興和、緑内障・高眼圧症治療剤グラアルファ配合点眼液承認取得
興和は2022年9月26日、緑内障・高眼圧症治療剤の新規配合点眼剤グラアルファ配合点眼液(一般名:リパスジル塩酸塩水和物・ブリモニジン酒石酸塩)が、承認を取得したと発表した。
同剤は、Rhoキナーゼ阻害薬グラナテック点眼液0.4%の有効成分リパスジル
塩酸塩水和物と、アドレナリンα2受容体作動薬のブリモニジン酒石酸塩を含有する
世界で初の配合点眼剤。
既存の配合点眼剤と薬理学的な作用点が異なり、配合点眼剤を含む様々な緑内障・高眼圧症治療剤との併用が可能になる。
国内で実施した開放隅角緑内障と高眼圧症の患者を対象とした第3相臨床試験では、リパスジル塩酸塩水和物またはブリモニジン酒石酸塩に対して同剤での眼圧下降の追加効果が確認され、また、既存の緑内障・高眼圧症治療剤との併用等の検討では、長期投与における眼圧下降効果の維持と安全性が確認された。