、エンジニアをはじめプロダクトメンバーが在籍しています。

2015年に厚生労働省が公表した「患者のための薬局ビジョン」では、薬剤師業務を「対物」から「対人」へシフトすることで、薬剤師はより患者さんと向き合い、かかりつけ薬剤師としての役割を発揮できるよう取り組んでいくことが明記されました。
薬剤師が「対人業務」に注力するためには、さまざまなメンバーのサポートが必要になります。

そこで今回は、薬局DXソリューション事業部の薬剤師がどんなメンバーを必要としているか、ヒアリングしましたのでご紹介します。

実はオンライン対応だから店舗の人手が少なくて済むわけではない

現在、薬局DXソリューション事業部では9割以上の患者さんに対してオンラインで対応しています。

2022年9月30日の薬機法施行規則(省令)改正に伴い、薬局外からのオンライン服薬指導が解禁されましたが、すべての業務をオンライン対応で完結というわけにはいきません。

そのため、YOJO薬局には4名の店舗薬剤師が在籍しています。

処方せんの受付から調剤、監査、お薬の発送といわゆる一連の業務について、店舗薬剤師が対応します。

さらに、最近では出荷調整が多く、薬の手配にも時間がかかったり毎月のレセプト業務も意外と手間暇かかったりと、業務に追われて大変なのが現状です。

対面での処方せん受付もしていますので、ここまでは既存薬局と大差ないでしょう。

さらにオンライン薬局ならではの特徴として、受付や服薬指導後の会計や発送の連絡をチャット上で行うことです。そのため患者さんとの頻繁なやり取りが必要になります。

ここで、YOJO薬局での処方せん受付からお薬お届けまでの流れをご紹介します。

患者さんが病院受診後、YOJO薬局で「オンライン服薬指導」を希望
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病院より処方せんをFAXしてもらい受付
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新患の場合、病院へ患者さんの電話番号を確認
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SMSでLINE URLを送信し登録依頼
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問診入力や服薬指導の予約をしていただく
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時間になったらオンラインで服薬指導
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服薬指導後、会計に関するURLを発行
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お薬発送の準備
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発送通知
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薬の受け取り

※調剤・監査は処方せん受け取り後に行う。場合によってオンライン服薬指導の前後になる場合がある

一部自動Bot対応しているものの、手動でのやりとりも必要となります。
対面による口頭でのやり取りだと1〜2分で済んでしまうことも、チャットでのやり取りだと患者さんのお好きなタイミングでこまめなコミュニケーションが必要になり、時間がかかってしまう場合があります。

そのため、できる限りスムーズなやり取りが出来るようフォームを利用したり回答しやすくなるような工夫をしたりと、試行錯誤しながら対応しています。

服薬指導やアフターフォローについては、リモート薬剤師が対応しているものの、まだまだ店舗薬剤師は対物業務に追われているのが現状です。

オンラインだからこそチームワークが大切

YOJO薬局の場合、薬局オペレーションシステムを構築しリモート薬剤師やプロダクトチームと円滑なやりとりを行いつつ、なめらかな患者体験を提供していくため、日々オンラインでのミーティングが欠かせません。

しかし、4名の店舗薬剤師だけでは対物・対人業務で忙しく、メンバーとのミーティング参加や対人業務に専念することが厳しい現状です。

既存薬局のようにオンライン薬局においても、薬剤師と調剤事務とのチームワークが必要であることを痛感しています。

患者さんと対面でのコミュニケーションができない分、チャットで寄り添いつつ安心して薬局をご利用していただくためには、役割分担が大事なポイントになります。
処方せんの受付だけでなく、登録や会計、配送などこまめな連絡をしてくださる薬剤師以外の方がいることで、店舗薬剤師やリモート薬剤師がよりスムーズに調剤業務や服薬指導を行えるようになるでしょう。

また、店舗薬剤師がプロダクトチームとのミーティングに参加できることにより、私たちが目指す“患者主体でなめらかな医療体験”に必要な課題を直接伝えることや、各メンバーとの議論を通してよりスピーディーな課題解決へと向かうことができるはずです。

オンライン薬局で新たな調剤事務の働き方にチャレンジしませんか?

YOJO薬局は、まだオンライン薬局としてスタートしたばかり。薬局DXが加速する中で、次世代型かかりつけオンライン薬局を目指して試行錯誤しつつチームワークを重視しながら取り組んでいます。

オンライン上での体験に大切なこと、それはこまめなコミュニケーションや相談しやすい環境作りになります。
これは患者さんとの関係に限らず、メンバー同士でもいえることです。

YOJO薬局では、メンバー同士が立場関係なくフランクな関係で意見を言い合い、枠にとらわれずゼロベースで最善の方法を導き出すことを大切にしています。

そのため、各メンバーが自分たちの役割の中での課題感や解決策をその都度伝え、相手の立場にたって考え手を差し伸べていくことで、よりよい医療体験へと繋がっています。

そこで、なめらかな医療体験を目指すために、これまでの既存薬局での経験を活かして、薬剤師をはじめとするメンバーと一丸となり新たな患者体験の窓口担当として携わりたい調剤事務の方を募集しています。

YOJO薬局四谷店には、店舗薬剤師だけでなくロジスティックメンバーが常勤しています。既存薬局では一緒に働く機会もないようなエンジニアやデザイナーといったプロダクトメンバーとも一緒に次世代型オンライン薬局を創っていけるため、新鮮でやりがいを感じていただける環境です。

人とのコミュニケーションが好き、企画やアイデアを考えることが好き、フットワークが軽い……などあてはまる調剤事務経験者の方がいらっしゃいましたら、まずはカジュアル面談をしませんか?ぜひお気軽にお問い合わせください。

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