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協和キリン、第一四半期決算国内減少もグローバル製品好調。増収・増益

協和キリンは2022年8月4日、2022年12月期 第2四半期〔IFRS〕(連結)を発表。売上収益1852億7100万円(対前年同四半期増減率12.3%増)、コア営業利益399億800万円(同28.9%増)、四半期利益350億1700万円(同39.7%増)、四半期利益(親会社所有者帰属)350億1700万円(同39.7%増)と、二桁の増収・増益。通期業績は、売上収益4000億円(同13.6%増)、コア営業利益770億円(同17.2%増)、当期利益630億円(同20.3%増)、当期利益(親会社所有者帰属)630億円(同20.3%増)と上方修正。

国内の売上収益は728億円(同-7.6%減)。腎性貧血治療剤ダーブロック16億円(同12%増)、慢性特発性血小板減少性紫斑病治療剤ロミプレート26億円(同13%増)、発熱性好中球減少症発症抑制剤ジーラスタ77億円(同5%増)、FGF23関連疾患治療剤クリースビータ22億円(同3%増)等は伸長。

抗アレルギー点眼剤パタノール3億円(同-9%)、ダルベポエチン アルファ注シリンジKKF44億円(同-11%)は、減少。

地域統括会社別の売上収益は、日本728億円(3億円減)、北米475億円(129億円増)、EMEA309億円(50億円増)、アジア/オセアニア148億円(5億円減)、その他193億円(57億円増)と、日本の減少を海外がカバー。

グローバル製品の海外売上収益は、X染色体連鎖性低リン血症治療剤Crysvita(日本製品名:クリースビータ)494億円(同39.5%増)、抗悪性腫瘍剤Poteligeo(日本製品名:ポテリジオ)103億円(同47.4%増)と好調さを示す。

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