エーザイ、MORAb-2021契約一時金の影響で減収も、医薬品事業は2桁成長
エーザイは2022年8月5日、2023年3月期 第1四半期決算〔IFRS〕(連結)を発表。売上収益1842億6200億円(対前年同四半期増減率 -7.2%減)、営業利益74億(同 -86.6%減)、四半期利益(同 -33.8%減)、四半期利益(親会社所有者帰属)286
億8700万円(同 -36.1%減)と、減収・減益。通期業績は売上収益7000億円(対前期増減率 -7.4%減)、営業利益550億円(同2.3%増)、当期利益580億円(同26.9%増)、当期利益(親会社所有者帰属)570億円(同18.9%)を減収・増益を見込む。
研究開発費は、Biogen Inc.(米国、以下 バイオジェン社)と共同開発中の抗アミロイドβプロトフィブリル抗体レカネマブ(一般名)の開発を進める一方、米メルク社からの「レンビマ」の開発マイルストンペイメントを戻入計上するなど、パートナーシップモデルの活用で費用抑制を促進し、減少。
グローバルブランドの売上収益は、レンビマ663億円(前年同期比150.0%増)、抗がん剤ハラヴェン111億円(同109.7%増)、抗てんかん剤フィコンパ(英名:Fycompa)99億円(同133.1%増)、不眠症治療剤デエビゴ(英名:Dayvigo)65億円(同247.1%増)。
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