Riders Republic トリックバトルについて

ぷげらん。

大前提

トリックバトルの勝敗は個人の力でどうにかなるものではありません。
野良でプレイする限り勝敗は概ね運ゲーと理解した方が良いでしょう。

トリックバトルの基本ルール

  • 自チーム（青）と敵チーム（赤）に分かれる。

  • トリックを成功させるとチームスコアに加算される。

  • 5分間でより多くスコアを稼いだチームが勝利する。

  • 各エリアごとにモジュールが設置されており、モジュールを踏んでトリックを成功させるとモジュールがチームカラー（青）に染まる。

  • エリア内のモジュールをすべてチームカラー（青）に染めるとエリアキャプチャー状態となり、該当エリア内での自チームのトリックに一定時間5倍ボーナスがつく。（超重要）

勝ちパターンを分析する

トリックバトルをプレイすると圧勝か圧敗のどちらかが非常に多く、ギリギリのスコア差という勝負は殆ど発生しないと思う。

主な原因はスコアを稼ぎ易いエリアが基本的にマップに1つしかなく、そこを抑えたチームがスコアを一気に稼げるため。
根本的にレベルデザインが悪いのだ。

執筆時点でプレイ可能なトリックバトルのエリアはABYSSとHIGHTOWER CASTLEの2択でスコアを稼げるエリアはそれぞれ下記の通り。

ABYSS
HIGHTOWER CASTLE

基本的にこれ以外のエリアを抑えても大抵の場合勝てない。

理由の1つは該当エリアのキャプチャーが他のエリアに比べて異常に簡単だからである。
特にこのゲームを初めたばかりだとレールグラインドが苦手、という方はかなり多いのではなかろうか。筆者も☆7000まで遊んだが未だに苦手です。

上記の勝ちエリアはどちらもレールが1本しか存在せず、またレールの乗り方も比較的容易。
レールが苦手でも積極的にキャプチャー合戦に参加しやすい良エリアと言える。

他はレール本数が多い、そもそもレールへの乗り方が難しいというエリアが大半。
そうなってくるとレールを苦手とするプレイヤーがキャプチャー合戦に参加し辛く、キャプチャーの発生頻度が下がる。
キャプチャーすればポイント5倍キャンペーンが始まるのでより早く、より多くエリアキャプチャーできるかどうかは勝敗に直結する。

このため大前提として上記の勝ちエリアを抑えられるか、抑え続けられるかがトリックバトルの勝敗に大きく影響する。

もう1点、どちらの勝ちエリアもクォーターパイプによるループ構成を比較的組み易いという点もスコア稼ぎに有利と言えるだろう。
特にHIGHTOWER CASTLEは顕著で、クォーターパイプが左右に並んでいる実質ハーフパイプのスコア稼ぎ場所がある。
減速せずにパイプを交互に飛びトリックを決め続ければ勝利は手堅い。

以上を踏まえ、筆者の考える王道勝ちパターンは勝ちエリアを相手チームより多くのメンバーで抑えにかかり、5倍キャンペーンが始まったらパイプでスコアを稼ぐ。ただそれだけ。
現環境のトリックバトルで勝つには、勝ちエリアを抑え続けられるかどうかが全てと考えている。
勝ちエリアを抑え続ければ圧勝、敵チームに抑えられ続ければ圧敗。
大抵の場合このどちらかに収束する。

エリアキャプチャーのコツ

モジュールの色変えはトリックを決めてスコアが確定した瞬間に発生するのでキャプチャー目的の場合はあまり高く飛ばずに低いジャンプでトリックを決め早々に着地してスコアを確定させるのが良い。
レールも長々と載り続けずに早々に降りてスコアを確定させる。

例外的に敵チームと同じモジュールで飛んでいる場合は色変えは後勝ちなので敢えて高く飛んで相手より遅く着地するという手もある。

マップをよく見て自チームのプレイヤーと動きをズラす、敵チームのプレイヤーを追跡するのも重要。
味方が色変えしたモジュールは後追いしても意味はないが、敵が色変えしたモジュールは追っかけて自チームカラーに染め直す必要がある。

勝ちエリアは一筆書きで周回し易い構造をしているので効率良く走る事もできるが未だ自分のチームカラーでないモジュール、これから敵チームカラーになるモジュールを踏むように動くことで更に効率良くキャプチャーできる。

例外的な勝ちパターン

お互いのチームが勝ちエリアを抑えようと動いた場合、勝ちエリアをお互いにキャプチャーできずスコアに大差が付かない膠着状態に陥るケースが稀にある。
この場合、うまく機能したチームが勝つだろう。

  • 勝ちエリアに３～４人が残り膠着状態を維持しつつ、残りのメンバーが別エリアをキャプチャーしてスコアを稼ぐ。

  • 勝ちエリアで膠着状態を維持しつつ、可能な限り高スコアのトリックを決め続ける。

このケースは僅差の勝負となり、かなり熱い戦いを楽しめる。
が、このようなケースは野良プレイの場合は稀だろう。

野良プレイではチームメンバーとの意思疎通ができないため、勝ちエリア以外でキャプチャーが発生した際にチームメンバーがスコア稼ぎに流れてしまい勝ちエリアの膠着を維持できず負ける可能性は捨てきれない。
「膠着状態を維持して僅差で勝つ」というゲーム思考を求められるが、そもそも意思疎通もできないのにそんなこと出来ない。

