アエネアキンイロクワガタ
ランプリマ属、キンイロクワガタの最高峰と言えばアエネア。
約20年前に日本にワイルドのメスが一頭だけ輸入され、その持ち腹からのみの枝分かれした子孫達だけが現在の日本にいる貴重なクワガタ。
当の現地では天然記念物(だったかな?)に指定され、ワイルドの個体は入ってくる事のない絶望的な個体となりました。
飼育された個体は血の濃さ故か、産まない孵化しないすぐ落ちる不全するだの言われ、とてもブリード難易度の高い個体になっているようです。
それよりも休眠の長さによるペアリングのズレで失敗するという悪魔のようなスペックの持ち主でもあります。
それでも
日本の中では累代を成功させて続けている方がいるのも事実です。
ブリード失敗する事を恐れずに、どう上手くブリードできるかを模索したいと思います。
しかしながら、決して安いものではない故失敗した時のショックは計り知れないし立ち直れなくなる気持ちもわかります。
休眠から起こし、ペアリングを確認できたメスをセットを組んで1月の15日に投入しました。
そこから9日程度したらメスが地上にいたので回収。
産んだのかどうかもわからない。
それでも仮に卵で回収するのは嫌だったので、放置する事に。
扱いには緊張しっぱなし。
一度累代成功させた経験はあれど、慎重に進めたいところ。
産卵セットを組んでは同居させ、追い掛けを狙う。
体力が消耗するかもしれないが空砲の確率をあげるよりはきっとマシ。
その後二度目のセットをするもわずか4日程度で上にでてきていた。
…これは期待しにくい💧
そんな2月7日。
一度目の産卵セットの周りを舐めるようにチェックしてみると
⁉️
わかるでしょうか。
なんと幼虫が見えていました‼️
産卵成功していたのです✨
姿が見えたのはまだ1匹だけですが、もう少しすればもっと見えるようになるかもしれない。
あと一か月くらい放置してから割り出ししたいと思います。
とりあえず…
ほっとしました(汗)
あ、成虫はペアで元気しています✨
メスは三度目のセットに投入しました。