IoTでトイレ使用状況を通知&分析するぜ AWS IoT前準備編

 ふぁらお加藤です。初老ということで実家のお祭り秋季例大祭に参加してきました。マジなほうの「御神輿を担いだ」ので腕も足もあがらん…。どうせ担ぐならこれぐらいガチでやるべきなのでしょう…何事も…。

 今回はインターネットにデータを送ります。どうして送るのか?という目的はタイトルにあるとおり「通知したい」「分析したい」というのが目的です。

 一番トラディショナルなスタイルを考えると。

1. インターネットに公開されているサーバーコンピュータを1台用意する
2. そのコンピューター上にサーバー用OSをセットアップする
3. サーバー用OS上にhttpサーバーのミドルウェアをセットアップする
4. ミドルウェアに対応するアプリケーションを作成し、データベースの読み書きをさせる
5. 定期的にサーバーコンピュター上で分析プログラムを実行させる

 というような形になるでしょう。しかしこれはかなりの知見と操作が必要になってしまいます。特に 1. を自宅に用意したりするとインターネット側からの攻撃もありえてしまうのでとっても危険です。正しく運用するのはかなり疲れてしまいます。

 もちろんこれをイチから勉強してもよいのですが、今回はAWS IoTとよばれるSaaSを用いて楽したいと思います。

AWS IoT とは

 ちょっと前まではシンプルに「AWS IoT」というのが1つポンとあって多機能という感じでした。最近は占める役割や求められる機能があまりにも膨大になってきたため(なんとリアルタイムOSまで提供しています!)、いろいろ分割されたりしてこの前を冠するサービスがたくさんあるようです。AWSのコンソールのスクリーンショットをとってみます。

 それぞれの説明は公式ページにされています。

 今回は『AWS IoT Core』、『AWS IoT Device Management』あたりを使います・・・たぶん・・・。(私も完全に浦島太郎です。)

Raspberry PI で使う

 前回シリアルデータを受け取ったRaspberry PIからAWS IoTにデータを送るには「プログラミングして送る」「AWSの用意したツールから送る」のどちらかで送ります。

 いきなり前者「プログラミングして送る」を採用すると、書いたプログラムが悪いのか、設定が悪いのか、問題の切り分けが難しいので今回は後者をいったん選択してみます。

 ユーザー登録してRaspberry PI用のキーを発行しておきます。aibaxさんの記事を参考にしてみてください。

 公式のCLIツールをインストールします。Raspberry PIにSSHでログインして 

$ sudo apt-get install aws-cli 

でOKです。以下のURLも参考にしてみてください。

 これで前準備が終わりました。今度こそデバイスをAWS IoTに登録し、データを送り出します。しばらく触っていないうちにめちゃ進化してるので私も再度やりなおしながら手順をまとめてみます。

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