そういえば・・・。Makuakeで応援購入いただいた支援金っていつ入金されるんだっけ??
2021年11月21日 18時を以って終了した始めてのクラウドファンディング。
プロジェクト終了後に可及的速やかにリターン発送を実行するため、実はプロジェクト期間中に見込み発注でクラフトジンをつくりました。
クラウドファンディングっていうと、受注生産のイメージがあるかもしれませんが、クラウドファンディングの期間は1~2ヵ月あり、終了後に商品の生産を開始するとリターンのお届けにかなりのお時間を頂くことになります。
なので、クラウドファンディング開始当初の様子を鑑みて、プロジェクト期間中には見込みで商品生産をしてしまうことがほとんどではないでしょうか。
クラフトジンどのくらい製造するか問題
さてさて、私たちもプロジェクト期間中にクラフトジンの生産発注を行いましたが、いくつ発注するか悩みます。
理想は、購入数と製造数がピタリと一致して在庫を抱え込まないこと!
足りなくなったら再発注すればよいのですが、その場合、コストはもちろん大きくなりますし、最低生産量という制約があるので、500ml1本分足りないから1本だけ追加生産ということができません。
「今の購入状況がこのくらいだから、終了後の結果はこのくらいだろう」という予測のもと、収支のバランスが取れる点を考えるのです。
これが本当に難しい…。
だって、『欲』がどうしても出てきてしまうので。笑
試される営業力
第三次AIブームと言われ始めたころ、将来AIに置き換わる仕事とそうでない仕事などをテーマにした新聞・雑誌記事をよく見かけました。
しかし、どんなに技術が進んでも、商品・サービスを購入するという意思決定を企業や消費者がするための一押し「ラスト・ワンマイル」を担うのは人間です。営業という仕事がAIに置き換わる未来はまだまだ遠い先の話です。
クラウドファンディングのスタートダッシュが好調なこともあり、強気の見込み発注を仕掛けた私たちにとって、一番必要だったのは「営業」でした。
え?『欲』を出したのかって??
まぁ、そんな気持ちが一切なかったと言えばウソになりますが、もちろん、ジンを多くの人に楽しんでほしい、味わってほしいという当初の目的はブレてません。
多くの人に届けるためにも「営業」は必要です。
かくして、私たちは今まで以上に、友人知人以外にクラフトジンを扱うお店をピックアップしてアポ取ったり、ジンと相性の良い食事を提供しているお店に私たちの商品を紹介したり、ネット広告を出稿したり、ブロガーさんに記事にしてもらったり・・・。
その時できることを手あたり次第に実行していきました。
結局、在庫を抱えることになるが・・・
で、まぁ、予想されたかもしれませんが、クラウドファンディング終了後に、まぁまぁの量の在庫を抱えることになりました。
これが悪いことかというと、決してそういうことではありません。
クラウドファンディング終了後も、私たちがつくったジンを多くの人に届けたい・広めたい目的のために、営業活動を継続し、飲食店様とのイベントを企画するなど、Ginpsyとして楽しい日々が過ぎていきました。
次はあれやりたい、これやりたいというアイデアもたくさん出てきて、決して燃え尽きることなく次を考えられたことは幸運です。
で、タイトルにある入金時期の話
今回のクラウドファンディングで身に染みたことは、何をするにしても先立つものが無ければ行動しづらいということです。
決して、何もできないわけではないですが、規模が限定され掲げたゴールに到達できるハードルが高くなります。
クラウドファンディングで、わずかでも利益が出たので、それを元手に何かをしようと考えていた矢先にとある疑問が浮かんできました。
で、集まったお金はいつ手元にくるの?
イヤ、最初にMakuakeさんは説明されてますよ、絶対。
説明ないはずないですし、何なら利用規約とかにも記載されているでしょう。
でも、クラウドファンディング開始前って、それどころじゃないんです。目先のタスクを消化することに精一杯…。
プロジェクトが成功するかな、どうかな。。と、不安と期待が入り交じり、テンポよく消化していかないと溜まってしまうタスクを捌いて、そんな状況で、しばらく先の「入金時期」を気にして行動できる人は、プロ棋士くらいじゃないでしょうか。
で、私たちの入金時期はいつだったかというと、11月21日にプロジェクトが終了したのでその翌々月、2022年1月の第3営業日ということになります。
年末年始挟んでいるので、第3営業日は1月6日です。
あっ。結構待つんだ…。
そうなんです。待つんです!プロジェクト終了タイミングにもよりますが、およそ1.5ヵ月間待つんです。。
そんなに待てないよ----!!
なんていってもしょうがないですが、そのような状況にも柔軟にご対応くださった『沼津蒸留所』の皆さまには、ホント感謝しかございません。
クラウドファンディングで資金調達できるのは事実ではありますが、スケジュールやお取引先にご迷惑を掛けないようにするためにも、資金ゼロ・アイデア勝負のみでチャレンジするのは、少々無謀だったなと、深く反省しました。
みなさまも、ご利用は計画的に!
それでは、また、近いうちに必ず。