【S34ダブル7位】エース物理トリトドン
こんにちは、普段は こちら で活動(?)しています
新ルールで目新しめの構築を組めて楽しかったので、備忘録的な記事を書きます。
構築経緯
構築を考える経緯が楽しかったし参考にもなると思ってるので、構築に関係ないことも若干冗長に書いてるかも。
ザマゼンタ構築ver1
配信や実際に対戦をしてみた中で、ザマゼンタが気になったので使ってみることに。個人的に達成したかったのは、以下のような要素
コーチングからの攻撃だけではなく、詰めのルートも取ることが可能
ガオガエンに邪魔されにくそうな並び
要素を達成するために、カイオーガを物理型で採用。ダイアース、ダイスチルを有効活用できるようにムゲンダイナやキュワワーを採用。
ガオガエンも結局なんとなく強そうな雰囲気になっていた頃だったので採用し、相手の構築にカイオーガがいても出せるようにきあいのタスキを使用して最速にしてみた。イベルタルはトリックルーム対策の枠として入った。
ガオガエンに邪魔されたくないので、ザシアンは不採用
基本的には先発ザマゼンタガオガエン、裏カイオーガムゲンダイナで使っていました。この構築を使ってわかったことは
ザマゼンタ+ガオガエンの先発は強い。場を作った上でコーチングを行う動きが良い。裏の受けるポケモンの硬さ、食べ残しによる受けも強い。場合によってはガオガエンでダイマックスすることもできる。相手の育て方次第でカイオーガやグラードンの上から捨て台詞を打てる点も優秀で、特性の発動順で事前に判定することが可能。
物理カイオーガは悪くない。バークアウトやひかりのかべを貫通できる
ムゲンダイナは強いが、回復するか、攻撃するかの択が難しい
キュワワーは流石に選出する暇がない
イベルタルはあまり出さないが、モロバレルがいたら出したいので抜きにくい
グラードンに対しては若干詰めにくい
ということを考えながら構築を変更
ランドロスの採用
グラードンを意識してランドロスを採用。若干ガオガエンが出されやすくなったけど、出してこない人もいるくらいな感じに
ムゲンダイナにどくどくを採用。この変更はかなり良かった。択が発生しやすいタイミングで、とりあえずどくどくを選択することが中間択や安定択になることが多く、安定性が大幅に向上した
ここまで構築を試した上で、ある程度は強くなった感じはしたけど上位を目指すためにもう少し改善が必要だと感じました。特に、カイオーガは弱くはないがやはり初見殺し的な強みが大きい点は気になってしまいました。
とりあえず、構築に満足はしていなかったのでどこかしらの枠を変更することを考えました。
最強ムーブ「コーチング+ダイアース」
ずっと対戦をした中で思ったのは、ザマゼンタのコーチング+ダイアースが最強レベルなのではないかということ。(使用時点の環境では)
コーチングで味方のダイマックスポケモンが強くなる上、ザマゼンタの耐久が高くなり手を出すことが非常に難しくなります。1体でも残数を削ることができれば、押しきれなかったとしてもムゲンダイナで勝利できることが多いです。
この動きが強いことはランドロスを採用することによって気づくことができたのかもしれないです。また、あまり使ってはいなかったのですが、カイオーガのダイアースも打つことができればかなり強い場面に遭遇することが多かったです(晴れ下でザシアンに打つなど)。
トリトドンの採用
ダイアースが強いことがわかったので、基本選出のカイオーガを変更することを考えました。カイオーガを使う上で不満に思っていたのは相手のカイオーガを削りにくく、地味に困る点です。かみなりやでんじはで泣くことも多かった。
新しいアタッカーに求める要素は、
カイオーガに強い
物理アタッカーに見えにくい(ガオガエンが嫌)
鋼抵抗(きょじゅうざんが嫌)
じこさいせいがあると強い
というわけでトリトドンを使ってみることに。通常、ダイアースを使うポケモンとして挙げられるグラードンとは違う強みを複数持っています。トリトドンのこうげきの種族値は高くないですが、カイオーガと17しか変わらないという理由で受け入れることができました。むしろダイアースを打つための火力が上がった点が良かったです。
実際に使ってみると、トリトドンを止められるポケモンがとても少なく、かなり強かったです。物理カイオーガが初見殺し的な強さだったのに対して、物理トリトドンは普通に強かったです。ゴリランダーが全くいない点も、かなり大きかったように感じています。この構築で一旦満足できたので、最終日付近で使用し続けることにしました。
個別紹介
ザマゼンタ
多分普通の構成です
ガオガエン
最速も悪くなかったです
アタッカーとして使用したいなら、悪技を入れても良いかもしれません
トリトドン
ザシアンやカイオーガへの打点を考えて、攻撃は下げられなかったです。
一時期やわらかいすなを試していて、ザシアンやカイオーガを倒せる確率がかなり高まりますが、たべのこしが強かったので元に戻さざるを得なかったです。やわらかいすなも悪くない気がします
ムゲンダイナ
一応とくこうも高めで使ってました。すばやさはそこまでいらないと思うけど、リザードン抜きでも良いかも。ザシアンに対してTODすることもあるので、ぶつりぼうぎょを高めにしています。
特性プレッシャーなので、相手の大技の使用回数(ブリザードランスなど)を意識します。
ランドロス
こうげきは+1ダイアースでザマゼンタを倒せるまで上げました
物理ポケモンに対して出すことが多かったので、ぶつりぼうぎょを高めに
スカーフカイオーガやバドレックスを考えると、すばやさは削れませんでした
イベルタル
あまり選出しなかったので、十分考察できず育て方は結構適当です
選出
基本選出
トリトドンはカイオーガ意識である点が大きいですが、相手の構築にカイオーガがいないほうが少ないので、これが基本選出になっています
対ザマゼンタ
相手のザマゼンタを早めに処理しないと止まらなくなるので、ランドロスを出します
他に考えることは以下のような感じです
カイオーガがいなければ、トリトドンの優先度はかなり下がる
イベルタルはモロバレルの対策がメイン
ムゲンダイナは引き先としても優秀なのでなるべく出したい
相手も硬めの構築なら、トリトドンとムゲンダイナでTOD
ちなみに、相手のリザードンは無理です。
カイオーガをトリトドンに変更したら無理になりました。
対戦動画
あとがき
イベルタルをザシアンに変えたら、剣盾最後ぽさがあふれる良い構築になったのでレンタルを出しておきます!!!