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東和、薬価改定で国内増収・減益。海外は為替の影響で大幅な伸び

東和薬品は2022年8月10日、2023年3月期第1四半期決算〔日本基準〕(連結)を発表。売上高453億7200万円(対前年同四半期増減率5.7%増)、営業利益19億4000万円(同 -58.1%減)、経常利益25億7500万円(同 -66.6%減)四半期純利益(親会社株主帰属)13億9500万円(同 -73.7%減)と、増収・減益。通期業績は売上高2125億円(対前期28.3%増)、営業利益190億円(同 -1.1%減)、経常利益190億円(同 -16.4%減)、当期純利益(親会社株主帰属)120億円(同 -24.6%減)と、増収・減益を見込む。

国内医薬事業は売上高355億700万円(前年同期比4.5%増)、営業利益28億2200万円(同54.7%減)。生産能力拡大の設備導入対応等で生産数量が想定を下回り、安定供給要請に対応できず販売数量が減少。薬価改定価格により売上減少。ただし、三生医薬が連結対象となり売上はプラス。営業利益は売上原価率の高い三生医薬が連結対象に加わるとともに、薬価改定でマイナス。

海外医薬品事業は売上高98億100万円(同10.1%増)営業利益2億700万円(同424.6%増)、欧州のBtoB事業の売上が好調に推移。為替の影響も手伝って大幅な増収。



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