アルフレッサHD、医薬事業は独禁法違反解除で増収も薬価改定で営業利益-18.9%減
アルフレッサHDは2022年8月5日、2023年3月期第1四半期決算〔日本基準〕(連結)を発表。売上高6571億2200万円(対前年同四半期増減率2.1%増)、営業利益30億円(同 -19.7%減)、経常利益37億600万円(同 -21.6%減)、四半期純利益(親会社株主帰属)21億2400万円(同 -34.5%減)と、増収・二桁減益。通期業績は売上高2兆6180億円(対前期1.3%増)、営業利益295億(同1.4%増)、経常利益328億(同0.7%増)、四半期純利益(親会社株主帰属)212億円(同-34.1%減)を見込む。
医療用医薬品卸売事業は売上高5854億3900万円(前年同期比3.1%増)、営業利益24億4300万円(同18.9%減)。市場の伸長や独占禁止法違反での医療機関入札指名停止期間の終了の影響で増収も、薬価改定等の影響を受け、増収・減益。
セルフメディケーション卸売事業は売上高596億1700万円(同6.2%減)、営業利益4億4800万円(同0.8%増)。新型コロナウイルス感染予防関連商品の需要の落ち込みや競合他社との競争激化による減収の一方、利益・コスト面の管理の徹底で増収・増益。
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