Grim Dawn[v1.1.9.5]魂刃シールドブレイカーの一応解説

挨拶

どーも。隙あらばGrim Dawnやってる男、ぷげらんです。
最近遊んでいた魂刃シールドブレイカーについてなんやかんや、考えたことについてログをまとめておこうと思います。
正直言って大した戦果は挙げられなかったので特にオススメはしません。

ビルド検討時点でプレイ時間100時間程度の初心者があーだこーだ考えてそれなりの形にはまとまったので、どういう風にビルドを考えたのか、という部分がこれからGrim Dawnを始める方向けに何らかの参考になったりならなかったりするんじゃないかと。

ビルドガイドとしては平文なのでかなり読み辛いかと思います。
構成などパッと見るにはこちらのGrim Toolsをご参考に。

ビルド検討のスタート地点

別キャラクターで遊んでいる時にたまたま手に入ったレジェンダリー武器、神話級 魂刃を使って正義の熱情をブンブンしてぇ・・・!というところからビルド検討開始。

正義の熱情の火炎フラットには倍率が載っている

メイン攻撃手段として正義の熱情を使う都合クラスはオースキーパーが確定
魂刃のスキル変化で正義の熱情の出力が火炎一本になるので火炎ダメージの出力強化に役立つサブクラスが欲しいところ。
今回の戦法は正義の熱情でのフェイスタンク(足を止めて敵と向かい合っての殴り合い)となるため、欲しい要素の噛み合いが良さそうだったデモリッショニストを選択
こうして魂刃シールドブレイカーの育成計画が始まったのだ。

スキル振り/実際使った感想

最初に考えたのはスキル振り。
事前にGrim Toolsのビルドカルキュレータを使って全体のざっくりした配分を検討。
検討時点での評価と実際に使用してからの感想もここに含めます。

オースキーパー

装備全体で全スキルレベル+4

正義の熱情
今回のメイン火力。通常代替攻撃なので通常の武器攻撃(素殴り)の代わりにブンブン振っていける。
diablo3のバーバリアンのフレンジーのように敵を殴るとチャージが溜まり火力が向上する性質を持つ。と言いたいところだが正しくは6チャージ貯めないと100%の性能を発揮しないという性質を持つ。
スキルレベルを上げる事で最大チャージ数が増え、7チャージからは火力にボーナス倍率が掛かるようになる。
最大チャージ数はLv24以降の9チャージ(火力120%)が限界。このためLv24以上に上げておきたいと考えた
正義の熱情はそもそもLv16までしか上げられず、Lv24に到達するには装備の補正によってスキルレベルをブーストする必要がある。このため、正義の熱情のレベル補正がついているアイテムは装備候補としての優先度が高くなる。
最終的にはメイン火力なので最大のLv26まで上がるように調整している。

神聖化
正義の熱情のチャージが存在する限り攻撃速度、防御能力、装甲強化のバフを得られるようになる派生スキル。
構築時点ではあまり重要視していなかったものの、耐久力を稼ぐための重要度が非常に高かったため最終的にはスキルポイントを最大まで振り込んだ。

応報
正義の熱情の報復ダメージを追加、物理損傷、火炎ダメージ補正により与ダメージを強化する派生スキル。
報復ビルド等では重要度高いスキルだと思うが火炎ダメージ補正も低く、今回は然程の重要度はなさそう。
それなりにスキルポイントを振り込んだがここはもっと削っても良さそう。

ヴィールズマイト
地点指定で突進攻撃を行うスキル。敵を貫通して移動する効果があるためもっぱら移動用に使われている。
戦闘中でも足元にDoT床を置かれた時の緊急退避にも。
移動用なので1振りで十分。(装備でオースキーパーの全スキルに+4のレベル補正がつくので1振りでも最低Lv5になる)

テクトニックシフト
ヴィールズマイトのクールダウン短縮と移動距離を強化する派生スキル。
移動性能強化のため1振り。

サモンガーディアンオブエンピリオン
共に戦ってくれるエンピリオンのしもべを召喚するスキル。
序盤のメイン火力。このスキルを最速で覚えるためにマスタリーバーを32まで振り込み取得。スキル取得まではコンポーネントスキルだけでなんとかしていた。その後はこのスキルを最大まで上げて戦闘はエンピリオンのしもべ任せという戦法でキャラクターLv40まで進めていました。
その後も暫くはエンピリオンのしもべの火力に期待していたが、キャラクターLv40から徐々にメイン火力を正義の熱情へ切り替えていき最終的に他のスキルにポイントを回すため1までスキルレベルを下げた。

