Apple Watchを左手首につけて二胡の練習をしてみたら、歩数としてカウントされなかった。
Apple Watch を左手首につけて二胡の練習をしてみた。
前回の記事で、Apple Watch を右手首につけて二胡の練習をすると、万歩計アプリが運弓を歩きと間違えてカウントしてしまうということを書きました。
全く歩いていないのに、二胡の練習前と練習後では1300歩も違っていました。
そこで、今日(2024/02/14)は、二胡の練習のときにだけ Apple Watch を左手につけかえて前後の歩数を確認してみました。
歩数はカウントされなかった。
で、結果次のようになりました。
練習前 998歩
↓
練習後1011歩
たった3歩しか増えていません。
どうやら Apple Watch の万歩計は、二胡を弾くときに、弓を動かす右手の動きを歩きとしてカウントするけれど、左手はカウントしないようです。
二胡を弾く場合、左手は音の高さのコントロールを行います。ギターやヴァイオリンと同じです。
当然、左手も動かさなければなりません。弓を扱う右手ほどではないにしても、Apple Watch は動いているはずなのです。
が、3歩しか今回は増えていませんでした。
今回は、「賽馬」という曲が練習の中に含まれていました。二胡を弾かれる方はご存知だと思いますが、テンポの速い曲です。当然左手も早く動かすときがあります。
でも、そのあたりはカウントされなかったようです。
ただ動いていれば、歩きとしてカウントするというわけでもないようです。
GPS は関係ないのだろうか?
Apple Watch は、自動で人間の歩行を感知します。「歩くよ」という旨のタッチ操作をしなくても、歩きはじめて10分ほどで「歩いているんでしょ? 計測します?」みたいにたずねてきます。
私は、腕の動きとともにGPSデータを照合し、歩いていることを自動で感知しているのだと考えておりました。
でも、そうではないようです。二胡を弾いているときには移動していないのに歩いていると判断するのです。どうやら Apple Watch はGPSのデータを参照していないようです。
これからは、二胡を弾くときだけ Apple Watch を左手につけることにした。
以上のことにより、 万歩計の誤計測がおこらないように、二胡の練習の時には Apple Watch 左手につけかるようにしようと思っています。
おそらくヴァイオリンやチェロなどの擦弦楽器も同様でしょうから、万歩計の数値を気にする方は、Apple Watch を左手につけることをおすすめします。
……世の中には面白いことがたくさんあって楽しい。