「私にリーダーなんてムリ！」と思っている人へ──今日からできるリーダーの3ステップ

2025年2月18日 15:22

「リーダーシップなんて、自分には関係ない」そう思っていませんか？
薬局では、管理薬剤師やベテラン薬剤師がリーダーシップを発揮するものだと思いがちですが、実は どんな立場の人でもリーダーになれる のです。

✅ 「職場の雰囲気が悪い」
✅ 「チームワークが取れず業務が非効率」
✅ 「患者さんへの対応が雑になってしまう」

こうした問題がある職場を変えられるのは、役職ではなく 「自分の行動」 です。
今回は、調剤薬局でも実践できる「リーダーシップを発揮する3つのステップ」をご紹介します。

✅ ステップ1：「これは私の問題だ」と捉える

どんな薬局にも、こんな悩みがあるのではないでしょうか？

こうした問題に気づいたとき、多くの人は 「管理薬剤師が改善するべき」「会社が人員を増やすべき」 と思いがちです。
しかし、リーダーシップを発揮する人は 「これは私の問題だ」 と捉えます。

例えば、「患者さん対応が雑になってしまう」という問題。
「忙しいんだから仕方ない」と割り切るのではなく、「自分にできることはないか？」 と考えることが、リーダーの第一歩です。

「自分には役職もないし、権限もない…」そう思うこともあるでしょう。
でも、リーダーシップとは 指示を出すことではなく、自ら行動を起こすこと です。

例えば、
🔹 事務スタッフとの連携が悪い → 自分から積極的に声をかけ、情報共有を意識する
🔹 ピーク時の対応が雑になる → 「短時間でも患者さんに安心感を与える対応」を心がける
🔹 職場の雰囲気が悪い → まずは自分が笑顔で挨拶をする

こうした 「自分にできる小さな行動」 を見つけることが、職場を変えるきっかけになります。

考えるだけでは、何も変わりません。
「できることを見つけたら、まずはやってみる」これがリーダーシップの最重要ポイントです。

例えば、ある薬局で「朝の雰囲気が悪く、みんな無言で業務を開始する」という問題がありました。
この状況を 「自分の問題だ」と捉えた薬剤師 が、ある行動をしました。

それは 「毎朝、明るく元気に挨拶をする」 というシンプルなもの。

最初は一人だけでしたが、次第に周りも挨拶を返すようになり、薬局全体の雰囲気が改善。
その結果、患者さんへの対応も自然と丁寧になり、クレームが減り、業務の効率も上がったのです。

このように、「小さな行動が、職場全体の変化につながる」 ことは珍しくありません。

「リーダー」と聞くと、特別なスキルや経験が必要だと思うかもしれません。
しかし、実際には 「問題を自分ごととして捉え、小さな行動を起こせる人」 がリーダーなのです。

1️⃣ 「これは私の問題だ」と捉える
2️⃣ 「そんな自分に何ができるだろう？」と考える
3️⃣ 「よし、やってみよう」と実践する

薬剤師としてのキャリアを広げたいなら、リーダーシップを意識することが大切です。
まずは 「挨拶を変える」「声かけを意識する」 など、小さな一歩から始めてみませんか？ 😊

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