セレスチャルプレゼンス
サモンガーディアンオブエンピリオンに耐性下げのオーラを追加する派生スキル。
耐性B下げなのでスキルポイントを最大まで振り込んだ。

美徳の存在
主に攻撃性能を強化するトグルスキル(解除まで常駐する永続バフ)
エナジー再生能力を強化してくれる点も評価している。
エナジー消費が意外と激しかったのでスキルポイントを最大まで振り込んでいるがここは削っても良いかも。

安息所
美徳の存在に最大ヘルス増加、治癒効果向上といった耐久周りの効果を追加する派生スキル。
最大ヘルスの増加は割合なので影響度が大きい。タンクをするならヘルスも回復量も大いに越したことないのでもっと振り込んでも良いかも。

𠮟責
美徳の存在に物理フラットを追加する派生スキル。
物理フラットは正義の熱情に加算され、魂刃のスキル変化により100%火炎ダメージへ変換されるので喜んで積んでいる。
反射ダメージ削減、ヘルス減少耐性を稼げるのもえらいと思うのでスキルポイントを最大まで振り込んでいる。

神の信任
クリティカルダメージ補正、火炎/燃焼ダメージ補正、減速耐性目的で取得した排他スキル。
排他スキルは複数取得可能だが同時に1つしかアクティブにできないという制約がある分強めに調整されている。
減速耐性は結構稼ぎ辛いのでスキルポイントを最大まで振り込んでいる。

アセンション
一時的なバフスキル。クールダウンが長く常用はできないがダメージ吸収や全ダメージバフで火力と耐久を底上げしてくれる。
スキルポイントを最大まで振り込んでいるが多少削っても良いのかも。

決意明瞭
アセンションに攻撃能力の割合強化と諸々の耐性を追加する派生スキル。
攻撃能力の割合強化が嬉しいがレベル辺り1%ずつしか上がらないのでどこまで振るか悩みどころ。とりあえずの1振りだがもう少しスキルポイントを振り込んでも良いかも。

セーフガード
盾装備時に物理フラット、実数装甲、全ダメージへのバフを得られるパッシブスキル。
今回はオフハンドに盾装備の予定かつ無駄になる効果もないためスキルポイントを最大まで振り込んでいる。

レジリエンス
体力が一定を下回った場合に一時的に耐久能力をブーストする悪あがき用のパッシブスキル。
無くても良いけどちょっとはあった方が・・・ということで1振り。

デモリッショニスト

装備全体で全スキルレベル+3

テルミットマイン
デモリッショニストを選択した理由その1。
火を噴く地雷を設置し、接触している敵のエレメンタル耐性を下げる。(B下げなので重複可能)
サモンガーディアンオブエンピリオンのセレスチャルプレゼンスも同じ役割だがテルミットマインは設置型のため敵を追従してくれない。
今回はフェイスタンクなので敵の位置を固定し易く、耐性下げの効果を遺憾なく発揮してくれるだろう、ということでスキルポイントを最大まで振り込んでいる。
育成中はMI品のマーティンズクレストの補正込みで補助火力としてもかなり良い仕事をしてくれた。

ヴィンディクティヴフレイム
デモリッショニストを選択した理由その2。
トグルバフで、期待している効果は総合速度増加とヘルス再生。
総合速度はキャラクターの移動速度と攻撃速度を同時に上げてくれる。正義の熱情は攻撃速度を上げることで秒間攻撃回数が上がる。つまりDPSが上がる。手早くチャージを溜める必要もあるので攻撃速度は重要度が高い。
ヘルス再生も耐久面の補助として欲しかったので丁度良く、スキルポイントを最大まで振り込んでいる。

フレイムタッチ
トグルバフで、期待している効果は火炎フラット、火炎/燃焼ダメージ補正、攻撃能力。
火力アップに必要なパラメータが揃っているのでスキルポイントを最大まで振り込んでいる。

テンパー
フレイムタッチに物理フラット、防御能力を追加する派生スキル。
当初はあまり重要視していなかったが耐久力確保のために想定よりは多めに振り込んでいる。

ブラストシールド
体力が一定を下回った場合に一時的に耐久能力をブーストする悪あがき用のパッシブスキル。
レジリエンスと被ってはいるがこちらはダメージ吸収が主な目的。
役割の被ったスキルを他にも星座スキルで取得するためとりあえずの1振り。

