毒キノコになりたい。
病気になると、病気以外のことで気苦労する。
正しい医療情報だけが出回れば、偽医療に引っかかる人がいなくなるという考え方には全く同意しかねます。
誰だって医療機関で病気を発見するわけですから、まず病院にかかっているはずです。
そこで何らかの不和や不信感があって、玉石混淆のネットの情報を探したりするわけですよね。
病院で提供される「医療」というものは、ほぼ医師と患者だけになる結構な密室で、普段熱心に勉強していらっしゃる医療者の方々でも、「患者のため」という名目のもと、相当に出鱈目なコミュニケーションが行われていても不思議はないんですよね。
密室(に近い状態)で行われるサービスというのは、たとえ完全な善意を持つものがいたとしても危険だと認識するわけです。
「偽医療があって偽の医療情報があるから引っかかる人がいる」のではなくて、まず「医療サービスに相応の不信感を抱かせる理由や構造」があって、その隙間に偽の医療行為や情報というものが(ある意味必然的に)生まれてくるのだと思います。
触発された思考のメモとして。
写真は娘(5)が発見したオオシロカラカサタケ?(googleレンズによる)。