らいすき会 #6
本日の題材。ポニーテールとシュシュ(歌・AKB48/作詞・秋元康)。
今回の題材は、文章というより歌詞。
らいすき会の中でも話して、そうだなと思ったけど、歌詞を深く考えてみたいアーティストもいれば、歌詞の内容にかかわらず、容姿や表現とか表情を見たり、なんとなくリズムで覚えちゃうような感じのパターンがあるなと。
いわゆるアイドルは、もちろん歌詞も大事だけど、それよりも、もっとそのアイドル達自身がかわいく、踊る姿で元気をもらえるとか、そんなことの方が重要だったりするのかなと。
最近のアーティストは、英語をうまくいれたり、韻を踏むのが上手すぎて、ちゃんと歌詞をみないと、あ、こういう歌詞だったのね?と思うことが多い。耳だけだと滑らかすぎて拾えない。
今回のこのAKB48の歌詞をちゃんと見たのは初めてで、当時、誰かしらがカラオケなんかで入れて歌っていた気もするけど、これ、現実の話じゃなくて、主人公(?)の男の子の妄想だったのね!という気づき。
既に付き合っていて、波打ち際で楽しくはしゃいでるのかなと思いきや、教室の斜め前にいる女の子を見ながら妄想してるという話だった・・・
著者の三宅香帆さんも言う通り、「夢だったんかーーい!」。
つまりは、実際よりもよく書いておいて、でも現実はこうだけどね、みたいな書き方や、実際より悪く書いておきながら、本当はめっちゃよかったりするギャップを設定することで、いい意味での裏切りが起こる文章。
<てっきりそうだと思い込まされていたけど、実は全然違ったオチ>の破壊力は抜群との言葉通り。
今回は、らいすき会のメンバーで、こういう文章から書こうと決めて描いてみる試みを。
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友達とランチをしている。
いつもと同じ場所、いつものメンバーで待ち合わせをして、いつものお店に行く。
何も特別なことではなく、空いている席に通され、少し迷いながらもなんだかんだ同じメニューをオーダーする。
食べ物が届くまでの間も、他愛ない話をする。
そして、いつも通りランチを食べ、食後のコーヒーを飲む。
そこまではいつも通りだった。
コーヒーを飲んでいると、急に店内が暗くなり、店員さんがデコレーションされたデザートプレートを運んでいる。
そこには「Marry Me?」と書かれている。
え?
と、私はドキドキしていた。
そんな思いをよそに、その店員さんは私達のテーブルを通り過ぎ、奥のテーブルへ運んだのだった。
そこで急に現実の自分に引き戻された。
私に向けられた言葉だったらよかった。
そんな思いが頭をよぎりながらも、私はぐっと飲み込んで、向かいに座る友達に
「おめでとう。幸せになってね。」と言った。
その友達である”彼”は、来月結婚する。
その報告のための、最後のランチなのだ。
いつも通りの"友達"とのランチは今日でおしまい。
友達だと思っていたのは彼だけで、私にとってはずっと好きな人だった。
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なんかわからなくなったけど、とりあえずおしまい!笑
ちなみに、情景としては、二人きりではなく、学生の頃からの友達グループでのランチ!
ギャップは生まれてない気がする←
でも、みんなが同じ始まりから書いてみるのはいいかも!おもしろい!
次回も楽しみ!