ブラックウォーターカクテル
当初想定にはなかったが最終的に重要度が高くなったため採用したスキル。
元々、星座スキルのアサイン先としてヴィールズマイト+ボルカニックマイトを利用していたが思った以上にボルカニックマイトを当てるのが大変だったのでより使い易い星座スキルのアサイン先として採用。
星座スキルのアサイン先以上の意味はないため1振り。

ハイポウテンシー
ブラックウォーターカクテルにクールダウンを追加する代わりに、持続時間と攻撃半径を増加し敵の攻撃速度を減速させる効果を追加する派生スキル。
ブラックウォーターカクテルは素の状態であればクールダウンなしで連射可能だが、クールダウンが追加されることでアサインした星座スキルの発動確率が底上げされる。
更にクールダウンが追加されることで基本的に正義の熱情で攻撃し、クールダウンごとにブラックウォーターカクテルを投げる、という運用が可能になるため取得。

デーモンファイア
ブラックウォーターカクテルに敵が出力するダメージを割合で減少させるデバフを追加する派生スキル。
星座スキルのアサイン先としてブラックウォーターカクテルを取得した時点では採用予定はなかったものの、耐久面の強化の一環として取得。
1振りしか出来ていないがダメージ減少の効果は一定ありそうなのでもっと振り込んでも良さそう。

スキル取得順(一例)

最初のクラスはオースキーパーを選択しサモンガーディアンオブエンピリオンを取得するまではスキルポイントはすべてマスタリーLvに投資する。
マスタリーLv32まで上げたらサモンガーディアンオブエンピリオンをカンストするまで全振りする。以降の戦闘はエンピリオンのしもべ任せ。

サモンガーディアンオブエンピリオンを取得するまではキャラクターLv5から使用可能なアクティブスキル付きのコンポーネント(焦熱の残り火・チルド スチール等)を活用する。
キャラクターLv15からは更に強力なアクティブスキル付きのコンポーネント(フリントコア ボルト・デスチル ボルト)を利用できる。

注意点としてはLv15のコンポーネントは遠隔武器や詠唱用オフハンドにしかつけられない。
フランシス ガンを利用する場合はLv5コンポーネントをフランシス ガンではなく盾の方につけておくと良い。コンポーネントを剥がす機能は初期段階では利用できないため、銃につけてしまうとLv15コンポーネントの付け先として別の装備が必要になってしまう。
フランシス ガンを利用する場合は火炎属性があっているので焦熱の残り火とフリントコア ボルトを使っていくのが良さそう。

サモンガーディアンオブエンピリオンをカンストさせた後は移動用にヴィールズマイトとテクトニックシフトに1振りする。
星座スキルの進行に応じてアサイン先のスキルを適宜取得(とりあえず1振り)しつつ、可能な限りマスタリーバーを目標レベルまで完成させておくのが良いと思う。
キャラクターLv50以降はレベルアップ時に貰えるスキルポイントが3から2に減り、その辺りからマスタリーレベルを上げようとすると思った以上に上がらなくて割と困るため。
オースキーパーはLv50、デモリッショニストはLv32が目標ライン。

目標ラインを達成したら、正義の熱情関連以外のスキルを振っていくのが良いだろう。
正義の熱情はLv40以降、育成用装備のサービターズ クリーバーを入手してからでないと強く使っていけないのでそれまでは我慢した。
サモンガーディアンオブエンピリオンからスキルポイントを回収できるのでスキルポイントは使い切ってしまって問題なかった。

初期育成ではサモンガーディアンオブエンピリオンの代わりにデモリッショニストのテルミットマインを使うパターンも考えられる。
デモリッショニストLv32までは同じだが、こちらは最終的にスキルポイントを回収しなくて良い、Act2でマーティンズ クレストを入手すれば火力が大幅に向上する等の利点がある。

星座取得計画

上記のスキル取得計画を元に、星座の取得計画を考えた。
星座スキルを取得するに当たって、アサイン先のスキルをどうするか?という問題があるため先にキャラクターのスキルとして何を使うかを決めてから星座の取得計画を立てるのが良さそうに思う。

