ショッピングセンターの屋上にて:子どもがにぎやかに遊んでいるってのが本来の街の姿なのだろうなぁ。

ショッピングセンターの屋上にて

先日、横浜の娘の家に行くことになり、途中の武蔵小杉のグランツリーというショッピングセンターによって孫のお土産を買って行くことにしました。
同行の妻は、自分の買い物をしたいということで、一時別行動をとることにしました。自分は、欲しいものもあまりなく、書店や文具店、雑貨店などぶらぶら見ながら歩いておりました。
それでも、まだ時間があまったので屋上にある屋上庭園「ぐらんぐりんガーデン」に行ってみることにしました。
そこには、子どもが体を動かして遊ぶ遊具がいくつも設置され、親子連れで賑わっていました。

子どもがたくさんにぎやかに遊んでいるってのが本来の街の姿

たくさんの子どもが走り回り、チョークで床黒板に落書きをし、平均台をよたよた歩いていました。そして、保護者も、その子達の面倒を見たり、一緒に遊んだりしていました。
とにかくにぎやかという感じでした。斎藤喜博氏のいうところの「心地よい喧騒」という感じです。そして、同時に感じたのは

懐かしさ

でした。このところ、子どもが大勢でにぎやかに(良い意味でのやりたい放題に)動き回っているという姿を見たのが久しいと感じたのです。
なぜ、そう感じるのか……実際にそういう姿を静岡の地元では見たことがほとんどないからです。
数人の子どもが楽しそうに遊んでいるということはあります。が、本当に大勢で遊ぶ姿を見ることは稀なのです。

横浜はベッドタウンということもあって、若い夫婦やその子どもたちの割合が多いのでしょう。それに比べると、地元静岡の田舎町は高齢化が進み、子供の数は激減しています。
自分が子どもの頃に通っていた小学校は当時1学年6学級ありました。今では、1学年2学級、一部は1学級になっていると聞きました。それだけ、子どもの数が減っているのです。

一部の都市部はまだ子どもがたくさんいるのですが、多くの地方の町では子どもが激減し、にぎやかに遊ぶ姿が見られなくなっているのです。

本来は地方都市も含め日本中で、子どもがにぎやかに遊んでいるっての望ましいはずです。
そうでないと、日本はどんどん規模が小さくなってしまいそうです。
私達年寄りもがんばらなくてはいけませんが、やはり、若い人、子どもがたくさんいてにぎやかにならなきゃだめになっちゃうんじゃないか? って感じました。

政治家や役人も自分事だけではなく、日本の未来のことをちゃんと考えてくれって思ってしまいます。

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