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ソコタノ日記:『が~まるちょば PLEASE PLEASE MIME』を観てきました。

2022/11/20 『が~まるちょば PLEASE PLEASE MIME』を観に行った。

2022/11/20(日)に、妻と富士ロゼシアターで行われた『が~まるちょば PLEASE PLEASE MIME』を観てきました。

が~まるちょばは、2人で公演しているときから好きでした。パントマイムの楽しさを本当に知ったのは、が~まるちょばを見に行くようになったからです。
お一人抜けてから、生(ナマ)で見るのは初めてで、どこまでHIRO-PONさんひとりで時間をもたせることができるのだろうか? とちょっと心配になっていたのですが、それは、杞憂に終わりました。

事前に配られていたプログラムに演目が書かれ、5本の短い作品(ショートスケッチというらしい)と休憩を挟んで1本の長い作品で構成されていることが解りました。

最初の『ちょびっと…が~まるショー』は大道芸のような形をとっていて、お客さんの心をぐっとつかみました。はじめてのお客さんがほとんどだったようですが、それでみんな HIRO-PON さんのことが好きになっちゃただろうなぁと思えました。

立て続けに『ピアニスト』『マッチ売りの少女』『銀行強盗』『ついてくる』『若返りの薬』と短い作品が演じられましたが、舞台上で着替えをするのは、イッセー尾形さんを彷彿とさせました。イッセーさんの集中力はすごいのですが、HIRO-PONさんもそれ以上にすごい! ってところを見せてくれました。イッセーさんは、セリフに味をもたせ、一人芝居を演じますが、HIRO-PONさんはピアニスト以降言葉を発しませんでした。言葉を使わず一人でここまで表現できるのか? とおどろかされました。

休憩後は長編『指輪』を40分以上に渡って見せてくれました。セリフがないゆえ全ての表現を理解できたわけではありませんが、笑いあり涙ありの感動的な作品になりました。チャップリンのキッドを彷彿とさせました。

終演後は、即スタンディングオベーションでした。大きな拍手の中、HIRO-PONさんは、見えないスタッフを紹介しご自身も拍手を送りました。

最後の挨拶では、HIRO-PONさんの熱い思いが語られました。マイムの素晴らしさを多くの人に伝えたいという気持ちが伝わってきました。

ぜひ、来年も静岡に来てほしいと思わずにはいられません。

TVやネットじゃこのが~まるちょばのすばらしさは伝わらない。


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