星座は最終的にティア3星座を何か1つは取りたい・・・と思いつつ、良さそうな星座として盲目の賢人とウルズインの松明を候補に挙げてビルドカルキュレータをポチポチすること6時間。
最終的に属性変換も考慮してウルズインの松明を取得するルートを選択。

最終形態

並びは計画通りの取得順。

フィーンド
星座スキル、赤緑の親和性のために取得。微量ながら火炎ダメージ補正もあり噛み合い良し。
クールダウンが短く、召喚物に設定した場合はDoTがスタックするということなのでアサイン先はサモンガーディアンオブエンピリオンを選択。


星座スキル、青の親和性目的で取得。若干だが耐久力への補正があるのも嬉しい。
フェイスタンクなのでバリアはいくらあっても困らない。アサイン先はトグルスキル。
アサイン先がトグルスキルとなる星座スキルは合計4種取得する。本体が取得するトグルスキルも4種なので、アイテムスキルにアサインしておいた星座スキルがアイテムを外したことでついうっかりアサイン先がなくなっていた・・・ということもないのでご安心だ。

ビヒモス
星座スキル、赤緑の親和性目的で取得。ヘルス強化、ヘルス再生もナイス。
アサイン先はトグルスキル。

毒蛇
エレメンタル耐性減少、青赤の親和性目的で取得。
この耐性減少は武器ダメージ経由でしか適用されないが正義の熱情には武器ダメージ成分が含まれるので特に問題なし。

死者のチャリオット
星座スキル、赤緑の親和性目的で取得。
アサイン先はトグルスキル。

天門の守護者ハイリアン
星座スキル、紫の親和性目的で取得。エレメンタルダメージ補正と装甲強化も入ってるので結構バランス良いような星座とは思う。
ただ星座スキルは正直仕事してるのかよく解らない。
アサイン先はトグルスキル。

ローワンの王冠
星座スキル、緑紫の親和性目的で取得。星座スキルのエレメンタル耐性下げが重要。A下げなので他で賄えるのであれば不要だがキャパシティの都合これが一番効率が良さそう。
アサイン先はテルミットマイン。

羽根ペン
緑紫の親和性目的で取得。エレメンタルダメージ補正も無駄にはならない。

ソレイルの魔剣
星座スキル、赤緑の親和性目的で取得。星座スキルの火炎B下げを評価。
アサイン先はブラックウォーターカクテル。

岐路(緑)
緑親和性確保のために取得。

ウルズインの松明
星座スキル目的で取得。
星座スキルに含まれる物理成分はグローバル物理->火炎変換を50%程積んでいるのである程度は火炎として出力できるという点で今回のビルドでは盲目の賢人より優れていると判断。
アサイン先は正義の熱情。

取得順序

途中で取得する親和性を一時的に確保する星座から可能な限り素早く祈祷ポイントを回収して本来取得したい星座を早めに完成できるように順序を考えた。

  1. 岐路(赤)>フィーンド >岐路(黄)>亀

  2. 【削除】岐路(黄)

  3.  岐路(緑)>岐路(青)>ビヒモス

  4. 【削除】岐路(赤、緑)

  5. 毒蛇

  6. 【削除】岐路(青)

  7. 岐路(紫)>梟>死者のチャリオット>天門の守護者ハイリアン

  8. 【削除】岐路(紫)

  9. ローワンの王冠>羽根ペン

  10. 【削除】梟

  11. ソレイルの魔剣>岐路(緑)>ウルズインの松明

耐性減少

B:セレスチャルプレゼンス(エレメンタル29%)
B:テルミットマイン(エレメンタル35%)
B:エルドリッチファイア(火炎23%)
最初に減算される(火炎87%)

C:毒蛇(エレメンタル20%)
Bの減算後に割合でかかる

A:エレメンタルストーム(エレメンタル32%)
B,Cの計算後に減算

育成装備候補

肝心の魂刃は装備レベル94なのでそこまでどうレベリングするか?という問題がある。
再序盤の育成ではサモンガーディアンオブエンピリオンに頼るため、バートホーレムズガベルを入手してエンピリオンの召喚数を増やす、というのもアリだが、今回は育成段階から正義の熱情でフェイスタンクするスタイルを試したかったのでMI品で乗り切ることに。

