絶対に行きたいロンドンのおすすめパブ3選
ロンドンへ行くなら絶対に行こう!おすすめパブ3選
長い歴史を持つイギリスの社交の場、パブリックハウス、略してパブ。
イギリスにいったら、パブに行かずして、イギリスを語ることはきません。
大都会ロンドンには、犬も歩けばパブに当たるといえるくらい、パブはぞこらじゅうにあり、どこに行けばいいのか、迷ってしまうのでは?
そんなあたなにとっておき、絶対行きたいロンドンのパブを3つご紹介します。
1)ロンドンの流行発信地で賑わう超伝統的パブ、ジョン・スノー(John Snow)
©indignao/FOURSQUARE
©Ouicestmoi/FOURSQUARE
ロンドンきっての若者の流行発信地、ウェストエンドと呼ばれるエリアのカーナービーストリートから目と鼻の先にあるパブがジョン・スノーです。
週末は年中パブの外まで人が溢れ出しているほど、人気なパブです。特に夏は、グラスを持って外で大勢の老若男女が会話を楽しみながら、飲んでいます。
さて、このジョン・スノーなにが、そんなに有名かつ見どころかというと、そのウェストエンド、カーナビーストリートの近くという立地もさることながら、このパブは、超伝統的なパブの造りをそのまま残している、ロンドンの中でも珍しいパブなのです。
今でも階級社会の名残があるといわれているイギリス、昔はそれはそれは、厳格な階級社会。
社交の場パブですら、上流階級の人の入り口と上流階級の人たちの飲むサロン(談笑スペース)、中流階級の人の入り口とサロンなどとしっかりと区別されていました。
そんな名残がこのジョン・スノーにはあるのです。
というのも、中に入るとパブ内のスペースが仕切りでわかれており、その仕切りには、小さなドアがついています。このドアは当時、パブのスタッフが各サロンへ行ったり来たりするために利用していたものです。
そして、さらなる特徴が、ドリンクをオーダーするカウンターはパブのど真ん中に位置しています。
これは、どこの階級のサロンからもオーダーできるようするためで、現在もそのままど真ん中に、カウンターが残っています。
もちろん、パブの入り口がいくつかあるのも昔のパブの特徴です。
こういったスタイルを今でも残しているパブは、ロンドンでは珍しいので特に人気です。
また、名前のジョン・スノーというのは、1854年にロンドンでコレラが流行した際に、疫学者ジョン・スノーがこのパブのすぐ近くの水道管にその原因があることをつきとめたことを記念してつけられたという、かなり歴史のあるパブです。
このパブでは、イギリス料理、フィッシュ&チップス、ソーセージ&マッシュ、パイ料理なども楽しめます。
ウェストエンドという立地柄、若者が多いかと思いきや、伝統的なパブだけあってか、初老の英国紳士の姿もみかけます。観光客というよりは、地元っ子の多いバプです。
地元の人に紛れたい人にはお勧めです。
2)ロンドンのど真ん中にある超大型パブ、ワクシー・オコナーズ(Waxy O'Connor's)
©Waxy O’Connor’s
ロンドンのポストカード、写真といえば、よくでてくるのが、待ち合わせスポットとしても有名な、ピカデリーサーカスのエロスの像のある噴水です。そのエロスの像から徒歩、2,3分、ロンドンのど真ん中にある大型パブがワクシー・オコナーズです。
このパブがお勧めな理由は建物のユニークな造りです。
いくつものフロアスペース(合計6レベル)が短い階段でそれぞれ繋がれた迷路のような内装で、ほろ酔いでトイレにいったら、元の席にもどるのちょっと時間がかかっちゃったり、間違えた席で、新しくお友達ができちゃうなんてことも!?
また、フットボールやラグビーの試合なども上映してくれるこのパブは、比較的男性に人気なパブです。
試合のある日のパブは、大盛り上がり、スポーツ好きにお勧めのパブです。
また、ロンドンウェストエンド、ミュージカル劇場も近いため、プレシアターメニューと呼ばれる、2コースのセットメニューなども用意されているので、観劇の前にさっと食事を済ませることも可能です。
食事は、イギリスの伝統料理、フィッシュ&チップス、マトンストゥーなど豊富です。
3)ロンドンといえば、シャーロック・ホームズ!シャーロック・ホームズパブ
©English Book in Georgia
©Sherlock Holmes
シャーロックホームズパブは、パブの2階にシャーロック・ホームズとワトソン博士のスタディールームとリヴィングルームを再現したコレクションが展示されているパブです。
知らないでグラウンドフロア(日本の1階)でビールやお食事だけで帰ってしまってはもったいない。
是非、展示を覗いてみてください。
また、シャーロック・ホームズパブは、その展示で有名なのもさることながら、フレッシュで美味しい食事ができることでも有名で、夜は比較的、食事をしないで立ち飲みをしている人が多いパブがけっこうある中、このシャーロックホームズは席について食事をしている人がかなり多いパブという印象です。
ビーフ&エールパイやフィッシュ&チップス、そして、イギリス発祥のサンドイッチ、とくにローストビーフサンドイッチなど、是非お食事しながら、ロンドンのビールやエールを堪能してください。
観光できているお客さんも多いので、店員さんもとても優しくフレンドリーでとっても入りやすいです。
このパブはトラファルガー広場を南に下ったテムズ川を渡る手前に位置しており、最寄りの地下鉄駅はエンバンクメント。
ビッグベンをみて、テムズ川沿いをお散歩しながら立ち寄ることもできる非常にアクセルの良いところにあります。
数ある中で厳選した3つのパブ。ロンドンにお越しの際には是非、足を運んでみてください。
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