持田製薬、増収・増益。リアルダ、モビコール、ユリスが牽引
持田製薬は2022年8月1日、2023年3月期 第1四半期決算〔日本基準〕(連結)を発表。売上高276億9200万円(対前年同四半期増減率1.2%増)、営業利益42億6500万円(同34.0%増)、経常利益44億1500万円(同31.2%増)、四半期純利益(親会社株主帰属)31億5500万円(同18.9%)。増収・二桁の増益。通期業績は、売上高1050億円(対前期増減率-4.7%減)、営業利益85億円(同40.9%減)、経常利益88億円(同-40.5%減)、当期純利益(親会社株主帰属)64億円(同-39.4%減)と、減収・減益の見込み。
医薬品関連事業の売上高は262億400万円で前年同期比1.0%の増収。新薬の抗うつ剤レクサプロの売上が前年を下回るが、潰瘍性大腸炎治療剤リアルダ、慢性便秘症治療剤グーフィス、モビコール、痛風・高尿酸血症治療剤ユリスが伸長した。
長期収載品の高脂血症・閉塞性動脈硬化症治療剤エパデール、持続性Ca拮抗降圧剤アテレックは前年を下回る。一方、後発品事業は前年を上回る。
利益面では、医薬品関連事業の売上増による売上総利益の増加、研究開発費減少を要因として販売費及び一般管理費が前年同期を下回り、営業利益は42億6500万円と前年同期比34.0%の増、経常利益は44億1500万円で前年同期比31.2%の増、四半期純利益(親会社株主帰属)は31億5500万円で前年同期比18.9%増のいずれも増益。
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