武器のサービターズ クリーバーは魂刃と非常に似た性質を持っており、ADCtHが付いてない、基礎性能の攻撃速度の上限が低い以外は遜色ない。
代わりに燃焼ダメージが付くので火力面では若干上回るかもしれない。
MI品はドロップする敵レベルに応じて装備可能レベルに振れ幅があり、下限がLv40からだったのでLv40になったタイミング(ノーマルAct4辺り)で確保に向かった。
ドロップする敵はクトーニアンの大型の虫系。Act6のローンウォッチ~モーンデイル辺りにちょろちょろと生息しているがこの辺りは生息数がかなり少ない。モーンデイルから入れる燃え殻の荒地とその先にある正気の縁のボス、闇の執事 ルナール'ヴァルゴスも大型虫系なのでドロップする。
生息数が多いのはAct5のラストダンジョン、侘しい荒地・虚無の縁辺り。こちらはAct5を進めないと入れないので一先ずはローンウォッチリフトからマルマス方面へ向かう中で探すことになる。
基本的に繋ぎの武器なのでAffixを厳選する必要は特になし。ただ、ヴォイドタッチのように物理を火炎以外の属性に変換してしまうものは避けた方が良い。両方マジックだがシーリング+オブスコーチング辺りでOK。
装備可能レベルが高い方が武器本体の性能が上がるため、プレイヤーレベルに応じて適宜更新できると尚良い。

育成用装備としてはAct2のクロンリーの隠れ家にいるマネーバッグマーティンがドロップするマーティンズ クレストはテルミットマインの火力をかなり上げてくれたので中々役に立った。
スキル変化は装備レベルに依存せず固定なため、最初に手に入れたものを最後まで使い倒した。

MI品の中でも育成~最終装備までこなせると思うのがベイン'ガルゴスズ シャード。フレイムタッチに火炎フラットと物理耐性を追加する盾で、グローバル物理->火炎変換もついている。
ドロップ敵はベイン'ガルゴス。争いの平原>見捨てられた荒地>オブシディアンの玉座のど真ん中に存在する。
当初想定していた最終装備のエピック盾 神話級フレイムブレイカーが手に入らなかったので代わりにこちらを最終装備として採用。

育成段階ではサービターズクリーバー、マーティンズクレストは固定で他の装備はより良いものに順次入れ替え。
入れ替えの基準は属性耐性を稼げて装甲が変に減らない防具であること。
ノーマルでもAct3、4辺りからは属性耐性を意識した方が良い。
火炎やエレメンタルダメージ補正はあればより良いがマストではない。
経験則上Act4辺りからは属性耐性を意識しないと即死祭りになって先に進めない、あるいは進むのがしんどくなってやる気を損なう原因になりがち。
ダメージ補正よりは属性耐性や装甲を稼ぐ方が良いだろう。

属性耐性は低レベルでも使える優良コンポーネント(シルクスワッチ、抗毒膏薬、聖化した骨)を活用すると楽になる。

MI品にはスキル変化により該当スキルをかなり強力に使えるものがあるので、育成段階ではそれらを活用できると戦闘が楽になり、装備選択が楽しくなる。

最終装備

・武器:神話級 魂刃
これが使いたかったのだ。スキル変化を活用して火炎に寄せた正義の熱情で滅多切りにする。
ADCtHをこれ一本でそこそこ稼げるのでフェイスタンクとしてやっていくのに丁度良さそう。
コンポーネントは魔法のフリントでグローバル物理->火炎変換を更に稼ぎつつトグルスキルで火炎ダメージを更に強化。
増強剤は火炎フラット、ダメージ倍率、攻撃能力を買って太陽の輝き(ホームステッド)

・盾:ベイン'ガルゴスズ シャード
当初計画では神話級 フレイムブレイカーを使う予定だったが手に入らなかったので代替として採用。
MI品なのでAffixによるブレ幅あり。今回採用したのはストーンハイド(物理耐性、防御能力、気絶時間短縮)+オブ ワイルドファイア(正義の熱情レベル補正)で中々良い性能のダブルレアだと思う。
コンポーネントは武器と同じく魔法のフリント。武器と同じトグルスキルが追加されるが、これは武器のものとは別個として扱うので武器側と盾側で両方同時に起動可能。バフについては効果も重複するので2つ分の効果を得られる。
増強剤も武器と同じく太陽の輝き。

・頭:神話級 シャドウスパーク フード
オースキーパーとデモリッショニストの全スキル+1の補正を高く評価。
コンポーネントは聖なる板金。
増強剤は不足する耐性を補強。

