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カルバート(Calvert)の式
以下の式がそれだが、今のところ、カルボプラチンの投与設計くらいにしか使われていない様子。
投与量(mg)=AUC(mg/mL・min)×(Ccr(mL/min)+25)
カルボプラチンは完全腎排泄型薬剤で、用量依存性副作用(血小板減少)と抗腫瘍効果はAUCに強く相関しているから。
CcrはGFRに置き換えることも可能だが、いずれも実測値(24hr畜尿など)が必要で、かつCcrは酵素法でなければ、jaffe法を用いるとカルボプラチンの過剰投与になる可能性がある(参考)。
また、CcrやGFRは体表面積補正をしないこと(抗がん剤の投与設計に使う場合)。
【2018/02/26記載】
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