勝つために必要なもの

トリックバトルの勝敗に拘るのであれば、パーティを組む事をオススメする。
パーティを組んでいる状態でマルチプレイを行う場合、パーティのプレイヤー全員が同じセッションに放り込まれることになるがトリックバトルの場合はパーティを組んだメンバー全員が同じチームに組み込まれるようだ。（自分ではやった事ないので未確認）

パーティを組めばゲーム内のVCも使えるし、フレンドならdiscordのような通話アプリを使う事でも意思疎通ができる。
意思疎通ができれば基本的にはパーティメンバー全員で勝ちエリアを抑えにかかり、膠着した場合は一部のメンバーがスコアを出稼ぎに行く等の柔軟な対応も取り易いだろう。

野良でも勝ちたい

最善を尽くすしかないものの、いくつかの理由から野良でトリックバトルで勝つのは難しいと言わざるを得ない。

基本的には勝ちエリアを抑えに動き、最低でも膠着状態を作る事を目的とすると良いだろう。
たまにチームメンバーも同じ勝ちパターンを狙って行動するプレイヤーがいるため、勝ちエリアを抑えて勝てることもある。

それでも勝率は良くて50%、悪ければ一度も勝てないという事もあり得ない訳ではない。それが野良プレイ。
例えば、自チームは野良、敵チームはパーティだったりすると・・・どうなるかは考えるまでもない。

勿論、パーティが紛れているかは明確には判別できないものの、やたら勝ちエリアへの意識が強いチームは３人以上のパーティが紛れ込んでいる可能性が高いだろう。

逆の勝ちパターンとしてはフルメンバーでないパーティ側に自分が紛れ込むケースもあるだろう。
自チームが統率の取れた動きをする場合はこの可能性が考えられる。

野良プレイの場合トリックバトルの勝敗はパーティが自チームに絡むか敵チームに絡むか、全く絡まないか、概ね運ゲーと言えるだろう。

野良で勝てないもう1つの理由

そもそもすべてのプレイヤーが勝ちたくてトリックバトルをやっている訳ではない、というのが根本の問題だろう。

スポンサー契約やウィークリーのために参加させられているプレイヤーの方が圧倒的に大多数なんじゃなかろうか。最近は筆者もその一人です。一応チームが勝てるようには動いてはいるものの、どうしようもない時はどうしようもない。

また、スポンサー契約ではトリックバトル中にレールグラインドでスコアを稼げだのモジュールを一定数色変えしろだの一々お題がついてくる事が多い。
お題をこなそうと思うと勝ちエリアでは難しい事が多く、勝ちエリア以外にプレイヤーが流れる原因となりがち。
筆者も勝敗の大勢が決まった辺りからお題を優先しています。

が、それはプレイヤーが悪いのではなくトリックバトルに参加させるモチベーションのデザインでチームを分断するように作った開発側が悪い。

まとめ

  • トリックバトルは勝ちエリアが決まっている。勝ちたいのであれば勝ちエリアを抑えるように動こう。

  • トリックバトルに勝ちたいのであればパーティを組もう。

  • トリックバトルに野良で参加する場合は勝敗以外の目的を満たす事を前提とした方が精神衛生上良い。

  • トリックバトルに勝てないのはゲームデザインが悪いので貴方は悪くない。チームメンバーも悪くない。

ゲームデザインなんとかならねぇの？

個人の感想、意見であり特に意味はありません。

  1. 野良VSパーティが発生しないようにマッチングを調整する
    →マッチング完了しないこと請け合い

  2. パーティを別のチームに均等に割り当てる
    →一方のチームを勝たせようとするキングメイカーがありそう

  3. 野良プレイヤーにスコアボーナスをつける
    →キャプチャーボーナスと勝負させるのは難しいか

  4. 勝ちエリア以外にも勝てるエリアを作る
    →今更アセット弄れないだろう

  5. エリア毎のスコアボーナス倍率を可変にする
    →難易度差に関わらず一律ボーナス5倍なのがおかしいとは思う

  6. 同一エリアを連続してキャプチャーできないようにする
    →意思疎通できるパーティ有利になるだけか

野良でパーティに勝てる勝ち筋があるべきだとは思うし、勝ちエリアを抑えるだけが全てというゲーム性もなんとかした方が良いようには思う。

いずれにせよ今のトリックバトルは「くぅ～負けた！次は勝つぞ～もう1回！」という気持ちになるようなゲーム性はしてないと思う。

将来の話

このゲームはシーズン制をとっており、現在のシーズン1終了後は当然シーズン2が待ち構えている。
シーズン毎に新しいゲームモードが追加されるが、シーズン2では詳細なルールは不明ながら新しいチーム戦のゲームモードの追加が予定されている。
トリックバトルと同様、パーティを組んだ場合同じチームに割り振られるのであればパーティ有利なのは変わらず。

勝敗に拘らず楽しめるゲームになると良いですね！

宣伝とか

ウィークリー更新明けの毎週木曜日の夜20時頃からRiders Republicの配信をtwitchで垂れ流しています。

配信開始時には #RidersRepublic #ライダーズリパブリック でツイートもしています。木曜以外もたまに流してます。
この後？メンテやるようなので例のライブイベントあるなら明日辺りは配信回すかな？

スポンサー契約とウィークリー消化して終わるだけになりつつありますが、もしこのゲームをパーティ組んで遊びたい！という方がいらっしゃいましたらコメント欄やtwitterでご連絡頂ければ対応いたします。
クロスプレイ有効であれば他機種ともパーティ組めるはずです。


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