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薬学生備忘録 1年生編

こんにちは、方波見と申します。
今回は私が薬学部1年生で体験したことを綴ろうと思います。お付き合いいただければ幸いです。
⚠️あくまで1個人の経験談です。全ての薬学生が該当する訳ではないので、参考程度にご覧ください。


1.前途多難な1年生  前期編

先に申し上げておきます。この編には人とのお別れの話が含まれております。苦手な方は、途中で飛ばして読むことをおすすめいたします。

さて、晴れて幼い頃から夢であった薬学部に合格し、希望と不安を携えて入学した私。当時はコロナが流行っておりましたので、通学時間のことも考え、サークル活動は断念しました。講義についてはオンラインと対面が半々であったように感じます。しかし薬学生の方々であればご存知の通り、1日フル講義、毎日必修科目であることに変わりはありません。ただ、当時は専門的な知識を学ぶことにわくわくを感じていたように思えます。新たにできた友達と新しい環境である大学生活を満喫しつつ、課題や復習に取り組む。そんな楽しい生活を送っておりました。

そんな中、やってまいりましたのが初めての期末テスト。単位を取れるように勉強に取り組んでいた自分にある出来事がやってきます。

⚠️注意⚠️
以下、人とのお別れの表現があります。
苦手な方はここを読み飛ばしてください。



期末テストが目の前に迫ったある日、身内が急死したと連絡が届きました。いろんなことをやらなければならないと、期末テストは忌引でお休みすることになりました。学校への連絡に、書類の処理、テスト勉強とあの時が4年間の中で1番めまぐるしく行動したのではないかと思います。




2.前途多難な1年生 夏休み、後期編


なんやかんやあり、初めての期末テストは追試験という形で受けることになった私は、1年生で科目が少なかったこともあり、無事にフル単でみんなより一足遅い夏休みを迎えます。
まとまった時間がたくさん取れる、遊びたい盛りの私が夏休みにやったこと。それは…

・コロナのワクチン接種
・引っ越し作業
・奨学金の相談、申請
・学校の事務手続き
・住所変更の手続き        
・自動車学校の申込          などなど

全く遊んでいる暇ありませんね!!!いやー本当大変でございました!!!
家族会議の結果、引っ越しをすることが急遽決定しそれに伴いやることがたくさんございました。
今だから思います。教科書のほとんどない1年の夏休みに引っ越しをして本当に良かった!!!
これがほどほどに教科書のある高学年だと重たい荷物が増える増える!ソースは絶賛荷造り中の私です。

当時は未成年で公的な手続きはなかったものの、あまりにもやることが多すぎて頭がパンクしかけた私は、スマホのメモにやることをリスト化し、親に抜けがないかを確認させ、それを1つ1つこなしていきました。

当時のメモの1部



ただですね、ここでほとんどの気力を注いでしまった私は1年生にして勉強に対する怠惰を発揮してしまいました。
講義の出席点や課題点を評価してもらうために、欠席や課題の未提出は全くありませんでしたが、引っ越しで初めて親元を離れたこともあり完全に浮かれポンチになってしまい、予習復習は怠るようになりました。
結果として、人生初の再試験をなんと4科目も取ってしまいました!!!やーばいですね!!!
この惨敗さの理由は己の怠惰と明確であるので、必死に教科書や配布資料の問題、テストの過去問と本試験の勉強をしなおし、無事にフル単で2年生を迎えることができました。

また、並行して自動車の免許も取得しましたが、時間のとれる1年の時に取っておいてよかったと思っています。私は学科試験と相性がとてつもなく悪く、お恥ずかしながら1度で合格することができず苦戦しました。また、技能のみきわめが学業を優先、期末テストを跨ぐ形になってしまったため運転技術が落ちてしまい、パスするのにこれまた時間を有してしまいました。

というわけで1年生で私が学んだことは以下の通りです。

・友達は作っておくと吉、SNSを有効に使おう
・試験の過去問はもらえるだけもらっておこう
・急な出来事に対応できるように、履修要覧などの資料は読み込んでおこう
・頼れる大人にはたくさん頼ろう
・やることが多すぎる時はリストにして1つ1つを確実にこなそう
・自動車学校みたいに時間かかるものは低学年のうちに通おう
・自動車学校の講習はテストが影響しない、時間がまとまって取れる時に進めよう
・時間は取れるから遊ぼう!でも勉強はちゃんとしよう

我ながらコロナ禍にいたとは思えないなかなかに濃い1年生でしたね。次回書く予定である2年生編が味気なくなるのではないか心配になってしまいますが、こんな感じで4年間書いていこうと思います。


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