シカクワガタの回
久しぶりの更新です。
今回はシカクワガタについて語りたいと思います。
特徴的なアゴの形をした魅力の詰まったこのクワガタ達。
昨年から今年にかけて一気に色々な種をブリードと幼虫飼育をして経験してみました。
【私が飼育した種】
・アマミ
・タイワン
・スペキオスス
・ボイレアウ
・ツツイ
・カワノイ(カワノ)
・ディディエール
・フキヌキ(アッサム)
・マイ
・チュウゴク
近い属を含めばペロッティやクロツヤシカなどもいますが、ここは「シカクワガタ属」のみでお話します。
↑マイシカ
上記の種を一気にブリードや飼育をして思ったのは
比較的ブリードは難しくない
のかもしれません。
運が良かっただけかもしれませんが初ブリードながら、失敗したのはアマミシカだけで他は成功しております。
産卵セットの様子です。
ケース底2,3センチを硬く詰め、その上にクヌギやコナラの材を置いて材の周りをマットで手で押し込んで詰めたセットになります。
割出した時は材の中よりもマットに幼虫が多くいました。
産卵セットを組んだ時期は12月の真冬。
温度は20℃ジャストで管理しています。
そんなに温度が高くなくても大丈夫でした。
逆に高くない方が良いのかもしれません。
↑ボイレアウ
シカクワガタが難易度が高いと敬遠されがちですが、やってみれば意外にできる種だと思います。
難しいと思えるポイントは
・成熟の見極め
・休眠のズレ
・羽化のズレ
シカクワガタのブリード失敗の一番多いのは成熟の見極めかと思われます。
タイミングを見誤って早目にペアリングしてしまうとそれだけで失敗に終わります。
後食したから交尾可能なのではなく、後食しても休眠に戻る個体も少なくはありません。
焦らずにじっくりと成熟させるのが成功の鍵かなと思います。
↓1枚目スペキオスス、2枚目フキヌキ
↑ペアリングは同居で。
他のクワガタにはない、湾曲のアゴが凄くカッコイイ魅力溢れるシカクワガタ。
皆さんも是非飼育されてみてはいかがでしょうか(`・ω・´)