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León Gallery, Makati, Manila、レオンギャラリー、マニラ

León Galleryは、2010年に設立されたアートギャラリー・オークションハウス。Makati市のLegazpi Villageに二つのギャラリーがあります。歴史的に重要なフィリピン美術作品を中心に幅広い美術品を扱っています。定期的にオークションを開催しており、写真は2020年9月に開催されたThe Magnificient September Auction 2020。オークション前の1週間は、下見用に無料で作品を見ることができます。

ギャラリーは2部屋に分かれており、片方の部屋にオークション会場が設営されています。壁にオークションの作品が飾られています。

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Ang Kiukoku(1931-2005)の作品。フィリピンナショナルアーティストの称号を得ています。右の作品は「Rooster」、左の作品は「Jesus Falls Down the Third Time」。

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いろいろな様式の作品があります。Annie Cabigting(1971~)の「Composition in Black and White (Painting 1)」。

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もう一つの部屋には所狭しと多くの作品がおかれています。オンラインでもオークションカタログを見ることができますが、実物とは違うのでしょう。

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赤い抽象画は、Arturo Luz(1926-2021)の「Celebration: Variation on the Juggler Theme」。Arturo Luzもフィリピンナショナルアーティスト。

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Mark Justiniani(1966~)の「Tila」。

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Oscar Zalameda(1930 - 2010)の「Lavandera」。動きがあり、色合いが美しい。

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フィリピンの巨匠の作品だけでなく、現代アートもあり、絵画以外にも古い家具、彫刻、古地図、スペイン植民地時代の置物などバラエティに富んでいます。

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バックが黄色の作品は、Charlie Co(1960~)の「Secret Agent」。ユニークな構図。右奥には宗教的な置物が見えます。

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Adeste Deguilmo(1965~)の「Untitled (Sugal)」。カードに興じる人々の雰囲気がよいです。

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一つ一つの作品をじっくりと見ていると時間がいくらあっても足りません。

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2020年9月訪問。




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