・アミュレット:神話級 アラーズラのルビー
オースキーパーとデモリッショニストの全スキル+1の補正を高く評価。
更に正義の熱情へのレベル補正とグローバル物理->火炎変換もありエピックながらマッチした性能をしていると思う。
コンポーネントは汚染した心臓。
増強剤は安定と信頼のアルケイナムダスト(マルマス)

・リング:ガルガボルズ リング
2つともこれを採用。正義の熱情への高いレベル補正を評価。
正義の熱情は限界付近までスキルレベルを上げたいので+3補正を持つこのリングの意義は大きい。リングなしで正義の熱情Lv26を達成しているのであれば2つ装備することでスキルポイントが6ポイントも浮く。
浮いたスキルポイントを他のスキルに回すことで総合能力を更に高められる。
MI品だがドロップ対象のガルガボルはAct5のローグライクダンジョンのボスであり難易度アルティメットではかなり強力(1敗)
キャラクターレベル100であれば難易度エリートでもLv94のリングをドロップしたのでそちらでファーミングする方が良いかも。
Affixは攻撃能力・防御能力を重視しつつ有用なプロパティがあったものを採用。更なる良品を求めて掘りの余地はあるがローグライクダンジョンはスケルトンキーを消費するのもあって妥協。
コンポーネントは血まみれのクリスタル。
増強剤は安定と信頼のアルケイナムダスト。

・腕:神話級 イグナファーのガントレット
正義の熱情へのレベル補正とスキル変化を評価。
コンポーネントは安らぎ無き遺骸。
増強剤は不足する耐性を補強。

・ベルト:ガーゴイル ガードル
MI品でAct7最終ダンジョンに出現するガーゴイルからのドロップ。
ガーゴイルは生息数が少ないため掘るのはややしんどく、Act7最終ダンジョンに入場するにはクエストを最後まで進める必要がある。
オースキーパーの全スキル+1を評価。
Affixは同じく攻撃能力・防御能力を重視。耐性周りも毒酸耐性が不足していたので丁度良かったものを採用。
コンポーネントはウグデンボーグの革。
増強剤は耐性が足りていたので防御能力目当てでドリーグの兆し(ドリーグ教団)
これに限らず、耐性が足りている場合はドリーグの兆しをとりあえずつけています。

・レリック:平穏
全スキル+1を高く評価。
他に適したレリックも特になさそうだったので消極的採用。
地味にイーサー耐性が不足気味だったのでその点は助かる。

ここまでの装備はほぼ固定と思うが、これ以降の装備に関しては組み合わせ次第で変更の余地はあると思う。

・体:神話級 幻影の覆い
CC耐性(気絶・凍結・石化など、プレイヤーキャラクターが行動不能になる状態異常への耐性)を重要視する時期があり、その時に採用したもの。
エレメンタルダメージ補正と本体の攻撃能力、トグルスキルによる防御能力とかなり良い性能だったのでそのまま最終装備として採用。
コンポーネントは巨人の板金。
増強剤は不足する耐性を補強。

・パンツ:神話級 武勇のレッグプレート
防御能力を重要視する時期があり、その時に採用したもの。
物理耐性と美徳の存在へのスキル補正も嬉しい。
コンポーネントは鱗で覆われた皮。
増強剤は不足する耐性を補強。

・肩:神話級 ブレーズボーン マント
CC耐性を重要視する時期があり、その時に採用したもの。
火炎ダメージ補正もあっているのでそのまま最終装備として採用。
コンポーネントは聖なる板金。
増強剤は不足する耐性を補強。

・ブーツ:神話級 ウィルムスケイル フットガード
CC耐性を重要視する時期があり、その時に採用したもの。
攻撃能力、防御能力もついており火炎ダメージ補正、テルミットマインへのレベル補正も嬉しい。
コンポーネントはモグドロゲンの標章。
増強剤はドリーグの兆し。

・メダル:イクリックス スケイル
耐久力を重要視する時期があり、装甲強化が標準でついているため採用。
なんで氷属性のメダルつけてるんですか?ってなると思われるが攻撃能力、防御能力も稼ぎたかったのでAffixを厳選したが今回採用しているもの以上に良いものがなかった。
ちょっと謎があり、Affix込みで装甲強化+15%のものを装備するより素の性能だけで装甲強化+10%のものを装備する方が何故か表記の装甲が高くなる現象が発生している。素の性能とAffixの性能が混ざると何かおかしくなってしまうんだろうか。
コンポーネントは汚染した心臓。
増強剤はラッシュ系のスキルで所有する中では一番良い奴。

