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YOJO5周年!これまでの軌跡を紹介

2024年7月、女性の一生涯に寄り添うオンライン漢方薬局『YOJO』は、サービス開始から5周年を迎えました!
ここまで『YOJO』を支えてくださった利用者のみなさま、株主のみなさま、取引先のみなさま、そして当社社員のおかげです。

今回は、みなさまへの感謝の気持ちとともに、これまでの『YOJO』の歴史を振り返ってみたいと思います。


『YOJO』とは

『YOJO』は、女性の健康に寄り添うかかりつけ医療ブランドです。
創業当初より、オンライン漢方薬局『YOJO』として、体質チェックと医療アドバイザーとのカウンセリングを通じて一人ひとりの悩みや体質にあった漢方薬を提案しお届けする、LINEで始められる漢方薬の定期便サービスを提供しています。

300種類近く*ある漢方薬から、自分の悩みにあった漢方薬を選ぶのは至難の業です。よくわからない不調や症状に対して、なんとなく漢方薬が良いことは知っていても、実際どれを選んだらいいのかわからない、飲み続けられるのか不安、などと気になるけれどハードルが高くてなかなか試せない方から多くのご相談をいただいています。

『YOJO』では、お試し前に体質を確認しながらしっかりと医療アドバイザーとカウンセリングを行うことで、その方にあった漢方薬を試すことができます。
また、試したあとも、服用状況や体調を確認しながら、効果を感じながら続けていただけるように、その方にあわせたアドバイスも行っています。

事前のカウンセリングやアフターフォローが有料のサービスも多いですが、『YOJO』では無料で行っているのも特徴の一つです。

(*現在、一般用漢方製剤として294処方が承認されている)

サービス開始から5年間を振り返って

医療×ITで新しい医療体験を創造する

『YOJO』は、共同創業者の辻と上野の二人によってスタートしました。
医師である代表の辻が研修医時代に抱いた「患者さんの心身の悩みにきちんと寄り添うことができていない」「漢方のように患者さんが求めていて良いものなのに、世の中に情報が広まっていない医薬品があるのではないか?」という疑問がきっかけとなり、紆余曲折しながら漢方薬の定期便サービスが誕生しました。

『YOJO』の歴史を語るうえで薬剤師のリモートワーク体制は外せない

『YOJO』では、自社で薬剤師と患者さんがコミュニケーションするシステムを開発しています。
このシステム開発で、薬剤師のリモートワーク体制を構築し、薬局勤務の薬剤師と在宅勤務の薬剤師がリアルタイムでコミュニケーションできるようになりました。おかげで、薬剤師業務が効率化され、オンラインを通じてより多くの患者を受け入れられるようになっています。

サービス開始から約2年でLINE登録者数10万人を突破

コロナ禍におけるオンライン化の動きや規制緩和といった時流や、患者さんのニーズをしっかり捉えることで、サービス開始から約2年でLINE登録者数が一気に上昇し10万人を突破。この年にサブスク大賞でシルバー賞を受賞することができました。

患者さんと社内の声から生まれたプライベートブランド

サービス開始当初は、ドラッグストアでは扱われない漢方薬局水準の高品質な「細粒タイプ」のみを取り扱っていました。
薬局で1人分ずつを調剤、監査、包装する必要があり、利用者が増加するほど業務負担も増加してしまう状況で、対策が必要でした。
また、患者さんからの「飲みにくい」「湿気に弱く冷蔵庫保管が必要でめんどくさい」などの声や、「粉が飲めない」ことで離脱される方もいらっしゃいます。

そこで、患者さんからの要望や業務負担に対してなにかできることがないかと社内で検討し、プライベートブランドの取り扱いを開始することにしたのです。

アルミ包装でパッケージ化されたの漢方薬は、常温保管が可能で持ち運びやすいため、患者の利便性の向上につながったり、種類によって錠剤タイプや1日2回服用のタイプも採用したことで、服薬状況の改善にもつながったりと、多くの課題を解決することができました。
さらに、1人分ずつパッケージ化されているため、調剤や監査業務が軽減されたことも大きな変化です。

患者の声から決済方法を拡充

サービス開始当初は、定期購入サービスと相性のよいクレジットカード決済のみを採用していました。
しかし、クレジットカードを持っていない方も一定数いるため、他の方法として代引き決済を始めましたが、受取拒否をされる方がいらっしゃり、売上の回収ができないことや余計なオペレーションコストが発生してしまい断念。
代替案として後払い決済を導入したところ、クレジットカード決済以外にコンビニ決済や銀行振込も可能となり、余計なオペレーションコストも発生することなく、より多くの患者に対応できるようになりました。

大規模言語モデル(LLM)導入により24時間体制のオンライン相談が可能に

ChatGPTの登場とともに一気に普及した「生成AI」。
「生成AI元年」ともいわれる2023年に、当社でも早速「PharmaX LLMLabs」を立ち上げました。LLMを活用した業務効率支援のPoCなど、実運用に向けた取り組みを実施し、飛躍的な効率化による、より高品質な体験を目指して日々取り組んでいます。

その取り組みの中で始まったのが、24時間体制のオンライン相談です。
利用者の増加に伴う待機時間の増加や、忙しい日常を送る方が相談したいタイミングですぐに返信がないことによるストレスにより、利用者の離脱を解決するために取り組んだ事例です。
自社開発のCRMシステム(顧客管理システム)にLLMを導入したことで、蓄積された相談データを基に一人ひとりに合った返信内容を即座に作成できるようになり、薬剤師や医療アドバイザーの業務負担も軽減されました。
また、カウンセリング返信率も増加することで購入率アップにもつながっています。

5周年を目前に、相談導線や商材を追加

5周年を迎えるにあたり、LINEでのチャット相談に加えて電話相談を開始しました。
まずは、はじめてYOJOを利用される患者さんを対象に、15~30分のカウンセリングを通じて、その方の悩みにしっかり寄り添いながらよりパーソナルな提案がしやすくなっています。

また、以前から問い合わせの多かった「煎じ薬」の取り扱いも開始し、取り扱い漢方薬の種類を徐々に増やしています。

今後も、その方のお悩みやライフスタイルにあった提案ができ、続けていきやすいサービスになるよう、検証を重ねながらよりよい医療体験を届けていきます。

さいごに

私たちとともにオンラインを中心とした新しい医療体験を一緒に作ってみたいと思った方、もっとPharmaXについて知りたいと思った方は、ぜひ当社の採用情報をご覧になってください!カジュアル面談も大歓迎です!


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