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(実験用語)LacZとオペロンとオペレーター遺伝子と蛍光タンパク質
lacZは、大腸菌のラクトースオペロンを構成する遺伝子の一つ。レポーター遺伝子の一つとして古くから使用されている。開始コドンから終止コドンまで約3 kbpの長さで、β-ガラクトシダーゼ(LacZ、β-ガラクトシデースとも)をコードする(wikipedia)。
ラクトースオペロンは、乳糖(lactose)分解に関与する一連の遺伝子の集合オペロンで、リプレッサー(調節たんぱく質)とオペレーターにより転写が支配されている。「lac オペロン」、「lac operon」とも表記する(wikipedia)(youtube)。
オペロンとは、一つの転写因子によって同時に発現が制御される複数の遺伝子が存在するゲノム上の領域、あるいはその複数の遺伝子の組のことである(wikipedia)。
オペレーター遺伝子とは、ある遺伝子が発現しているかどうかを容易に判別するために、その遺伝子に組換える別の遺伝子のこと。緑色蛍光タンパク質(GFP)が有名(wikipedia)。
【参考】
・β-ガラクトシダーゼ検出蛍光プローブによる一細胞レベルでの lacZ 発現の検出
・lacZとGFPによる遺伝子発現解析
・化学の力で見たい細胞だけを光らせる
【2018/02/16記載】
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