目標とした戦闘能力のライン

ガルガボルズ リングをファーミングするために難易度アルティメットのガルガボルを単独で撃破できるだけの能力は欲しいと思った。(他の手持ちのキャラクターでは撃破できるか不明)

要求スペックはこの辺り

  • -30%程度の耐性減少デバフがあるため属性耐性は+30%程度超過させる

  • クリティカル対策に防御能力2800程度

  • 物理ダメージ軽減のために装甲2500~2800程度

これ以外にもCC耐性もある程度は積みたく、攻撃面についても攻撃能力3000程度を目標とした。

これらの要求スペックを可能な限り満たす、或いは超過するように手持ちの装備を選定していった結果が上記の最終装備になります。
MI品は粘れば攻撃能力・防御能力をまとめて稼げるので基本的なスペックがあっているのであればMI品の採用も十分考えられる。

CC耐性を積みたい理由

基本的な回復メカニズムをADCtHに頼っているため、CC効果を受けて攻撃できない状態に陥るとヘルスを回復できなくなってしまう。
この状態を避けるためにCC耐性も多めに振っておきたい。

戦闘結果

すべて難易度アルティメットでの話となります。
シャッタードレルム外のネメシスは悪評いってるのがほぼなく、ガルガボル通いの時にたまたま遭遇したクパカブラのみ撃破。

シャッタードレルム
60までは(死にながら)クリア。シャッタードガーディアンセットという目標は達成できたのでOK。
死因は雑な立ち回りが9割だったので慎重に立ち回ればノーデスでもいけたかも。脳死吶喊フェイスタンクをやめろって話だな。

ガルガボル
1敗->撃破。ファーミング対象のため真っ先にこいつを倒せるスペックを求めた結果。
実際にはスぺックよりも亀裂攻撃の真上で戦い続けたというのが敗因ではあったようにも思うが。
ガルガボルに敗北したことで防御能力、装甲強化の重要性に気付けたのでこのシールドブレイカーが強くなれたのはこいつのお陰と言っても過言ではない。

ラシャルガ, ザ マッド クイーン
隠しクエストの隠された道の途中に居る隠しボス。別に戦わなくてもクエストラインをクリアしてスキルポイントを貰えるがそうとは知らずに挑んで敗北を喫していた。
ガルガボルを撃破するスペック(最終装備)まで強化することで無難に撃破。リベンジできて良かった。

ローカー
隠しクエストのボス。ローカーセット欲しさに挑戦。
ローヤルゼリー系のバフアイテムを全使用で安定して撃破。バフアイテムなしだと撃破出来る時もあるが負ける時もある、という感じ。
足を止めて殴り合いたいのにチョロチョロ動かれて面倒だった。
ローカーセットがセットアイテム変換対象外だったので1セット揃うまで8戦ほど。

魂のラヴァジャー
指折りの強さを持つスーパーボス。なんとなくで挑戦し敗北
敵のADCtHでガンガン回復され、まったくダメージを与えられない。
こちらの耐久も簡単に超えられてしまうのとフェイスタンクが通用する気がしないので1戦やっただけで無理と判断。
特に欲しいドロップアイテムもなかったので早々に諦め。

箱男
隠しクエストのボス。なんとなくで挑戦し敗北
箱を避けながら本体を殴るのが難しく、フェイスタンクしようにも定点での戦闘を出来そうになかった。
特に欲しいドロップアイテムもなかったので早々に諦め。

キャラガドラは忘れてたけど、多分ダメそうなのでスルー。

最後に

期待通りの戦闘スタイルでゲームでき、目標ラインだったガルガボル・ローカーの撃破とシャッタードレルム60に通用するスペックを出せたので十分満足できた。
今回のビルドは参考になるような元ビルドを特に探さず、魂刃を使いたいという動機のみで一から組み上げたので結構愛着はある。

耐久力強化の際に色々調べていたがサブクラスをデモリッショニストではなくインクィジターにして懲戒のオーラやインクィジターシールを使うのも中々良さそう。
配信外で育成しています。

一旦このキャラクターは目標点に辿り着いたので、今後は最初に作ったけどなんやかんやうまくいかなくて放置していたウォーロードの育成を再始動するく所存。
下記の twitch 配信で進めていく予定なのでお暇であればどうぞ。


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